5月5日(水・祝)
曇り時々晴れ
自転車乗りの友人が、坂東33番札所のご朱印を集めお経をあげながら参りしているのに付き合わせていただき、行ってきました。
そのご本人Bさん&Dさん&夫&わたしめ、の4人のパーティ。いつもふたりで歩いているのでグループでのハイクは久しぶりでとても新鮮。
細尾峠を越えて中禅寺まで下りるコースである。
いやはや日光は奥が深い。
浅草7時30分発の「けごん1号」で日光に9時半ごろ着。駅前から市営バス(マイクロバスくらいの大きさ)で清滝を経て足尾方面に向かう。
GWであるうえに東照宮400年記念行事がいろいろあるらしく、参道は神橋まで車の大渋滞++。
歩いたら10分くらいの距離をなんと30分くらいかかってしまった。
栃木平というバス亭で降り、バス道を戻るような感じで歩き始め細尾平入口から、ミニいろは坂のような九十九折の坂道を上る。
風はひんやり心地よく、陽もそれほど強くなく湿度は低いし、絶好のコンデイション!
殆ど車も人も通らず、緑眩い山々の景色を眺めながら神子内川の美しい淵を見下ろしながら、気分よく歩いて行く。
まだ山桜が咲き残っています。
名前も知らない小さな白い花々。
やがて峠。ここから茶ノ木平までさらに登り道を歩く。
一面の熊笹の道なき道が始まる、
クマ出没の危険性もあるのでいつものように「森の熊さん」を歌いながら歩く。
うっかりクマ除けベルをリュックに漬けてくるのを忘れてしまった;;。
道端で休憩したり、熊笹の中でお昼を食べたり、コーヒーを淹れていただいたりしてひと息つく。
さらに、どんどんどんどん熊笹をかきわけ登っていくと篭石というダルマ落としのように見事に積み重なっている岩群があり、ひと休み。
写真はそのダルマ落としの手前の岩に置かれた石仏。ピンクの花はアカヤシオ。
これは奥日光にちょうど今時分咲く花で、きつい傾斜の山道に疲れたときもこの優しい色に出会うだけでかなり慰められる。
やがて茶ノ木平の三角点。
その先には半月山方面と明智平に降りる道の分岐。
ここで謀らずも明智平の方を進んでしまったのが、サバイバルの始まり~~。
途中に中禅寺湖と華厳の滝と男体山を贅沢にも一望できる展望台があり、一同感激のためいき。
どんどんどんどん登って来たのでそのお返し~、という感じで今度はどんどんどんどん膝がケタケタ笑うほどの下り道。
でもでも~~、いいのかな~いいのかな~・どんどん湖と離れていく感じがするぞ~;;
絶対どこかで分岐があるに違いないと期待に胸を膨らませるが、石ゴロゴロのピークを越えたら反対から人がやってきた。
「どちらからいらっしゃいました?」と聞くと「ロープウエイを降りてちょっと散策してるところです。」
「ロ、ロープウエイって明智平からのですか?」「そうです、すぐそこですよ」
「ぎゃふん!」
しかたない、ここからロープウエイに乗って明智平に降り、そこからバスで中禅寺湖まで行くしかない。
ところが、間の悪いことは重なるもので、ここで中禅寺閉門が4時半ということが判明!
ともあれ明智平で小休止、時間通りに来ない超満員のバスに4時頃どうにか押し込まれ無事にレークサイドホテルの前で下車。
巡礼者のBさんはバス下車するや否や、ホテルの裏の近道の坂を韋駄天走り(たぶん?)!
なんとか閉門の前にお参りできたらしい。
ちなみにあとからゆっくり歩いて行ったわたしたち3人も余裕で寺内に入って拝観できたのである~。
やれやれ~~;;
帰りは中禅寺温泉のバスターミナルから日光駅までまたバスに乗る。これが18時ごろだったろうか?
駅で浅草までの特急指定券を購入しようとするもすべて完売@!。
しかたなく20時42分の普通電車まで駅近の食事処で飲み且つ夕食をとる。
新栃木駅と南栗橋駅で乗り換え、それぞれ鈍行列車に乗り込み、なんと約4時間かかって帰宅。
同行者のおかげで歩くのはそれほど疲れなかったが、この帰りの電車にじっと座って乗っているのがしんどかった。
しかし、総じてスリリングではあったけれどこんなに楽しい峠越えも珍しかった。
山道でみたオオカメノキ。日光はいいところだ。
帰りの電車は長かったですね。
まだ、ボックスシートだと、夜汽車って感じで旅情を感じるからいいのですが、通勤車両のあのベンチシートはいただけません。
ま、でも、千葉のとっ外れもそれなりに大したものなのですが。
昨日はそれなりに活動はしましたが、じっとしているとすぐに睡魔が寄って来ました。
心地よい疲労感が残りました。
家に着いたのは殆ど同じ時刻じゃないかなあ。
電車は、山や川や田畑はもちろんビルの建つ街でさえも車窓から眺めていれば退屈しないけれど、暗くなって何も見えなくなるととたんにテンションが下がります。
そうそう!新宿発23時55分の話、懐かしかったなあ♪
年とると疲れは翌日でなく数日後に来る、と言われるけれど、今日も大丈夫そう(^^)v
もう24時をとっくに回って、今日は日曜日だから、宵っ張りしてるのかな、とか、闇の中の人家の灯がなんとも切なくて、寂しくてね・・・・・・・
夜汽車だねーーー。
夜のホームにガッタンと着くと蛍光灯がひとつポツンとついていて、しばらく停車して「ぴー」だったか「ぷー」だったか発車の合図があってまたゴットンと動き出す。
わたしは電車の中で寝られる性質じゃないので、けっきょく一晩中起きていた。
そんなんで明け方からよく歩けたなあ☆
我が家に2度も植えたのですが、1~2年はきれいに咲くのですが、3年目くらいに枯れてしまします。
山の木だから、夏の暑さがだめなのかもしてません。
3回目をどうしようかと悩んでいます。
きっと「野に置け、レンゲソウ」で山の中でこそ美しく咲き続けるのかも.
千寿が浜付近ではきっとクリンソウも咲いていますね!
しかし奥日光は紅葉シーズン以外はいつ行っても空いてます。そこが魅力のひとつ(^^)!
前を歩くBちゃんが「疲れた~、足が痛い~、」「まだか~」って何度も言うんです。山歩きであんなにいろいろお喋りする人初めて!もしかしたらすごく体力あるんじゃないかしら?
自転車と歩きではかなり使う筋肉がちがうのですね。
キンちゃんも今度一緒に歩きましょうよ♪