山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

八幡平(ヒナザクラの花見)

2021-06-19 14:45:24 | 旅行

 18日(金)は天気が良さそうなので、最寄りの駐車場、バス停から30分足らずで1613ⅿの山頂に立つことが出来る、最も登りやすい百名山である八幡平に行きました。

先ずは茶臼岳(1578m)に登りますが、帰りは路線バスで移動して車を回収します。 

茶臼岳は平坦な八幡平にあって、その形で遠くからもよく分かります。

先日登った三ツ石山からです。

バス停の向かいに駐車します。

目指す茶臼岳まで標高差220ⅿほど、ここを頑張ればその先急登はありません。

ガードケーブルの端末支柱の脇から入山すると、早速花が迎えてくれました。

オオバキスミレ

マイヅルソウ

急ですが整備されており歩き易いです。

振り返ると岩手山(2038m)

急登は10分ほどで終わり、花を観ながらのんびり歩きます。

ノウゴウイチゴ

ミネザクラ

ありゃ、まだ急登があった。

オオカメノキ

シラネアオイ

サンカヨウ

ショウジョウバカマ

岩手山、まだ見えています。

50分近く歩き汗もかきましたので茶臼山荘で一休み。

周辺にはハクサンチドリが咲き始めていました。

10分ほど歩き茶臼岳に到着すると、岩手山が見えなくなりそうです。

これから向かう八幡平山頂方面はよく見えます。

花を観ながら黒谷地湿原に向かいます。

ミツバオウレン

ムラサキヤシオ

ミネザクラ

イワナシ

シラネアオイ

黒谷地湿原に近づいたようです。

ヒナザクラです、遠くの方に沢山咲いているようです。

大きな葉はミツガシワだと思います。

黒谷地湿原の展望台が見えました。

池塘です

 

花は咲き始めたばかりのようです。

チングルマ

イワカガミ

ワタスゲの見ごろもこれからです。

次は源太森という小高い展望地に向かいますが、花は少なくなりました。

イワナシ

ウスバスミレ

残雪もあります。

ここはお花畑になるはずですが、蕾も見えません。

源太森(1595m)からの展望です。

茶臼岳(右端の突起)から約3km、1時間50分かけて歩いてきました。

これから向かう八幡沼が見えます。

花を観ながらのんびり歩きます。

ベニバナイチゴ

ツバメオモト

今日のお目当てのヒナザクラ

チングルマ

歩き初めて3時間半、八幡沼の東端にたどり着きました。

12時を過ぎていますが、また歩きます。

ミズバショウがちらほら咲いています。

ワタスゲはまだ黒いものが残っています。

チングルマ

雪解け水が八幡沼に流れ込みます。

その八幡沼を見ながら昼ごはん(アンパンとレーズン入りバターロール)を食べました。

山頂に挨拶するため歩き始めます、花は少なくなりました。

コバイケイソウが楽しみです。

八幡沼を振り返ります。沼の北側(写真の左側)を歩いてきました。

通過してきた源太森

こちらは茶臼岳

山頂まであと5分です。

ガマヌマです。

山頂ですが展望台に上らないと展望が得られません。

上りましたがこのとおりでした。

ついでなのでドラゴンアイも見て下山します。

これはメガネ沼で片方のレンズには雪が残っています。

こちらがドラゴンアイ(鏡沼)です。

あとはバス停のある駐車場に下りるだけですが花が気になります。

シラネアオイ

ミヤマスミレ

ここで見返り峠が気になり、左折して登りました。

石段の真ん中に黄色い花を発見。

タンポポかなと思ったら、なんとミヤマキンポウゲでした。

蹴飛ばされないよう願いながら見返り峠に向かいます。

ハクサンチドリがタクサンとは言えないものの咲いていました。

見返り峠に到着しましたが岩手山は雲の中でした。

バス停のある車道にでる寸前に写したのがこれらです。

ミヤマキンポウゲ

イワカガミ

13時41分、約8kmを5時間歩いて到着しました。

 バスは15時20分発なのでレストハウスでゆっくりと休憩して帰ります、温泉&ビールがあれば丁度いい待ち時間ですがどちらもありませんでした。


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2 コメント

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山歩きさん おはようございます。 (shu)
2021-06-20 09:51:15
八幡平への登山、お疲れさまでした。
山を歩くには暑くもなく寒くもなく、良いお天気に恵まれたようですね。
私は今、山渓の1月号の付録にあった、百名山ルートマップを見ながら書いています。

なるほど、茶臼口登山口に車を停め、そこから歩かれてようですね。登山口の標高は1366mとあります。
そこから、先ずは茶臼山へ登られました。茶臼山へは緩やかな登りですね。そして茶臼山の標高が1576mです。
登山道からは多くの高山植物が観られましたね。馴染みの花ばかりです。

次に向かわれたのが黒谷地湿原ですね。黒谷地湿原の木造展望台のあるところが1486mとありますので、緩やかな下りでしょうか。
やはり高山植物が豊富ですね。白花のシラネアオイは珍しいのではないですか。観たことがありません。
雪も出てきました。この雪が解けると、いっそうお花畑が広がりますね。

そして、現太森を過ぎると、いよいよお目当ての八幡沼ですね。
湿原にはヒナザクラの群生が凄いですね。まだ観たことのない花です。
同属のハクサンコザクラやユキワリソウは何度も観ていますが、ヒナザクラは東北地方でしか観られない花、その時期に東北へ出かけないと見られません。
私が岩木山や八幡平へ出かけた時は、まだ一面が雪でした。
八幡平の花の盛期はこれから7月まで続くようですね。いずれまた、ゆっくり出かけたいものです。

そうそう、余計なお世話ですが、レストハウス脇に自転車をデポしておけば、時間を気にせず出かけられると思いました。
レストハウスから、茶臼口の駐車場までは、ほぼ下り一辺倒だと思います。
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自転車か! (山歩き)
2021-06-20 10:52:54
 Shuさんこんにちは。示唆に富んだコメントありがとうございます。
 自転車の活用は考えたこともありませんでした、バスの発車時刻を気にしないで済みますね、この裏技を使えそうな山は他にもあります。
 先日登った三ツ石山、ゲート付近に自転車を置いて網張スキー場に戻ってそこから登れば帰りは楽々です。ただしブレーキの整備はきちんとする必要がありますし、その自転車も折り畳み式にするか、車を大型化する必要があります。
 そこで閃きました、軽トラなら登山口まで悪路でも平気ですし、自転車を積むのにも適していますね。

 さて、私の手抜きブログを補強する形でコメントしていただき恐縮です。サクラソウ属のうち白いヒナザクラは東北地方限定となっておりますが、岩木山にはミチノクコザクラ、飯豊山にはハクサンコザクラ、それぞれハクサンコザクラ同様紅紫色の花を咲かせます。
 ただし白花品もあるそうですからややこしいですね。早池峰山に咲くのはヒナザクラより小さなヒメコザクラです。

 今年は、気になっていた山(南昌山)、気になっていたコース(岩手山の御神坂コース)を初めて歩き、三ツ石山、八幡平は気になっていた雪どけ後を初めて歩いてみました。

 鞍掛山、姫神山、五葉山も花の時期としては早め早めの行動となりましたが、それなりに楽しめたと思っています。
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