珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

気になる言葉

2018-04-04 | 日記
電話での振込詐欺。
なんでこんなに言われているのに騙されるのかというと、これは何でもそうだけど、実際にそこに立たされてみないとわからないというのがあると思う。
私は実際に電話をとった人を二人知っているけど、共通して言われたのは、
「自分が直面すると、思っている以上にパニックになる」
なるほど、そういうものかと思った。

義母にも「オレオレ詐欺」の電話がかかってきたことがあった。
人を信じやすい義母がなぜ騙されなかったのか?

単純に電話の主が「オレ、オレ」と言ったからである。
息子たちは母親の前では自分のことを「ボク」と言うからである。

夫は言葉使いの厳しい家で育った。
家族同士でも
「おはよう」ではなく「おはようございます」
「おやすみ」ではなく「おやすみなさいませ」
と挨拶するのが習慣だった。
母親は父親に「そうね」ではなく「そうでございますね」と言っていた。

もちろん今我が家でそんな言葉使いなんてしていないし、いたってふつうなんだけど、ずっと昔の習慣の、ほんのほんの小さなことが、いつ何の役に立つかわからないなあと思った。

ちなみに私は毒舌文と、喧嘩の時の暴言は大好きなのに、ふだんの言葉使いが汚い人のはアウトである。
毒舌というより、ものいい?
なぜと言われても、どこが違うのかと訊かれても難しいんだけど、言おうと思って言っているのと、自然に出る差なのかな?
食べ方が汚い人同様、部屋が散らかっている同様、非常に勘に触る。
ふつうに話ていて「じゃねーし」とか「言ってねーし」と言っている女がいたら、年齢問わず顔を見る。
遠慮なく「黒板を爪でひっかいているような奴」と思って見させて頂く。
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