釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月31日 納竿前のラストチャンス

2019年11月01日 | 日記
始めに釣り大会のお知らせ。



私が釣船で活動している油津沖磯で、かめや釣り具宮崎エリア4店舗主催の釣り大会が開催される。

大会名は「チャンピオンカップグレ」

開催日は、2019年11月24日(日)

私は、油津沖磯が、大会で賑わうことを願っている一人。

問い合わせは、各かめや釣具店まで。



今日の釣りは、厳しかった。

期待の朝間詰めから、ベイト反応があっても、アタリに繋がらない。

潮自体は、ゆっくりと0.5ノット位で、下り潮が流れている。

潮色も、下り潮にしては青味があり、良い感じだと思っている。

時折、仕掛けにバイトする様子もあるようだが…。

「当たるけど、乗ってこない」

早永さん、手嶋さん、土屋さんが、アタリを求めて頑張っているのだが…アタリが来ない。

釣り開始から、2時間くらい経過して、今日最初のヒット。



土屋さんが、アタリをとらえた。

上がってきたのは、オジサンだった。



船首では、早永さんがアタリをとらえた。



上がってきたのは、タマメイチ。

シロダイと言われていたこともある魚だ。

アタリが来て「今からだ」と、意気込むが又しても、沈黙の時間が過ぎる。


浅場、深場とポイントを変えて探っていくが、ここからの沈黙の時間は、長かった。



移動途中には、スボタと思われる大きなナブラに遭遇。

ジグを投げ込んで誘うが、ヒットに繋がらない。

船の真下を、魚が高速で泳ぎ回るのが見える。

「ジグに飛びつけ」

そう願うが、見向きもしてくれない。


気が付くと、昼を回っている。

此処ならと思うポイントで、瀬掛かりでタイムロスする。

「何とか、一枚来て欲しい」

「何でも良いから、竿を曲げるアタリが欲しい」

心の中では、焦りが芽生え始めている。

「ロックフィッシュに切り替えましょうか」

手嶋さんの提案を受けて、浅場に入る。

水深10メートル前後の岩場。


「根魚もヒットしなかったら、寂しい」

そう思いながら、軽めのジグを入れていく。

願いが通じたのか、手嶋さんにアタリが来た。



良型のアカハタが、揚がってきた。

ここから、此処までの沈黙の時間が破られる。



土屋さんにも、鬼カサゴがヒット。



早永さんにも、アカハタがヒット。



早永さんには、アカハタが連続してきた。


少しだが、気持ちが晴れた気がする。




早永さんに、根魚とは違う強いアタリが来た。

竿先が、海面に突き刺さるようなアタリ。

「頑張って」

土屋さん、手嶋さんから声援が飛ぶ。

獲物の強い突っ込みに耐えるが、仕掛けが伸びて外れてしまった。

「やってしまった」早永さんが、悔しそうにしている。




土屋さんが、強いアタリをとらえた。

獲物の走りを、上手くコントロールしている。

「見えました。カンパチです」



2キロクラスの良型だ。

船首では、手嶋さんもアタリをとらえている。



これも、土屋さんと同型のカンパチだ。

「納竿前の、逆転劇ですね」

朝間詰めから続いた不調を、少し吹き飛ばして頂いた。




早永さんが釣り上げた小さなオジサンに船中に笑いが広がり、笑顔で納竿出来た…と、思っている。