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回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

中禅寺湖讃

2014-05-18 22:56:13 | 奥日光

なぜか惹かれる奥日光、一年に何度か行きます。

今回は車で赤沼小屋まで。

カラマツ,シラカバ、ダケカンバ、・新緑が目に染みる!

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赤沼からバスで入って千手ケ浜、そこから徒歩約4キロ、中禅寺湖の湖岸の道を歩いて菖蒲ケ浜まで。(遊歩道と言っても断崖絶壁あり、人一人しか通れないガレ場みたいな道あり変化に富んでいます)

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千手ケ浜~菖蒲ケ浜コースを歩くのは初めてだったけれど、いやはや湖の色とミツバツツジ、アカヤシオ、今盛りのサクラのコントラストの美しさに息を呑むばかりでした。

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中禅寺湖の水の「青」はなんと表現したらいいのだろう。

奥日光がわたしを誘う要因はこの湖の色。

湖の周囲の開発されていない静かな時間。

奥日光はウチの庭なんて豪語してましたが、こんなに美しい景観があるとは知らなかった。

作って行ったお弁当も美味しかった(^^)v

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・湖畔でお昼

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さらに菖蒲ケ浜から竜頭の滝に上り、湯川に沿って笹原を歩いて赤沼に戻る。

帰りは金精峠を経て、片品村~沼田を経て帰宅。

いい一日だった☆


けっこうな雨の日光

2013-09-08 21:41:10 | 奥日光

車で水元公園まで行こうとしましたが、突然日光に行きたくなりました。

もう庭のような奥日光ですが、今回は雨、佐野あたりから見え始める山々も雲がたなびいて殆どみえない・・。奥まで行くのはあきらめ~。

でも、雨の日なら街歩きが楽しい。

日光宇都宮道路を今市で降りて名物「たまり漬け」を買ったり

「日光誉」の酒蔵で利き酒をしたり・・。

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日光の水は日本でも有数の美味しい水。町の中にも東武日光駅の前にもこんな水飲み場があります。

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今市から鬱蒼たる杉並木を通って日光市に入り、金谷ホテルに車をおいて昼食にすることに。、

ホテルのカレーにしようかと思ったが、1990円出して食べるほどの価値があるかどうかは疑問だったので、雨の中ダラダラと東武の駅まで下って駅前の蕎麦屋さんで偶然メニューにあった「ちたけうどん」なるものを食べる。

「ちたけ」という、ゴボウのような土臭さと噛みごたえのあるきのこが、ナスと一緒につゆに入っていてうどんを付けて食べる。

これは初体験。たいへんに美味しかった。びしょねれになって歩いた甲斐があった(^^)v

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食後も雨やまず、ちょうどやってきた湯元行のバスに乗って日光山輪王寺に通じる神橋へ。。

雨に煙る神橋はひときわ荘厳感があってよかった。

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このあと、ホテルでコーヒーを飲み、田母沢御用邸記念公園を見物。

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田母沢記念公園は、大正天皇の日光別邸を平成12年に修復したもので。

その広さと細部にわたる建築技術に驚嘆。

庭園も多くの木々や、四季折々の花々、が植えられた広大なもの、

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「まあ、何と贅沢なことか。」と思うのが正直なところであった。

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目だたないが、この記念館の正門前の、静かな武家屋敷のたたずまいがとてもよかった。

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毎年、幾度と訪ねる(恋人のような)中禅寺湖には行かなかったが、今年の初め以来、頓挫している日光街道の続きをまもなく再開する予定なので、今日の街歩きは、その旅歩きの楽しみをよりいっそう予感させてくれるものとなりました。


花と水とさかなの日光

2013-06-23 22:49:34 | 奥日光

日光霧降高原へニッコウキスゲを見に行きました。

まず、霧降の滝の展望台へ歩いてみましたが、滝ははるか彼方に小さく見えるだけ。その代り足元や頭上に清らかな白い花がいくつか咲いているのを見ることができました。

↓ アセビかと思ったが花が並列に並んでいる、調べたら「ネジキ」とのこと。

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↓ マルバシモツケ(だと思う)

これ、まるっこくて可愛いです。足元の日陰に咲いていました。

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さて、キスゲ平から丸山(海抜約1500メートル)までの登山道は途中までキスゲを眺めながら迂回の山道。

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昨日は雨がかなり降ったそうで、少し道がぬかるんでいましたが緑はみずみずしかった。

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さて、迂回路が終わると今度は約1400段の木階段を一気に」登らなくてはならない@@!

