仮名日記

ネタと雑感

やすいはなし(豚の賭)

2007年02月28日 | 生活
 某雑貨店の化粧品売り場に上掲のポスターが貼ってありました。コーセーのファシオという化粧品ブランドの宣伝用であるらしい。「絶滅」とは言葉がどぎついが、「パンダ目(め)」が生物学上の分類の「目(もく)」と懸かっているのだろう。たしかにパンダは絶滅が危惧されているし、よくできたコピーだと思う。もっともパンダはネコ目で、パンダ目という分類は存在しないようだけれど。
 ところで、そのポスターの真横に倖田來未の顔写真をアップにしたポスターが貼ってあったのは店員のウケ狙いかと思ったが、同じコーセーのヴィセというブランドの宣伝に彼女が起用されているのでした。
 なるほど、世の女性が彼女を手本にして化粧をすれば必然的にマスカラとかアイライナーとかを大量に消費せざるを得ない。そうなれば商品が売れて売れて笑いが止まらないことだろう。そのうえ、彼女の顔を見れば商品の力がどれほど凄いかが一目瞭然であり、どんなナチュラルメイクの信奉者も折伏されてしまうこと請け合いだ。
 実に的確な人選と言うべきですが、そこには彼女への悪意が働いているような気がしてならない。客寄せパンダとして利用しつつ、側面から「パンダ目、絶滅」と呪詛を投げつけるのだから、これはコーセーの倖田來未に対する相当に手の込んだいやがらせではないだろうか。
 このような陰湿かつ公然たるいじめ行為をこれ以上つづけさせないため、コーセーにはファシオとヴィセの広告を即刻とりやめるよう強く訴えたい。そして、いわれのない苦痛を受けた倖田來未には、「顔を洗って出直してこい」と温かく親身な励ましの言葉を贈ろうと思う。


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