S2000奮闘記

スポーツカー偏愛録。
S2000のメンテナンスノート。

S2000  Column「平成29年度 自動車税」

2017年05月09日 | 雑記
2017年 5月 9日(火)

自動車税の納付時期が到来。

環境負荷は大きくなるばかり?
今年もただでさえ高額な自動車税に重くなるのしかかる「重課」も付いてやってきた!

備忘記録と勉強も兼ねて自動車税のことを簡潔に書いてみた。

自動車税は、4月1日現在の所有者に対して課されるもの。
環境負荷が大きく、自動車税が重くなる「重課」が課されるのは、ガソリン車ならば新車登録してから、平成29年4月1日現在で13年を経過したものに課される(平成29年度分は、初度登録年月日が平成16年3月以前の自動車)。

このオマケで付いてきた何とも邪魔(笑)な「重課」の割合だが、おおむね15%と考えて計算できる。税制改正により、従来は10%重課だったものが平成27年4月より10%から「15%重課」に変更されている。

S2000で言ったら、AP1は2,000cc(2リットル)クラスに該当するので「1.5L超〜2L以下」クラスの自動車税の年額は39,500円になる。
重課される場合の税額は次のように計算される。
39,500円×115%=45,400円(100円未満切り捨て)

AP2は、その上の「2L超〜2.5L以下」クラスに該当。1ランク上がったから年税額は45,000円になる。
AP1同様に納税額を計算。
45,000円×115%=51,700円(100円未満切り捨て)

エンジンを2.35Lに載せ替えたら、税金が現在よりもかかる(夢のまた夢?)。
4連スロットルも(さらなる夢?)。
あと補強と板金も(夢、幻の如く?)。

さらに古い車は、自動車税だけでなく自動車重量税も割り増しになる。
車検時の自動車重量税が、平成28年4月以降の車検からは、初回登録時から13年経過した車の重課がさらにアップしている。

「S2000の場合は・・・」と詳細も書いておこうとしたが、税金とはいえお金のことばかり並べていると気が滅入りそうだから、ここら辺りで終了。

環境にかかる負荷の大きい自動車に対しては「重課」、環境にかかる負荷の小さい自動車に対しては「軽減」、というのが「自動車税のグリーン化」の趣旨らしい。自動車取得税については影響は無いが、自動車税と自動車重量税は割り増しの対象となる。

この国は、モノを大切にして永く所有することを否定し、新製品を買わせて経済の活性化を促そうとしているのかな?
古い車が走っているよりも、古い車を廃棄処理したり、または処理されずに不法投棄されたりする方が環境に負荷がかかりそうな気がするけど。。。
それでもハイブリッド車に乗せたいらしい?

備忘記録のつもりが愚痴で終わるという悪態(笑)。
海の向こうの某国よりはまだマシか?
歳を取ると叱言が多くなる?

『年老いて 万事枯れゆく 昨日きょう 
 むさくるしさに なるまいぞ 夢』



S2000 平成23年度 自動車税




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