山歩き

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骨太で失地回復骨が折れ

2021-05-28 11:09:56 | 時事川柳

 「骨太方針」何時のころからか目にするようになり、何のことだかはっきりと知りませんでしたが、26日の紙面によれば「政府の経済対策や財政運営の基本的な考え方を示す文書で、諮問会議を経て例年6月ころに政府が閣議決定し、予算編成や税制改正で具体化させる」とありました。

 「骨太」と骨を持ち出す意味が分かりませんが、句を作るうえでは非常に助かります「骨が折れる」「骨を折る」「骨身に染みる」「骨粗鬆症」など使える「骨」が沢山あるのです。

 記事の中で目を付けたのが

「菅政権は支持率が低迷している。共同通信社が今月実施した全国電話世論調査では支持が41.1%に対し、不支持が47.3%」

「政権としては、コロナ後の経済成長を意識した骨太方針を示しムードを変えたいところだが、・・・・」

「コロナの収束が見えない中で菅政権が失地回復し、風向きを変えるのは容易ではない」

 という訳で、衆議院選挙にむけて骨を折っているものの、骨が折れるようだ、その方針は網羅的で国民の骨身には染みない、そんな思いを詠んだものです。

『骨太は財源の無い粗鬆症』 これは平成28年6月5日に秀逸を頂いた句です。

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