山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

姫神山(トレーニング登山)

2021-05-08 12:39:40 | 旅行

5月7日に姫神山(1132.8m)に登りました。

自宅から約45kmの登山口に1時間強で到着しましたが、途中で岩手山(2038m)が綺麗に見えました。

こちらが姫神山で、伝説上の夫婦でしたが岩手山は早池峰山(1917m)に心を奪われ、姫神山が物足りなくなり追い出したそうです。

今でもこの三山が同時に姿を現すことは滅多にないそうですが、今日は曇り空ながらしっかりと見えていました。

コースタイム1時間30分の一本杉登山口から登り始めました。

振り返れば岩手山、曇り空で黄砂の心配もありましたが、思ったより綺麗です。

さて、歩き始めましょうか。

咲いている花は少ないです。

ミヤマスミレ

オオカメノキ

エンレイソウ

シロバナエンレイソウ

ざんげ坂に差し掛かり一休みして覚悟を決めます。

五合目に到着しました。

この先は大したことはないと高を括って、一休みもそこそこに歩きだしました。

カタクリが目につくようになり山頂付近まで付き合ってくれました。

高を括っていたこの先でしたが、ざんげ坂以上に応えます。

 

カタクリは少なくなりましたがヒメイチゲに癒されます。

山頂はすぐそこですが、見晴らしがいいので一休み。

山頂直下の分岐点、どちらも山頂にたどり着きますが、分かりにくいかも知れません。

11時37分、出発から2時間を少し超えて到着、初登頂の2013年には1時間45分くらいでしたが今は2時間が自分のコースタイムです。

夫である岩手山の心を奪った早池峰山です。

その岩手山です。

この日は期待以上に遠くまで見え、北は青森県の八甲田連峰、岩木山まで確認出来、南東は宮城県に近い室根山まで見えましたが、南西の須川岳(栗駒山)は見えず、岩手県内の山全てを見ることは出来ませんでした。

南西方面

北西方面

山頂で50分ほど過ごして、こわ坂コースを下ります。

この先に急こう配区間が待ち受けていました。

「こわ坂」は「強坂」か「怖坂」だと思います。

ヒメイチゲに励まされ我慢して歩いていると、なだらかになりました。

ニリンソウが咲き始めていますが、まだイチリンソウ状態です。

ここまでくればほぼ平坦でのんびりと歩きます。

カタクリが群生とは言えませんが沢山咲いています。

フイリミヤマスミレもちらほらと。

二輪目が蕾状態のニリンソウです。

下ばかり見ていましたが、ふと視線を上げたらタムシバが。

キクザキイチゲはこれだけでした。

ニリンソウ・ロードとまでは行きませんが。

二輪目も開花しています。

下向きの花、刺も見えますのでモミジイチゴかと思われます。

こわ坂登山口に到着ですが、一本杉登山口まで舗装道路を20分強歩きます。

 

14時10分に無事下山、この時刻でも岩手山が綺麗に観られました。

この日は膝やふくらはぎが痛くならず、思いがけない遠くの山も見え、姫神山を堪能することが出来ましたので、良いトレーニング登山となりました。

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