晴れ
あかつきの椿の花の伏して落つ 正子
白壁も障子も日当たり春の寺 正子
塀に沿う水仙つきて濃く匂う 正子
●土曜日に送った花冠2月号が届いたようだ。関西から届いた書き込み。5名。
夕方敬二さんの奥さんから電話。敬二さんの句が載っていて、大変喜んで声に出して読んでいると話してくれた。
敬二さんに替わると、話し始めてすぐ、「信之先生と話したい」と言われたので、心臓が止まりそうだった。想いの熱い敬二さんのこと、本当に話したいのだろう。
●「俳句」1月号に「俳句の今とこれから」と題して座談会の記事がある。一番若い岩田氏が俳句を読む力をこれからの人は養う必要があると提唱していたが、同感だ。前衛俳句はあまりに恣意的に最もらしく読まれたと思うし、前衛でない俳句も、読めていない気がしている。俳句は誰でも作れるが、読むのはなかなか難しい。
俳句結社のIT化を進めたいと思っている主宰者は少なくないだろうが、主宰者がITに通じていないと難しいのでは。お膳立てしてもらっている主宰者はこれから務まらないのでは。これが、これからの俳句だと思う。
●昨日、俳壇に原稿を送ったので、きょうから確定申告の書類を作成する。