回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

押上~浅草~曳舟・ぶらり裏道歩き

2017-11-24 16:26:17 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム
勤労感謝の日、朝の雨がお昼には上がったので浅草まで出向きました。

押上からしばらく歩いてひょいと裏へ入ると「室町」と云う名のお店。



以前に通った時は素通りしたのだったかな。おもしろそうなので入ってみました。

「室町」と云う名ので、日本橋あたりに本店があるのかと思ったら、お店はここだけで
むかしNHKのアナウンサーをしていた方の苗字で、古伊万里の蒐集をしていらしたとか。

ちょうど、蕎麦ちょこがほしかったので少し小ぶりの桜の模様のを買いました。



同じような色合いの小皿を合わせてみたらコーヒーやほうじ茶などにも合いそうだったのでセットにして購入。
特別な作家さんのではないのでお値段お手頃です。


お店を出て裏道裏道・・と曲がると吾妻橋の手前にこんな神社が・・。



裏に聳えるビール会社のビルと対照的。
池波正太郎の「鬼平犯科帳」にも登場する神社、如意輪寺といいます。


神社幕と云うのか、よくわからないけれど、こういう幕の色きれいですね~。




吾妻橋を渡る頃はすっかり青空。雨のあとなので空気が清々しい。う○コビルは改装中。



さて、以前から歩いてみたかった浅草地下街。
浅草は物心ついた時から何十回(何百回?)と来ているが、ここに入ったことはないので初体験。

EKIMISE(以前は松屋デパート)の前から階段を降ります。

おお~、ここはなかなかディ―プ@!時代がワープ!



むかしの上野の地下街の匂いというか、戦後の昭和の匂いというか・・。


それでも、カレー屋さんやベトナム料理屋とか、隠れた名店があるみたい。




おもしろいのは、案外若い人たちが多かったこと。



地下街から出ると現実の空間!




浅草の桐生屋さんで帯締めを一本買い、お昼は岩手の暮坪かぶのおろしがついたお蕎麦。
おろしは、辛いけれど優しい辛さというのか、ツーンと辛すぎず美味しかった。



雨だったからか観光客は仲見世を除けばそんなに多くなく、歩きやすかったです。

国際通りまで行ったり来たりしながら着物屋さんをいくつか物色して、「西むら」さんで栗蒸羊羹を買い、今度は隅田川河畔をぶらぶら。

ひと昔前から見たら浅草もこの川っぷちもずいぶん変わったものです。

自転車駐輪場として造られたにしてはちょいとお洒落な建物があり、階段を下りると長ーい駐輪場がギャラリーにリフォームされて
美術展が開催されている。




こんなのいつできたんだろう???入ってみました。


言問橋まででは、カフェが立ち並んで川っぷちよりリバーサイドと云った方がいいくらい☆
人々が景色を眺めたり、カップルが寄り添ってコーヒータイムを楽しんでいました。



言問橋詰にある公園の、太平洋戦争の空襲慰霊碑に手を合わせ




橋を渡って見番通りを経て曳舟まで歩き帰宅。
土手トレができなかったのでちょうどいい散歩でした。

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栗蒸羊羹も美味しかった(^0^)


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