金環日食観測(1/2)
6時30分山頂へ到着。高尾山口駅からちょうど1時間であった。
山頂には20人ほどが既に良さそうな場所に腰掛けていた。
私もその一角に腰掛ける。 7時32分頃から約5分間とのこと
だったので、まだ1時間ほどある。 徐々に増えてくる人などを
眺めながら時を過ごす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/b7/a86ff92166c90a70e825fa0f2c267f2c_s.jpg)
<高尾山山頂>
雲が厚い。 このぶんだと、観測は無理かも。このメガネの出番は
ないかもしれないな と、少し不安がよぎる。 ま、その時は
早朝から高尾山登山が出来てよかったじゃない なんて自分を
なぐさめようと考えていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/cf/3168da853c2ee4841edc706356524601_s.jpg)
<厚い雲>
するとどこからか、「うわっ、すごい、欠けてる欠けてる」との声。
いそいで観測用メガネを取り出すと、確かに太陽が欠けているのが
はっきりとわかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7e/0b/b199be491c940fb4e5fb48ec8a4e751a_s.jpg)
<太陽の欠けはじめ>
雲の切れ間から強い日の光が。 周囲の人も、金環は無理だろうから
今写真撮っておこうなどとの声。
私の目は太陽に釘付けとなる。
しばらくして、ふと周囲を見回すと、人の数がものすごく増えていた。
100人以上はいただろう。 時間を確認。 7時20分。 まもなく
綺麗なリングが完成する瞬間を迎える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/1a/ea14dea3f429712001f4bd9629cdb224_s.jpg)
<観測中の人々>
あと2分。 ほとんど重なっていたが、まだリングにはなっていない
感じであった。 予定の時刻になるその瞬間、厚い雲にすっぽりと
飲み込まれ、何も見えなくなった。
えっマジかよっ!と、周囲からも雲へブーイング。 このままダメかと
思ったら、観測用メガネをはずせば、雲をシルエットにキレイなリング
が見えた。 光が強くなると、メガネをかけて観測。 完全なリング。
感動的な瞬間である。
ただ、写真はこの程度のものしか撮影できず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/50/6ed14e73092fd7ac6ef4f8f0583e54bb_s.jpg)
<準金環日食>
世紀の天体ショーは、期待と不安、絶望からの感動。まさにドラマチック
に演じられた。
6時30分山頂へ到着。高尾山口駅からちょうど1時間であった。
山頂には20人ほどが既に良さそうな場所に腰掛けていた。
私もその一角に腰掛ける。 7時32分頃から約5分間とのこと
だったので、まだ1時間ほどある。 徐々に増えてくる人などを
眺めながら時を過ごす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/b7/a86ff92166c90a70e825fa0f2c267f2c_s.jpg)
<高尾山山頂>
雲が厚い。 このぶんだと、観測は無理かも。このメガネの出番は
ないかもしれないな と、少し不安がよぎる。 ま、その時は
早朝から高尾山登山が出来てよかったじゃない なんて自分を
なぐさめようと考えていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/cf/3168da853c2ee4841edc706356524601_s.jpg)
<厚い雲>
するとどこからか、「うわっ、すごい、欠けてる欠けてる」との声。
いそいで観測用メガネを取り出すと、確かに太陽が欠けているのが
はっきりとわかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7e/0b/b199be491c940fb4e5fb48ec8a4e751a_s.jpg)
<太陽の欠けはじめ>
雲の切れ間から強い日の光が。 周囲の人も、金環は無理だろうから
今写真撮っておこうなどとの声。
私の目は太陽に釘付けとなる。
しばらくして、ふと周囲を見回すと、人の数がものすごく増えていた。
100人以上はいただろう。 時間を確認。 7時20分。 まもなく
綺麗なリングが完成する瞬間を迎える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/1a/ea14dea3f429712001f4bd9629cdb224_s.jpg)
<観測中の人々>
あと2分。 ほとんど重なっていたが、まだリングにはなっていない
感じであった。 予定の時刻になるその瞬間、厚い雲にすっぽりと
飲み込まれ、何も見えなくなった。
えっマジかよっ!と、周囲からも雲へブーイング。 このままダメかと
思ったら、観測用メガネをはずせば、雲をシルエットにキレイなリング
が見えた。 光が強くなると、メガネをかけて観測。 完全なリング。
感動的な瞬間である。
ただ、写真はこの程度のものしか撮影できず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/50/6ed14e73092fd7ac6ef4f8f0583e54bb_s.jpg)
<準金環日食>
世紀の天体ショーは、期待と不安、絶望からの感動。まさにドラマチック
に演じられた。