珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

年齢なんてどうでもいい

2018-04-01 | 日記

昔いたある会社は、本当に人間関係が良好だった。
同じフロアに100人近くいたけど、和やかで仲がよかった。
そこに人気者のある既婚女性がいた。
明るくて話好きな彼女について、皆多くのことを知りながら、唯一年齢だけを誰も知らなかった。
当人がなぜか、頑ななまでに明かさなかったからである。

あまりにも隠すので、私たちの中ではそれはもうギャグのようになっていたある時。
思わぬことが起こった。
グループで海外旅行に行っていた彼女がバスジャックに遭遇して、それが大々に新聞やテレビで報道されてしまったのである。
ニュースを聞いて皆本当に心配したが、幸いけが人もなく、犯人は数時間後に確保された。
ああ無事でよかった!!

しかしその頃日本では、彼女にとってもっと大変なことが起こっていた。
人のいい彼女の旦那様が、尋ねてきた報道陣にニッコリ笑ってピースをした妻の写真を渡していたのだった。
写真は翌日には、新聞になって大量に刷られた。
ニッコリ笑顔の下に名前と年齢がしっかり印刷されて。

彼女がバスジャックの数倍落ち込んでいたと聞いて、仲間一同は爆笑した。
いやいや、無事で何よりで笑ったんですよ!ホントだってば!!
私も事実、年齢なんてどうでもよかったので、結局何歳だったのか全く覚えていない。
覚えているのは、写真の満面の笑顔だけである。

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興味深い本2冊(レモンさんの投稿)

2018-04-01 | 日記
頭もよくないけど、目の質もよくない私。
網膜剥離をした左目は、視野欠損の兆候も出始めて、毎月の眼科検査は欠かせない。
それでもネットで面白そうなサイトや、本の探索はやめられない~。( ̄▽ ̄)

そんな中で見つけた今、読みたい本2冊。
まずは、群ようこさんの「かるい生活」著者63歳。
年齢と共に色んなしがらみを捨てて、心身ともにかるい生活をおくっていく過程を綴っているエッセイ。
物の断捨離だけではなく、人間関係の断捨離も。
それは確執を生んでいたという母親や弟という身内との関係さえも断ち切ったというもの。
色んな意味で読んでみたい1冊。

そしてもう1冊が「教養バカ」という本。著者 竹内薫
「教養バカとは、自分で体験もしていないのに、ネットや人から得た伝聞知識をただひけらかす人です。
こんな人たちは知識をひけらかしているだけの教養バカです。
知識をひけらかすだけにとどまらず、高圧的になる知識マウンティングに注意。
ガイドブックで得た外国の知識よりも、実際にその場所を旅して自分で体験したことの方が知識として深いです。楽して得た知識は極めて薄っぺらいです」

こんな書評や目次みるだけで面白いです。
ちなみに目次の一部

・教養バカは話が長い
・自分を知ってもらわなきゃという思い込み!『長話・回り道族』
・自分が使う言葉は誰でも知っているという思い込み!『専門用語連発族』
1:「間違いは悪!」 『準備メモ朗読族』
・大切なことは繰り返さなきゃという思い込み!『リピート族』
3:話をまとめる俺ってイケてる!『要するに族』
・よどみがない方が聞きやすいという思い込み!『間なし族』
・自分の意見は絶対という思い込み!『高圧族』


Oh!!強烈~~
(*'▽')



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