仮名日記

ネタと雑感

11月29日(火)のつぶやき

2011年11月30日 | Twitter
00:35 from web
サントリー美術館の『南蛮美術の光と影』展に行ってきた。これがとても面白い。桃山時代の人々が西洋と出会い、どのように受容し、消化し、誤解したか。キリシタン弾圧という一種のカタストロフを経て、そのインパクトがどのように収束していったか。 http://t.co/8LHXgR1d
00:47 from web
『南蛮美術の光と影』展 中世らしい猥雑さが楽しい。ブラジルの人喰い人種などが描かれた『万国人物図屏風』や、間違って聖人画として扱われてしまったらしい俗人の肖像画、宗教的なイメージとして仏教的な意匠がちりばめられた南蛮寺など。
01:00 from web
山種美術館の『ザ・ベスト・オブ山種コレクション』(前期)に行ってきた。「江戸絵画から近代日本画へ」という内容なので、明治における西洋からのインパクトが底流にあるのだけれど、こちらは『南蛮美術の光と影』と違い端正だ。 http://t.co/JCOhj4wg
01:09 from web
『ザ・ベスト・オブ山種コレクション』 中世と近代では、作品の質が違うのは当たり前だし、展示の方向性がまるで違うということもあるだろう。しかし、端正さの陰で切り捨てられたものがあったのではないか、とも思う。
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11月28日(月)のつぶやき

2011年11月29日 | Twitter
01:17 from web
映画『マネーボール』を観た。水準以上の出来で、裏側に心理の動きが見える会話のシーンの緊迫感が秀逸なのだけれど、もう一つピリッとしない。 http://t.co/xtxws0bE
01:24 from web
映画『マネーボール』 主人公は貧乏球団のGMで、独自の方法論に基づいて勝利に必要な選手を集め、チームを立て直そうとするが、当初はまったく勝てない。それがある時点から快進撃を始めるのだけれど、その転機が何だったのか、重要なはずなのになぜか明確に語られていない。
01:29 from web
映画『マネーボール』 主人公が迷ったときに、彼の娘の歌によって啓示を与えられる、というシーンを二度もやるのは鈍くさい。おまけに、二度目の場面でこの歌に付けられた日本語字幕が説明的すぎて興が醒める。
01:34 from web
映画『インモータルズ』を観た。『300』の二匹目の泥鰌を狙った作品なのだろうが、ギリシャの神様がほいほい出てくるので、さらに荒唐無稽なアクションが繰り広げられる。 http://t.co/CoxpZaXk
01:36 from web
映画『インモータルズ』 アクションシーンは力が入るし、人体破壊描写も凄まじい。一方で、人物たちの描写はおざなりで薄い。主人公は大仰に怒ったり悲しんだりするが、物語が進んでも魅力がちっとも深まっていかないのが困ったところだ。
01:44 from web
映画『インモータルズ』 主人公は神々の加護を受けた男で、ピンチの度に神が現れて助けてくれる。その理由は、彼が邪悪な侵略者と戦うから、というのだけれど、人間同士の小競り合い如きにいちいち関わろうとする時点で神様らしくなく、単に甘やかしているだけに見える。
01:49 from web
映画『インモータルズ』 侵略者の王を精いっぱい極悪非道に描くのだが、これまた何をしたいのか判らない男で、説得力がない。演ずるミッキー・ロークのヨゴレっぷりは潔いけれど。
01:53 from web
映画『インモータルズ』 主人公に対する甘やかしは、『300』にもあった「ギリシャ」対「蛮族」=「正義」対「悪」という図式化と並行している。この西洋至上主義の甘ったれと思い上がりがちょっと不快だった。
01:58 from web
映画『インモータルズ』 ギリシャの神様が登場するたびに、「戦いの神 アレス」という調子でいちいちテロップが入る。テレ東の洋画劇場のようであり、珍作感がいや増されて可笑しかった。
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11月27日(日)のつぶやき

2011年11月28日 | Twitter
01:44 from web
鳥肌実全国時局講演会@横浜市開港記念会館、どうも以前ほどの勢いがなかった。妄想企画ネタも、短めのものを多発するようになっていて、中爆発に留まった感じ。真面目に語ってしまう場面も増えたような気がする。
02:03 from web
11/26のアルタードステイツ超歌謡祭@新宿ピットイン、むちゃくちゃ楽しかった。リハをしていない曲は、その場で方向性を決めるのだが、ムチャぶりでも何とかしてしまう足腰の強さに感動した。例えば、松任谷由実の曲をツェッペリンの「移民の歌」風で、との発案が即座にばっちり決まる。凄すぎ。
02:13 from web
町山智浩さんがラジオで、リンドバーグの子息誘拐事件で逮捕され死刑になった「犯人」が、実は冤罪だったと考えられている、という話をしていた。とすれば、真犯人は誰か、という疑問が出てくるのだけれど、それはリンドバーグ本人だった、という説がある。 http://t.co/AZT5dgl5
02:19 from web
【リンドバーグ子息誘拐事件】 大西洋無着陸飛行の英雄リンドバーグは、非常に悪質ないたずらが好きな人物で、妻を驚かすために息子の狂言誘拐を仕組んだが、手違いで息子を死なせてしまった。今さら冗談だったと言えないので、本当に誘拐されたことにしたというのである。
02:26 from web
【リンドバーグ子息誘拐事件】 捜査陣は、「英雄」リンドバーグに疑いを向けることができず、一方で、世間の注目を受けている事件を迷宮入りにすることは面子に関わるため、むりやりに「犯人」を仕立ててしまったではないか、と考えられている。
02:42 from web
【リンドバーグ子息誘拐事件】 この事件は、アガサ・クリスティの小説で、映画にもなった『オリエント急行殺人事件』のモデルとされている。小説(映画)の中でも、誘拐の真犯人は、誘拐されたこどもの父親だったと考えたなら、印象はまったく違ってくる。つまりはポワロ以下バカばっかりってこと。
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11月21日(月)のつぶやき

