回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

甲州街道を歩く① 日本橋~内藤新宿~高井戸~千歳烏山

2018-02-13 18:58:58 | 甲州街道
2月12日(月・祝)晴れ

五街道のうち、東海道、中仙道、日光街道を踏破したので、今度は甲州街道にチャレンジ!
この日は、マゴッチ一家も一緒に歩きました。
もちろん、起点は日本橋。


甲州街道は小仏峠、笹子峠を経て下諏訪に降り、そこで中仙道に合流します。その約210㎞の間、宿場は俗に44宿ほどあるもいわれるようだが定かではない。

9時30分出発!



東京駅から皇居に出て、現在は「新宿通り」と呼ばれている甲州街道を歩きます。
今日は「建国記念日」の振り替え休日。そのせいで国旗がはためいているのかしら。


お堀の水が思いのほかきれい。


二重橋あたり。皇居マラソンは相変わらずのにぎわい。



法曹会館、旧法務省、最高裁・・・・、

お堀を右に見ながら、興味のある建造物が続くので飽きない。



国立劇場のベンチでおにぎりタイム。


甲州街道は当初、江戸城と甲府城を結ぶ軍事目的を主眼としたものだったらしいが、こんな風に江戸城の周りを下諏訪に向かう街道があったなんて
江戸時代はいったいどんな様子だったのでしょうね。


半蔵門から出てもさらに東京のど真ん中を通る。
もう昔の道は何度も掘り起こされ、往時をしのばせる遺構はなにもありませんが四谷見附のあたり、新宿追分のあたり、
坂の名前に、昔の名称が遺されているのを見るとホッとします。




四谷を過ぎ、新宿御苑の散策路を歩き、最初の宿場である内藤新宿となります。


しかししかし・・いったいどういう景色だったのだろうなあ。
街道歩きでいつも思いますが、道は何層も何層も時間と共に重ねられたミルフィーユのようです。
たくさんの年月が、たくさんの人々がどんな街の変遷を見てきたのかしら?
タイムマシンがあったら、是非とも時を遡って同じ道を歩いてみたい。

さて、もうすぐ新宿。マゴッチはまだまだ歩けそう(^^)v


新宿でお昼を食べ、再び歩き出します。
ビルのフォルムも近代的ですてき。都会ってそれなりにいいものです。


初台の新国立劇場の前を通り、笹塚あたりからはずっと首都高の下の道になり、日陰で寒くて飽きるので、ときどき脇道や路地をさがしてあたたかい道をたどります。




京王線代田橋からマゴッチ一家は帰宅。それでも日本橋から約14㎞歩いてきたのは本当にあっぱれでした!


さて、わたしたちは明大前を右に見てさらに進みます。


コンビニでしばしコ―ヒータイム。
地図を見ながら復習と予習。イートインがあるのはホントに助かる~☆


3番目の宿場のあった高井戸あたりからは首都高が西北の方角に離れてゆくので、甲州街道は京王線に沿うような感じで左側の道に入ってゆく。


烏山の商店街に入ってゆくと長泉寺、そして意外や、昔の橋場の跡も見つけることができました。こんなところに川がながれていたわけです。


午後4時。陽が長くなってきたのでずいぶん楽です。
今回はこの千歳烏山から帰宅。


本日の歩行距離、約20km。山登りに較べるととかなり楽チンです(^^)

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kincyan)
2018-02-20 10:35:54
よくお孫さん歩きましたね。
初台の辺りはなつかしい場所です。昔、その辺りに勤めていましたもので。
20kmも歩くと、きっと私の場合、歩き方が悪いので、膝がいたくなりそうです^_^。
返信する
Kincyanへ (やまびこ)
2018-02-20 17:27:10
初台のあたり、オペラシティや新国立劇場など近代的な大きいビルがあって、歩いていてもおもしろいです。
いいところにお勤めでしたね☆
きっとマゴッチも変化が多い街の中を歩いたので退屈しなかったのかも(^^)。
ずっと元気で楽しそうに歩いてましたよ。時々パパ(息子)が肩車をしてましたけど、それもまた嬉しかったのでしょうね♪
平地を歩くので20kmは簡単です。ゆっくりやってみて!
返信する

コメントを投稿