９月２０日に開幕するラグビー・ワールドカップ（Ｗ杯）の試合会場に、観客席でビールを手渡しで販売する「売り子」を導入することを大会組織委員会などが検討しているそうです。
ラグビーを観戦しながらビールを飲む、ビールを飲みながらラグビーを観戦するのが世界的な風潮で、サッカーの試合に比べ６倍もの量を飲むのだそうですが国内では海外のスタジアムのように酒類の販売設備が整っていません。
そこで目を付けたのが野球場で行われている売り子によるビール販売ですが、樽を背負って売り歩くスタイルではなく缶ビールからプラスチックコップに注ぐ方式にするそうで、ハーフタイムの１５分間にビールを求める観客が売店に殺到し、後半開始に間に合わない心配は泡と消えそうです。
余談ですが７月２７日に釜石で開催されたテストマッチ日本対フィジー戦を観戦に来た弟夫婦が「ビールはハイネケンしかなかった」と言っていましたが、今回の記事でハイネケンが大会公式スポンサーと分かりました。
そして本番で「売り子」がコップにビールをパスしてくれるのは、収容人数が最小の釜石を除く１１会場だそうです。
