11月初旬に3日間ほど開かれました「和の万華鏡展」から代永正樹さんの万華鏡をご紹介します。市松模様のステンドガラスの細工がとても素敵で、「和の粋」を感じます。黒いステンドガラスに虹色の光沢ガラスを組み合せたもの、白いステンドガラスに真珠色の光沢ガラスを組み合わせたもの、いずれも細かく丁寧に作られており、はんだ使いもすばらしく、代永さんらしいアート表現です。
内部映像は偏光素材の細いオブジェクトを使って4ポイントの繊細な模様が展開します。ほのかで密やかな映像は、派手さや強さはないのですが、光を通したときに浮かび上がり、きらめく瞬間にこそ、作家さんの表現が込められていることがわかります。
この作品のほかに、漆の作家さんとのコラボレーションによる作品「幽玄」も展示されていました。日本の伝統工芸と万華鏡という組み合わせは、最近いろいろな形で実践されています。
内部映像は偏光素材の細いオブジェクトを使って4ポイントの繊細な模様が展開します。ほのかで密やかな映像は、派手さや強さはないのですが、光を通したときに浮かび上がり、きらめく瞬間にこそ、作家さんの表現が込められていることがわかります。
この作品のほかに、漆の作家さんとのコラボレーションによる作品「幽玄」も展示されていました。日本の伝統工芸と万華鏡という組み合わせは、最近いろいろな形で実践されています。