仮名日記

ネタと雑感

2月27日(日)のつぶやき

2011年02月28日 | Twitter
00:31 from web
「GUNKAN crossing」@軍艦マンションを観に行った。とにかく屋上に登るだけで価値がある。予想以上に軍艦っぽいから。ウルトラセブンに出てきた軍艦ロボット アイアンロックスを思い出した。 http://www.realrole.jp/gunkan/
01:02 from web
映画『ソーシャル・ネットワーク』を観た。観ている間は面白くて引き込まれるのだが、見終わった後に何ともモヤモヤしたものが残る不思議な作品。 http://www.socialnetwork-movie.jp/
01:05 from web
映画『ソーシャル・ネットワーク』 スッキリしないのは、作中の争いが曖昧な形で決着がつけられるせいもあろうが、最大の原因は、主人公の人となりが最後までよく判らないことにあるのだろう。
01:08 from web
映画『ソーシャル・ネットワーク』 ほとんどの最後の方で、あなたはこんな人よね、と解き明かすような台詞があるが、それが本当の正解と言われても、もう一つピンと来ない。
01:14 from web
映画『ソーシャル・ネットワーク』 こちらの見落としや読み違いもあるのだろうが、作り手が意図して判りにくくしている部分もあると思われる。この男は、こういうモヤッとさせる人間で、理解されない・共感されないのが彼の宿命という結論。映画の感触が即ち主人公の感触ということになる。
01:22 from web
映画『ソーシャル・ネットワーク』 映画の冒頭の会話から、この主人公には好意の持ちようがないな、と思わせられる。「既存の体制に挑戦して成功をつかもうとする若者」とくれば、応援したくなるはずなのだが、彼の言動がその心情を妨げる。
01:32 from web
映画『ソーシャル・ネットワーク』 一方で、まったくの悪人であるとか、倫理観が欠落しているとは思えない言葉を口にすることもある。彼が、明確な悪事を働いたことは示されないので、どう判断すべきか混乱をさせられる。
01:42 from web
映画『ソーシャル・ネットワーク』 全世界で広く用いられているコミュニケーションのツールが、コミュニケーションを上手く取れない人物によって生み出されたことは皮肉だ。さらに皮肉なのは、その創設者が、望んだ相手とのコミュニケーションを最後まで果たせないということ。この流れは判りやすい。
02:03 from web
映画『ソーシャル・ネットワーク』 ちょっと了解できないのは、主人公が、ただひとり執着を残す相手が、そんなに魅力的とは思えないこと。物語の途中で、主人公のオタクっぽさを嘲笑したりするのが、明らかに感じ悪い。そのため、主人公が執着する理由が判らなくなる。
23:43 from web
映画『フード・インク』を観た。巨大企業が農畜産物の生産・加工・流通を牛耳ったことにより、食品の安全が脅かされている実態を描く食育映画。 http://www.cinemacafe.net/official/foodinc/
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2月25日(金)のつぶやき

2011年02月26日 | Twitter
01:23 from web
映画『エル・トポ』を観た。いろいろ訳の判らないことが起こるが、動きがあるので、退屈は感じない。もうちょっと説明をしてくれればいいのに、とは思った。 http://www.el-topo.jp/
01:34 from web
リアルで「『バカめ』と言ってやれ」を使ってみたところ、ネタであることが通じず、とんでもない暴言を吐く人と思われてしまったの巻。
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2月24日(木)のつぶやき

2011年02月25日 | Twitter
00:18 from web
映画『グリーン・ホーネット』を観た。主人公の、筋金入りで揺るぎないボンクラぶりに目を瞠る。とてつもなく楽天的で、ほとんど悩みがない。 http://www.greenhornet.jp/
00:26 from web
映画『グリーン・ホーネット』 「悪を装った正義」というややこしい立場に身を置きながら、何も考えずに元気いっぱいでいられる能天気ぶりが、クリスチャン・ベールのバットマンなどを通過した後では、逆に恐ろしい。
00:45 from web
映画『グリーン・ホーネット』 「正義とは、悪とは」と悩むのは、正義の価値を信じ、模索しているからこそだ。裏付けもなく、人々に正義と認識されてもいないのに、「我是正義也」と確信していられるさまは、かつてのヒーローたちが戯画化された姿であり、正義の価値を根本から揺るがしかねない。
01:05 from web
映画『グリーン・ホーネット』 ボンクラ主人公の最大の悩みは、助手のカトーの方が自分よりはるかに有能であること。この点も、かつてのヒーローと助手との関係性の戯画化となっている。
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2月20日(日)のつぶやき

