オフィス・ラブ

昔いた職場でのこと。
一人、年齢はそう変わらないのに入った初日に、ヤンキーな口のきき方をしてきた女がいたので、なるべく関わらないようにしていた。
何年か後、その人が比較的仲がよかった上司と結婚すると聞いて血の気が引いた。
二人が付き合っているなんて知らず、上司を交えて何人かで飲んでいた時に、女性の口のきき方が酷いとこぼしたことがあったからである。

もっともその上司に関しては、その後
「彼女の言動や雰囲気のせいで、多くの女性から嫌われているのは知っているけど、そんな女を見ると、おれは自分が理解者になって守ってあげたいと燃える」
という特殊な趣味があるらしいことを知った。
何やソレだけど(￣▽￣;)

水面下でこっそりとオフィス・ラブ、というカップルはけっこういる。
会社にはどこにどんな地雷があるかもしれないので、人間関係の愚痴は全くの部外者へ言うのがいいかな。

新社会人へ、ただの一般人の経験上の話です。

和して同ぜず

小学校の卒業文集で、好きな言葉にこれを上げている子がいて感心した。
孔子いわく「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」
優れた人間はむやみに他人に同調して馴れ合うべきではない。一方で、他人とは自主性を持って付き合うべしということ。

「中学で親友ができればいいね」
と娘に言ったら、面倒くさそうに返ってきた。（確かに面倒くさい一言だった）
「親友なんて簡単にいう人いう人は信用しない」
「目立つ仲良しグループって揉め事も多いんだよ」

ダブダブの制服に着られながら、ずっと大人たちがいるもんである。