辻輝子さんの陶器に代永正樹さんのステンドガラスによるデザインを組み合わせて万華鏡に仕上げた作品です。白い清楚な筒に描かれた葡萄の自然な姿を生かし、その世界を壊さないようにステンドガラスによるオブジェクトチェンバーを創り上げました。大胆な造形でありながら、陶とガラスとの融合が自然な感じでなされていて、素晴らしいと思います。一つ一つの細かいガラスの色合いがどれも美しく、控えめな彩を添えています。
内部映像は代永さんの世界。30-60-90度の3ミラーシステムで、六角形の映像が繰り返して視野いっぱいに広がります。3ミラーシステムで一番面白いといわれる映像パターンです。外側の緻密なガラス片の組み合わせと同様に、内部映像にもその緻密さが感じられ、ブルーを基調に細かくてきれいな映像が展開します。
代永さんは、ステンドガラスの製作をしていた頃、フランスで出会った万華鏡に魅せられ、万華鏡製作を始められたそうですが、今では万華鏡を専門的に製作し、教室では、時間をかけてひとつの作品を創る、本格的な製作指導もしていらっしゃいます。
内部映像は代永さんの世界。30-60-90度の3ミラーシステムで、六角形の映像が繰り返して視野いっぱいに広がります。3ミラーシステムで一番面白いといわれる映像パターンです。外側の緻密なガラス片の組み合わせと同様に、内部映像にもその緻密さが感じられ、ブルーを基調に細かくてきれいな映像が展開します。
代永さんは、ステンドガラスの製作をしていた頃、フランスで出会った万華鏡に魅せられ、万華鏡製作を始められたそうですが、今では万華鏡を専門的に製作し、教室では、時間をかけてひとつの作品を創る、本格的な製作指導もしていらっしゃいます。