00:45 from web 8/20に、川崎市市民ミュージアムに行ってきた。実相寺昭雄特集上映のため。映画『帝都物語』、トークショー(嶋田久作・佐野史郎)、DVD作品『シルバー假面 第1話 はなやしき』 http://t.co/XkraKim 00:52 from web 映画『帝都物語』 久しぶりに観たが、詰め込みすぎで判りにくいのが難点。人物たちの心情・行動が理解しづらく、感情移入が阻まれる。結果として、最も丁寧に、エモーショナルに描かれているのが、東洋初のロボット[學天測]という不思議なことになっている。 00:59 from web トークショー(嶋田久作・佐野史郎) 進行役に映画監督の古林浩一氏。長年の友人同士だけに気さくな雰囲気で進んだ。久作が『帝都物語』の加藤保憲役に抜擢されたのは、小説を原案とした『ガラチア』という舞台に出演したからだと思っていたが、実際の事情は少し違ったらしい。 01:09 from web トークショー(嶋田久作・佐野史郎) そもそも『ガラチア』での 久作は加藤役ですらなかったし、映画の加藤役は、当初は違う俳優にオファーされていたとのこと。それを実相寺監督が断ってしまい、難航した挙げ句、林海象などの人脈で久作が浮上したとのこと。 01:22 from web トークショー(嶋田久作・佐野史郎) 最初の加藤保憲役の俳優は、実相寺監督に人物の内面がどうとかこうとかと頻りに質問したため、その手のことを訊かれるのも説明するのも苦手な監督が辞めさせたらしい。 01:33 from web トークショー(嶋田久作・佐野史郎) 『帝都物語』が映画初出演の久作に、実相寺監督がどう演技をつけていたのか興味があったが、他の俳優も含め、人物の心理についてはほとんど指導しなかったらしい。一方の久作も、監督に尋ねるのは歩く速さとか立ち止まる位置などばかりだったという。 01:53 from web DVD作品『シルバー假面』 これも久しぶりに観た。予算面・技術面での限界はありながらも、好きなものをあれこれ投入し、楽しんで作られている印象。凝りすぎのあまり、ときおり狐につままれたような思いもする。しかしその背後に、世界が崩れていくことへの強い危機感が裏打ちされているようだ。 by kamei_diary on Twitter
00:23 from web 映画『ピース』を観た。、高齢者や障害者の福祉に携わる夫婦と、彼らの訪問先、終末期医療を在宅で受けている老人の日常を静かに写したドキュメンタリー。 http://t.co/XNL61nO 00:40 from web 映画『ピース』 あまり派手なことは起きないが、なぜか劇的で、重苦しくはないが、容易に忘れがたい余韻が残る。まず、3人の人物が興味深く、かれらを追い続けたくなる。そして、かれらの日常や、周りの何気ない情景が、映画として切り取られることで、意味を持ってつながっていく。 01:21 from web 映画『ピース』 死期が近付きつつある老人が初めて過去を語る姿と、夫婦の家に寄り付いた猫たちの社会に起きる変化とが、「ピース」という言葉で結びつく。それぞれ別々に起きたことで、合理的なつながりはない。しかし、ドキュメンタリーといえども映画であれば、そこに意味を見出してよいのでは。 by kamei_diary on Twitter
02:46 from web 明日(8/21)は、KIKI BAND@横浜thumb's up http://t.co/4KsDvtF 03:01 from web ミュージック・マガジン2011年9月号に、中村とうようによる最後の「とうようズ・トーク」が載っていた。その最後の部分は読者にあてた遺書になっている。冷静に、淡々と、自死を決めたことが書かれていた。マンションを買ったとき、飛び降り自殺に向いていると思ったというくだりに寒気がした。 by kamei_diary on Twitter
14:31 from web ブーツィー・コリンズ@川崎クラブチッタに2日続けて行ってきた。セットリストは2日とも同じ。1日目も良かったが、2日目はさらに凄かった。ことにブーツィーのソロが。最後にブーツィーにハグをしてもらったので、ワシはもう体を洗わないぜ(ウソ)。 20:32 from web ブリヂストン美術館の『青木繁展-よみがえる神話と芸術』を観にいった。作品と書簡などで業績と生涯を辿るというオーソドックスな展示だが、死後に再評価されていく経過まで加わっていて、志を感じさせる。 http://t.co/Oubm0nx 20:56 from web 『青木繁展』 『海の幸』や『わだつみのいろこの宮』(両作品とも展示されていた)のイメージから、神話的世界を描く重厚な作家といったイメージだったが、意外にイラスト風の軽い小品を残していた。女性の髪をミュシャ風に描いた作品(絵付きのしおり)まであった。 21:06 from web 『青木繁展』 デッサンの描線や人物のポーズなどがむやみにスタイリッシュで、デザイナー的な才能を感じさせる。