珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

変わらずにいてください

2018-04-09 | 日記
年賀状だけがずっと続いている男友達がいる。
昔いた会社の仕事仲間だった。
20代の元気あり余っている時だったから、あの頃はよく働いてよく遊んだもんだ。
私はもう結婚していたけれど、子どももいなくて夫も留守がちだったから、朝までカラオケやってファミレスで始発待ちなんてこともあったなあ。(その若さと体力は永遠と思っていた(汗))

その友人は見た目も頭もよくてイケてるタイプだったので、男女問わず人気があった。
ある時、仲間で遊びに誘ったらノリのいい彼が珍しく
「その日はちょっと…」
と深刻な顔をした。
どうしたのか尋ねたら、彼女に子どもができて結婚することになり、先方に挨拶にいくと神妙に白状した。
皆で爆笑して「よっしゃ!おめでとう!!」と拍手で盛り上がった。

そんな日から気づけば幾歳月。
今年の年賀状に「娘はもう大学生です。私も歳をとりました…」と書いてあって少し笑った。
しみったれたおっさんになっていたら嫌だなあ。
私の中では昔のままの、エネルギッシュな笑顔の彼のままでいるけどね。

私も歳をとったのか。
あれからいろいろあったなあ。
お互いくたびれたポンコツになっても、屈託なく笑って悪態ついてた、あの頃のままのおっさんとおばさんでいつか会おう!
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祖母の短歌

2018-04-09 | 日記
私の祖母は、俳句や短歌が好きで、主に短歌を趣味で自分でも書いていた。
兄弟の中でいちばん勉強が嫌いで、体育しか好きじゃなかったという人だったみたいだけれど。

生前のある時、大学ノート書き貯めた膨大なそれらを見て、ワープロ(当時)で打って冊子にしてあげたらとても喜ばれた。
製本の仕方などわからなかったので、大量にコピーした紙を折り曲げてページを作って、表紙を千代紙で装丁して、パンチで穴を開けて紐で結んだ。
今ならパソコンでもっとよく作れたのになあと悔やまれる。

中に私の成人を詠んだ句があった。
二十歳と言えば私の場合、完全に独立して二年目で、とにかく働いていた頃。
「晴れ着なくとも気にもせずして」という一文を読んで、そうだったなあと笑った。
地元に戻って成人席なんて、頭をかすめもしなかった。

歌を詠むと、今でいうムカつくも、(笑)も(汗)も(爆)も全部書いてある。
芸術を愛する端くれというのは、感情がただ流れるのでなく、それを作品に変えて生み出すんだなあと思う。
若くして未亡人になって苦労していたはずなのに、歌を考えている時はやたら楽しそうだった。
苦労も悲しみも、一句にして完成させると、生み出せた喜びがその経験を凌駕しているようだった。

いや、そんなキレイなもんじゃなくてネタになったら本望みたいなもんよ。
まあストレス解消の一つというか。

とか言われると思うけど(笑)
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ラザリスさんの歌(STORY)

2018-04-09 | ラザリスさんの歌

https://drive.google.com/open?id=1mDR_B5TaE0EUR5GpRDkHIg_hn58GveCP

 

ボイスレコーダーによる録音のため音質が悪いのと、まだまだ練習不足で70パーセントくらいの出来です。

拙い演奏ですが、ご容赦ください。

 

 

 

 

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