SaltyDog

               by kaji

限りなき欲望

2010-10-22 | 普通の話題
持っていないものを「欲しい」と思う。 あるいは持っているが
さらに良い物が欲しいと思う。 キリがないことはわかっている。
現状にさほど不満があるわけでもない。 考えてみれば贅沢な
悩みである。

ひと度そう思い始めると、なかなか後戻りできない。イヤな性格
である。 本当に必要なものであるかどうなのか、頭を冷やして
よく考えてみることが肝要だ。

行動を起こすべきかどうか迷ったとき、その判断基準とも言える
5つの項目を決めている。

(1)質はどうか
(2)価値はあるか
(3)自分に納得がいくか
(4)お金はあるか
(5)時間はあるか

全ての項目を満たすことができれば、GOを宣告することになる
わけだが、この基準がどうも最近あやしいのだ。 要するに、
「GO」を導き出すように自ら回答を誘導する。言い換えれば
こじつける。 さらに言えば、ねじ伏せる。

例えば、5つの項目の中で圧倒的にないのが(4)である。
これも「まぁ~なんとかなるだろう」とかいった具合に。

圧力鍋かぁ~、さてどうするかなぁ~。

1台あるにはあるのだが、もっと高圧の物が欲しいと思う次第。

悩める 焼きそば

2010-10-22 | お酒&肴&料理&レシピ
焼きそばを見失いかけていた。 その背景には「情報過多」
という、現代にありがちなそれが存在した。

未だ研究途上であり満足のいくものには仕上がっていないの
だが、とりあえず、「見失いかけていた」状態からは脱した
のではないかと考える。

つまるところ、決め手となるものはやはり「麺」だと思う。
もっと言えば、麺とソースの相性。 ところが、この「麺」
の良い物が手に入らない。 吉祥寺の麺屋さんにもない。
ならば手に入る麺で、いかに旨く作るかってことがポイント
となる。

このあたりから、暗中模索の状態に陥っていったように感じ
ている。何度作ってみてもNG。もったいないとも思ったが、
美味しくない物を無理に口にすることもないと、幾度か捨てた。
半ばやけくそになりかけたそのとき、「うん、基本に戻って
みよう」 あまたの情報の多くを切り捨て、基本の作り方で
作ってみた。

「こ、これだ!!」 こみ上げる感動、失った物が出てきた
ときの喜びそのものであった。

「悩んだ時は 基本に戻れ」 焼きそばから学んだ教訓である。