昭和少年漂流記

破壊、建設、発展と、大きく揺れ動いた昭和という時代。大きな波の中を漂流した少年たちの、いくつかの物語。

第一章:親父への旅 (集中再掲載 )   12.10か月後の再発。

2012年09月13日 | 日記
10か月後の再発   平成13年春、身辺のざわつきは増していた。失われた10年も終わり、ミレニアムを契機に好転すると期待されていた景気は、街でよく見かけるようになった腰パンのように、低位に留まったまま。事務所を訪れる友人・知人たちの表情にも、疲れが目立つようになっていた。事態を転回させなくては、とあがき努力した挙句、ふっと消えていく会社やクリエーターやプログラマーたちも多くなっていた . . . 本文を読む