2011年02月21日 | Twitter
01:06 from web
映画『その街のこども』を観た。派手でもないし豪華でもないが、心の中に大事に置いておきたくなる佳作。題材は阪神淡路大震災だが、運命の不条理にいかに人間のは抗すべきかという普遍的な問いへと辿り着く。 http://sonomachi.com/
01:15 from web
映画『その街のこども』 実際の映像が使われている半ドキュメンタリー。演劇である箇所も、演技のリアルさに映像の粗さがあいまって、ドキュメントのような息苦しさを覚える。
01:31 from web
映画『その街のこども』 取り扱う事象の大きさ・深刻さから、メッセージを前面に押し出したくなりそうなところ、抑制の利いた描写により、広く受け容れやすい作品になっている。
12:39 from web
映画『その街のこども』 出来事としては、こどもの頃に震災にあった若い男女が偶然出会い、神戸の街を夜中に歩いて別れる、というだけ。それだけの間に、二人の過去と心情をこまやかに描き出す脚本・演出が見事だ。
12:42 from web
映画『その街のこども』 終盤に重要な人物が登場するが、彼と主人公たちとが会話するシーンはほとんどない。こうした抑え方が、映画としての品格とスムーズさにつながっている。
12:53 from web
映画『その街のこども』 主人公二人のキャスティングも絶妙で、体温低そうで屈折を抱えた男を、不思議ちゃんの強引さで巻き込んでいく女、という構図に良くはまっている。演じた二人が実際に震災を体験していることを差し引いても、リアルな演技が素晴らしい。
13:08 from web
映画『その街のこども』 結末もスマートで、二人の選択が別れることにより、将来に開かれた印象が残る。個人的な注目ポイントとしては、劇伴音楽(作曲は大友良英)の演奏者に「ナスノミツル」の名前があったこと。
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2月19日(土)のつぶやき

2011年02月20日 | Twitter
17:22 from Echofon
ブリヂストン美術館の「なぜ、これが傑作なの?」展へ。解釈によっては刺激的なタイトルだが、単にいい絵が並べられた、いたって普通の展覧会。一部の絵に長めの解説が付けられているだけ。 http://bit.ly/fvauHh
17:55 from web
国立新美術館の「シュルレアリスム展」へ。キーワードによって作品群をまとめ、運動の歴史を丹念に辿る展示。アンドレ・マッソンの作品が要所に配され、運動の発展における重要性が密かに示されているようだった。 http://www.sur2011.jp/
18:03 from web
【シュルレアリスム展@国立新美術館】 絵画だけでなく映像作品もいくつか上映されていた。『アンダルシアの犬』冒頭の「水晶体ぶりーん」は、大画面で観るとさすがにひくね。
18:20 from web
【シュルレアリスム展@国立新美術館】 最後の展示室には「最後のきらめき」というタイトルが付けられていたが、これでは、一つのスタイルが終了してしまったように見える。シュルレアリスムの概念が、現代の表現における基礎としてすでに一般化していることを示してもよかったのではないか。
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2月14日(月)のつぶやき

2011年02月15日 | Twitter
00:08 from Echofon
横浜美術館の高嶺格「とおくてよくみえない」展を観た。行ってから気付いたが(まぬけ)、『鹿児島エスペラント』や『ベイビー・インサドン』など、この人の作品はけっこう見ているのだった。 http://bit.ly/fNXdum
00:18 from web
【とおくてよくみえない】 『ベイビー・インサドン』や、パレスチナの活動家の主張を延々撮影した映像作品(タイトルを忘れた)など、文字・言葉を使った作品が印象に残った。伝達することの困難さ・多義性を強く意識している作家のように思う。
00:24 from web
【とおくてよくみえない】 最初の展示室に、布を使った作品が解説付きで並べられていた。どうも面白くないものばかりで、なんかおかしいなと思ったら、要するにレディ・メイドなのだった。騙された、っていうかちょっと説明不足ではないかしらん。
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