こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

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のだめカンタービレ

2011年04月24日 | その他
初めてこの漫画を見たときは、ついにクラシック音楽もこのような切り口で語られるようになったか!と、嬉しくもあり(どちらかというと私はのだめタイプなので・・・・才能は別ですっ)ショックでもありました。

それが映画化され、テレビでオンエアされたときにチラッと見ただけですが、その奇想天外、吉本的な動きやせりふに、オトナの私はやや引いてしまった、というのが正直なところ。

先日、テレビでシリーズの最終楽章がオンエアされ、こちらも最後までは見ることができなかったのですが、曲を弾くとき、作曲者の背景や時代のことなど、のだめが演奏することについて悩む場面があったのを見てやっとほっとしたのでした。

ピアノを弾くって、そりゃ大変なことなんですよ、実際!

それをのだめちゃんの自由奔放な演奏を面白く見せるだけで映画のストーリーが進むなんて(全編ゆっくり見ていませんので、誤解があるかもしれないことをあらかじめお詫びしておきます)納得できなかったのですが。

曲を深く知ろうとして悩むのだめちゃんを見て、今回はじめて親近感がもてました。

また、このようなユニークな人物のおかげでクラシック音楽に興味のなかった人たちが関心を持ってくれるようになったのもこれは、すばらしいことだと思います。

クラシック音楽は、人間の寿命をはるかに超えて、今なお世界中の人々に愛され、どこかで演奏され、命を吹き込まれ続けています。

このことは、時代が変わっても人間の本質は変らないことを物語っています。のだめちゃんも、本質の部分で変わらないところがあるんだ・・・・、そう考えることができて安心したのでした。

・・・・で、気になる結末を見逃したのですが、これはまたの機会のお楽しみということにしておきましょう。