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回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

穏やかな師走

2017-12-13 20:58:25 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム
いいお天気だったので土手トレ。

水が陽の光をうつしてキラキラ・・☆。
好きな風景のひとつ。


まあ、この単純な世界。


歩いていると汗ばんできます。




夕飯の後にジンジャーティ。
ショウガ一切れ浮かべただけなのにいい香りで温まります(^^)

家族のようなツリー

2017-12-08 21:27:01 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム
例年の如くクリスマスツリー☆


大きいので箱を天袋から下ろしたり、出す場所を確保したり、飾りつけをしたりするのにけっこう時間がかかります。
クリスマスが終わって仕舞うたびに、来年はもう出すのをやめよう!と思うのにまた飾ってしまう(^)+

東南アジアに赴任していた時に買ったもので、もう30年くらい我が家にいます。

子どもたちが小さい頃は、イブの夜中、この下にプレゼントを置いておいて、朝起きたときに喜ぶ顔を見るのが楽しみだったものです。
生徒がたくさんいるときは、レッスンの時にオーナメントをひとつづつつけてもらったり、発表会のホールに持ち込んだり、
大活躍したツリー。

今は自分の楽しみのために飾ってるようなものですが、それでもやはりワクワクしますね。金や銀、きれいな色のガラス玉・・。


今夜は冷たい雨。
雪に変わるのかしら?

武相荘へ

2017-12-01 09:20:12 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム
白洲次郎、正子夫妻が昭和18年から約50年間住み続けた「武相荘」(ぶあいそう)、

このすばらしい屋号をもつ古民家は、現在は資料館として小田急線鶴川の駅から歩いて15分ほどの小高い丘のうえにあります。



11月末からちょうど冬の展示が始まっていました。



生涯「プリンシパル」を貫いた白洲次郎さん、記録を読むだけでも(たぶん)男が男に惚れるようなとても素敵な方。

遺言は「葬式無用、戒名無用」!

白洲正子さんは、工芸、染織、骨董などについての造詣の深い文筆家(というくくりかな?)。

女性にして初めて能舞台にあがった方で、とらわれないものの考え方に共感するところたくさん。

年とって二人だけの静かな時間が訪れたら、こんな風に暮らしたいと、今のリタイア世代が憧れるような生活ぶりだったろうと想像。

茅葺屋根の傍らには、雪かと見まごう白いツバキ。




モミジは、この日が最高潮であったかのように真っ赤。



お庭や資料館をため息つきながら廻ってから

お昼は、併設のレストランで、次郎さんが好んで食べたというシンガポール風カレーの再現したものをいただきました。





ランチタイムは混雑するので要予約。それを知らなかったのでわたしたちはテラスで。

ちょっと寒かったけれど、落葉が少しづつ舞い散るのを眺めながら食べるのもまたいいものです。



武相荘から出て、帰り道すがら,ぐるり城壁のような塀で囲まれたお寺(蓮正寺)の脇に小さな裏道を発見。



ひっそりとした山道風。むかしからの道なのかな。

これはおもしろいわ、と登ってみると、鶴川の街全体が見渡せる山の上。たどってきた山道は今はこの山の上に展開している
新興住宅地へのショートカットに使われているよう。



ふだん、ひらた~い土地に住んでいるわたしとしては、坂や丘やこういう起伏のある地形に憧れます。

夜は先日の丹沢山登りの反省会(飲み会)でお茶の水へ。


フルに楽しんだ11月の晦日でした。








サザンカ

2017-11-29 13:47:13 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム
さざんか さざんか咲いた道 
たき火だ たき火だ 落葉焚き♪

この歌、母音の「あ」行がとっても多いですね(^^)

玄関のサザンカ、今年は何度も摘芯したせいか大きな花をつけています。



ピンクのフワフワ花びらと黄色の花芯がきれい☆



娘のラオス土産の布を敷いて、実家にむかしからあった花瓶(ほんとはお銚子^^)に入れてみました。

サザンカの花も大きいのですごいどっしり感。


押上~浅草~曳舟・ぶらり裏道歩き

2017-11-24 16:26:17 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム
勤労感謝の日、朝の雨がお昼には上がったので浅草まで出向きました。

押上からしばらく歩いてひょいと裏へ入ると「室町」と云う名のお店。



以前に通った時は素通りしたのだったかな。おもしろそうなので入ってみました。

「室町」と云う名ので、日本橋あたりに本店があるのかと思ったら、お店はここだけで
むかしNHKのアナウンサーをしていた方の苗字で、古伊万里の蒐集をしていらしたとか。

ちょうど、蕎麦ちょこがほしかったので少し小ぶりの桜の模様のを買いました。



同じような色合いの小皿を合わせてみたらコーヒーやほうじ茶などにも合いそうだったのでセットにして購入。
特別な作家さんのではないのでお値段お手頃です。


お店を出て裏道裏道・・と曲がると吾妻橋の手前にこんな神社が・・。



裏に聳えるビール会社のビルと対照的。
池波正太郎の「鬼平犯科帳」にも登場する神社、如意輪寺といいます。


神社幕と云うのか、よくわからないけれど、こういう幕の色きれいですね~。




吾妻橋を渡る頃はすっかり青空。雨のあとなので空気が清々しい。う○コビルは改装中。



さて、以前から歩いてみたかった浅草地下街。
浅草は物心ついた時から何十回(何百回?)と来ているが、ここに入ったことはないので初体験。

EKIMISE(以前は松屋デパート)の前から階段を降ります。

おお~、ここはなかなかディ―プ@!時代がワープ!



むかしの上野の地下街の匂いというか、戦後の昭和の匂いというか・・。


それでも、カレー屋さんやベトナム料理屋とか、隠れた名店があるみたい。




おもしろいのは、案外若い人たちが多かったこと。



地下街から出ると現実の空間!




浅草の桐生屋さんで帯締めを一本買い、お昼は岩手の暮坪かぶのおろしがついたお蕎麦。
おろしは、辛いけれど優しい辛さというのか、ツーンと辛すぎず美味しかった。



雨だったからか観光客は仲見世を除けばそんなに多くなく、歩きやすかったです。

国際通りまで行ったり来たりしながら着物屋さんをいくつか物色して、「西むら」さんで栗蒸羊羹を買い、今度は隅田川河畔をぶらぶら。

ひと昔前から見たら浅草もこの川っぷちもずいぶん変わったものです。

自転車駐輪場として造られたにしてはちょいとお洒落な建物があり、階段を下りると長ーい駐輪場がギャラリーにリフォームされて
美術展が開催されている。




こんなのいつできたんだろう???入ってみました。


言問橋まででは、カフェが立ち並んで川っぷちよりリバーサイドと云った方がいいくらい☆
人々が景色を眺めたり、カップルが寄り添ってコーヒータイムを楽しんでいました。



言問橋詰にある公園の、太平洋戦争の空襲慰霊碑に手を合わせ




橋を渡って見番通りを経て曳舟まで歩き帰宅。
土手トレができなかったのでちょうどいい散歩でした。

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栗蒸羊羹も美味しかった(^0^)