本人の目指すところとは違ったのだろうけれど、これも惜しむべき可能性だったと思う。 21:17 from web 『青木繁展』 あらためて『海の幸』を観ると、実に変な作品だ。人物の下絵の線やバランスを取るための縦横の線がそのまま残っていて、見ようによっては未完成とも思える。しかし、この粗さによって、原初性が表されるとともに、描線のスタイリッシュさが活かされているようだった。 21:51 from web 川崎市市民ミュージアムの『実相寺昭雄展』に行ってきた。数多くの自筆画や台本・小道具・舞台衣装のほか、多彩なコレクション(エロゲーのフィギュアが紛れ込んでいた)が展示されていて楽しい。 http://t.co/0EYjuAO 21:58 from web 『実相寺昭雄展』 展示室内にディスプレイでいくつか映像も流されていたし、小さめのスクリーンで上映もされていたが、映像をじっくり見せるのは映像ホールの特集上映に任しているようだった。 http://t.co/ASLc87E 22:12 from web 『実相寺昭雄展』 行ったのは8/13で、「ウルトラマン」制作に関わった、実相寺監督ゆかりの人々のトークショーから観た。特別ゲストにひし見ゆり子さん。ちょっととりとめなくなっていたが、貴重な話が聞けた。セブン12話を円谷プロはリマスターしているはず、とかね。 22:22 from web 『実相寺昭雄展』 トークショーの後、監督作のウルトラセブン第8話「狙われた街」とウルトラマンマックス第24話「狙われない街」の上映。「狙われない街」は「狙われた街」の数十年後という設定。コミカルになった分、寓話性も強くなった。社会への諦観と、「でも」警告せねばという意志を感じる。 23:44 from web 別のアカウントで不毛なことを始めてみた。 http://t.co/aHu7Jbh by kamei_diary on Twitter
01:58 from web 東海テレビの「セシウムさん」のテロップが誤って放送された問題。これをスタッフ・関係者みんなで「面白れー」「ウッシャッシャッシャッシャ」ってやってたのならダメだけど、元は一人の悪ふざけで、単にチェック体制が甘かったってことじゃないの?マスコミの体質批判につなげるのは無理筋でしょ。 02:06 from web 「セシウムさん」のテロップを作ったのはCG制作会社の社員。だとすれば、IT関係の企業の体質は斯くの如し、と批判したっていいわけだ。一人に責任が押し付けられているおそれもあるけれど、因果関係を無視したオカルトじみた批判は無益だと思う。 by kamei_diary on Twitter
00:18 from web 上野国立西洋美術館の『古代ギリシャ展』を観にいった。均整の取れた美しい肉体はすぐに飽きる。個性が表現されていたり、歪だったり、猥雑だったりした方が興味深い。 http://t.co/9cuDP6e 00:21 from web 『古代ギリシャ展』 ソクラテスの小さい像に「精神の美しさに引き替え肉体・容貌は…」のような解説が付されていたが、いかがなものだろう。当時の人々がその人の個性を写すことに価値を見出したんじゃないの? 00:27 from web 『古代ギリシャ展』 「個性の表現」で片付かないのが、低身長症者ふたりが格闘する様子を描いたモザイク画。どうやら当時の見世物だったらしく、現代の「小人プロレス」を観たときのような後味の悪さが時空を越えて襲ってくる。 00:54 from web 上野東京国立博物館の『空海と密教美術展』を観にいった。『古代ギリシャ展』からハシゴ。東西宗教対決がここでも繰り広げられているのだった。平日だったが、それでもなかなかの混雑ぶり。 http://t.co/ZPLZ872 01:22 from web 『空海と密教美術展』 あまり予備知識を入れずに、「大きい仏像が少なめかな」と思いつつ観てまわっていたら、最後に底抜けのド迫力の展示が用意されていて、テンションが上がった。密教は精緻な論理体系なのだけれど、縁無き衆生を理屈抜きに圧倒すべく造られていることが実感できる。 21:36 from web YouTubeで"roid rage"という言葉を知った。「ステロイドによる攻撃性」という意味らしい。そんな言葉ができるぐらいアメリカ人にとってステロイドは身近なものなのだろうか。 21:41 from web 『Roid Rage』という映画の予告編がこれ。かなりひどそうだ。ステロイドがどう関係しているのかは判らない。むしろ原発の影響で怪物が生まれるという時節柄たいそう不適切な内容のようだ。 http://t.co/ViPRxvd 22:20 from web 映像のアホらしさと音楽の能天気ぶりが癖になり、何度も見てしまう。『Sharktopus』予告編。2010年にサメの上半身にタコの下半身の怪物ですよ。ロジャー・コーマン健在なり。 http://t.co/hcSO7R2 by kamei_diary on Twitter