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平らな道はいくら歩いても平気だけれど、上り道の連続はさすがに辛い。

ヒーハヒーハー

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ちなみにこの階段を上り終えてひと休みする写真の女性はなんと80歳!

まるでまだ30代くらいの女子のように元気に上っていらっしゃいました。

キスゲ はまだ最盛期ではなかったけれど、たくさんの植物との出会いに、トレッキングの疲れも吹き飛びます。

↓ ナルコユリ

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↓ カラマツソウ、蕾はほんのり紫で花は白。キスゲよりこちらの方がたくさん咲いていました。

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歩き始めたときは霧で殆ど見えなかった景色も、太陽を呼ぶわたしの指揮ぶり??でみごとに晴れ間が広がりました。ますます「晴れ女」としての自信を持ってしまう

↓ 

霧よ、晴れろ~~!(指揮でなくて祈りだね、これは^^)

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晴れてきた!日光市街が眼下に!

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↓ さらに晴れてきた!

上りは霧で涼しく、下りは晴れて景色がくっきり☆なんてラッキー!

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↓ 下山してからのお昼ご飯、 山野草そばも美味しかった☆

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キスゲ平をあとに、まるで我が庭のような中禅寺湖畔に上って「さかなと森の観察園」に寄りました。

この観察園は元は旧宮内庁林野局の資料館(旧庁舎)。現在はマスなどの川魚の養殖場。

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エサ代含めて300円の入場料を払って中に入り、中禅寺湖にそそぐ湯川の流れをひきこんだ養殖池の中に泳ぐ魚たちにエサをやったり、静かな広々とした緑の中を歩き回ったり・・ここは初めて来ましたが、とても心落ち着く場所ですっかり気に入りました。

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↓ 水辺にクリンソウも咲いていました。

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情報館の「おさかなクイズ」で満点をとったので、いただいた賞状(^0^)v

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やはりひと月に一度、いや一週間に一度はこういう緑の中、美しい水辺に寄り添いたいものです。

中禅寺湖はいつもと同じように青みがかった美しい水をたたえていました。

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奥日光・半月山~イタリア大使館記念館~赤沼

2012-10-27 22:16:31 | 奥日光

混雑承知で奥日光へ。紅葉はこの2,3日で色づいたらしい。

朝6時に家を出発。事故渋滞、明智平渋滞で中禅寺湖畔中宮祠(ちゅうぐうし)に10時半頃、到着。

混雑は竜頭の滝~赤沼方面に続いているので、そちらには行かず、鳥居の前を左折してまず中禅寺湖スカイラインに乗り、半月山展望台に上るも、霧で一寸先も見えず。

中禅寺前の湖畔。ここは紅葉真っ盛りだが、ここからスカイラインに乗ると霧がホワイトアウト状態に・・。

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展望は諦め、道を戻ってイタリア大使館記念館に行く。ここは何年か前に行ってその前庭の湖の光景が印象に残っていた。

イタリア大使館内部。↓

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太陽が顔を出し、空の青をうつす水の美しさと錦の木々に感嘆の溜息。

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大使館を出て中禅寺(日光輪王寺の別院)そばのイタリアンレストランでお昼。

食後、青空が広がってきたので再度、半月山へ。

山はお天気次第でこのように変わるものかと今更ながら驚く。

午前は霧で真っ白だった景色は男体山、八丁出島、戦場ヶ原までしっかり見渡すことができる。

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第2展望台まで足を延ばし、足尾ダムを遠くに望む。

山の緑、黄色、朱色、真紅が美しい。

湖に降り、車道が空いてきたので竜頭の滝を経由し、赤沼の戦場ヶ原入口まで入る。

竜頭の滝までは紅葉はすでに終わり、すでに山は冬支度に入ったようだ。

その上の湯本まではカラ松の黄金色の針のはがサワサワと降り注いでいた。

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戦場ヶ原の入口にはこのようなお知らせ版。

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もうクマさんの出没時間の3時少し前だったので湯川にかかる橋まで往復して戻る。

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戦場ヶ原から眺める男体山。

奥日光は毎シーズン来ているけれど、何度来てもあの中禅寺湖の水の色には魅了される。

奥日光はほかの観光地(別荘地)のように洒落たレストランもカフェもアウトレットもなく、ほとんどのお店は「ゆば」や「たまりらっきょう」や「山菜そば」を出す店ばかり。

それが、俗化を免れているひとつの要因なのだろうし、最近の観光客は東北大震災のあと確実に少なくなっている様子。

帰りはラッキーなことに殆ど渋滞に合わず3時半に赤沼駐車場を出て家に7時到着。

いつか中禅寺湖一周トレッキングをしてみたいものだ。