先日、拾ってきたギンナン、試行錯誤の末、しばらく土の入ったボールに埋めて様子をみながら約2週間。
半分腐りかけるまで待ったので、ふにゃふにゃの梅干みたいな外皮はするりと剥けます。
ビニール手袋をして土の中から出して洗ったらこんな感じになりました。
水でゆすいでも全然臭くない。
土が臭みを吸い取ってくれるみたい。
ふつうはもっと丸っこいような気がしますが、これは先がとがってスマート。
乾くと丸くなるのかな?
乾いたら殻を割って、割ったら薄皮を剥いで、ようやくエメラルド色の実が出てくるわけです。
幾層もの固いガード・・自分の実(身)を守るために、よくぞここまでという感じですね。
が、うちの周辺ではすごすぎて・・・。
街路樹の両脇にイチョウの木が植えてありますが、
秋になると、ゴロゴロと銀杏が落ちてつぶれて
臭い・・・!!
なぜ街路樹にメスのイチョウを植えたのか?
道全体に銀杏がつぶれて歩くところを選ばなければならないし、冬まで消えません。
よろしければ、段ボールいっぱいに銀杏をお送りします・・・・・・。
確かにたくさん落ちているところは臭いですね(^^)
わたしが拾ったときはまだ踏みつぶされたのも少なかったので優雅にギンナン拾いを楽しめました。
そう言えば、青山外苑のイチョウ並木はオスだったかなあ?
でも、土に埋めておくと不思議に全然臭くなくなります。
よく実母がそう言っていたのですが、今回初めて試してびっくりしました。
数が少なかったからかもしれませんね☆
段ボールいっぱい・・殻剥いたあとのならいただきます(~~~~;;;;;)
銀杏と言えば、大阪市で有名な街路樹((銀杏並木)を連想します。
御堂筋の銀杏(いちょう)並木です。
近代大阪を象徴する歴史的景観」として平成12年度大阪市指定文化財に指定されています。
イチョウの植栽は昭和8年に始め、昭和12年の完了までに928本が植えられました。
現在のイチョウ植栽本数(平成25年3月)
・阪急前~梅田新道 ・・・ 77本
・梅田新道~淀屋橋北詰 ・・・ 65本
・大江橋南詰~船場中央3 ・・・ 338本
・久太郎町3~新橋 ・・・ 207本
・新橋~難波西口 ・・・ 262本
合計 ・・・ 949本
私が小学生の頃、御堂筋を歩いていると、傘や袋を持った人が大勢集まって、銀杏を集めていました。
その時に、銀杏の臭いを初めて知った記憶があります。
すごいですね☆
皆さん、それぞれにイチョウ並木に思い入れがありますよね。
わたしが初めてギンナンの匂いが臭いと感じたのは小さい頃家族で行った新宿御苑でした。
土に埋めておくといいのよ、と言ったのはたしか母だったと思います。このギンナンを拾ったときにいたおばさんもそう云ってました。
どのくらいの期間埋めておくんですか?と聞いたら「適当よ適当!」と教えてくれた(^^)
下町っぽいですよね♪