2011年11月22日 | Twitter
00:03 from web
映画『ミッション:8ミニッツ』を観た。過去の爆破テロ事件の被害者の体に精神だけ入り込み、爆発までの8分のあいだに犯人の手掛かりを見つけることを命じられた男の物語。 http://t.co/p5cSNb6B
00:15 from web
映画『ミッション:8ミニッツ』 主人公は死の前の8分間を何度となく繰り返させられる。彼は繰り返し殺され続ける男であり、自暴自棄になって当然の状況に置かれるが、それでも希望を見出そうとする姿が胸に迫る。
00:21 from web
映画『ミッション:8ミニッツ』 人物の造型・描写が的確で説得力がある。システムの開発者の、尊大で無神経で偽善的な俗物ぶりが、いかにも、ああいうことを平気でやりそうな人に見える。
00:29 from web
映画『ミッション:8ミニッツ』 テロの犯人像も、主人公の対極にある存在として設定されており、あれ以外にはなかっただろうと思う。主人公と犯人との最後の対峙も、スマートで気持ち良かった。
00:33 from web
映画『ミッション:8ミニッツ』 最後のくだりは、いろいろと解釈できるように作られているのだろう。その前のストップモーションの段階で映画が終わってしまっていても十分に美しく、満足だったと思う。
00:38 from web
映画『ミッション:8ミニッツ』 いちばん印象に残ったのは、システムの仕組みが判明したあと、主人公の補佐役の女性が、システムの中核らしき金属の箱を痛ましげな表情で見やる場面。その中途半端な大きさに、「これはろくなことになってないぞ」と思ったら案の定だった。
00:44 from web
映画『アンダーグラウンド』を観た。第二次世界大戦から現代までのユーゴスラビアの歴史を、狂騒的な混沌と、ふてぶてしいユーモアとともに描いた怪作。 http://t.co/zKFl4yaS
00:52 from web
映画『アンダーグラウンド』 映画の始まりの時点の、ロマ風のブラスをバックに主人公の男二人が無茶をしてまわる様子から、この映画のリアリティーの度合いが知れるのだが、途中から一線を越え、明らかに妄想の中に突入する。ラスト付近での説明台詞から、それが誰の妄想か判る、と思うのだけれど。
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11月20日(日)のつぶやき

2011年11月21日 | Twitter
01:46 from web
結局「怪しいお米 セシウムさん」って現実になったじゃない。あのテロップを作った人は今どうしているのだろう。
01:56 from web
11/19の渋さ知らズ@三鷹公会堂、舞踏チームを含む大編成。大方の意見とは違うだろうが、椅子席でゆっくり観れたのが良かった。MCで、風船の龍を飛ばすつもりだったが、嘘か真か、倉庫に置いておいたら行方知れズになったとのこと。
02:05 from web
【11/19 渋さ知らズ@三鷹公会堂】 周辺住民と思しきご老人の男女4人が、開演当初から固まっていたのが可笑しかった。一人が終盤に手拍子をできるようになったぐらい。音楽を聴くにも、それなりにリテラシーが要るってこと。
23:20 from web (Re: @tokkun_com
冗談であって欲しかったです。>龍の行方知れズ RT @tokkun_com @kamei_diary ほんとなんです!
23:22 from web
明日(11/21)は、Salle Gaveau@新宿ピットイン。 http://t.co/U1g12otp
23:43 from web
映画『コンテイジョン』を観た。細菌感染パニック物の群像劇。様々な立場の人物たちが広範囲に動き、グローバルな視点が示されるのが良い。ちょっと短気な父親を演じたマット・デイモンの風貌にけっこう驚いた。 http://t.co/sg7ZKNyc
23:50 from web
映画『コンテイジョン』 主要人物たちのほとんどが、それぞれの信念によって行動していく高潔な人々であるなかで、ジュード・ロウのフリー記者を、結局はペテン師にしてしまったのが残念。陰謀論を垂れ流すにしても、それが彼なりの信念によるものとした方が怖さが増したのでは。
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11月16日(水)のつぶやき

2011年11月17日 | Twitter
01:31 from web
明日(11/16)は、Unbeltipo@横浜ストーミーマンデー。新曲はどうなっているかな。 http://t.co/eB43QCVk
01:41 from web
11/15のヒカシュー@STAR PINE'S CAFE、初演が2曲あった。『筆を振れ、彼方くん』と『夕方のイエス』。どちらも勢いのあるライブ映えのする曲。特に前者は終始テンションが高く、「次のアルバムの目玉」とのこと。
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