S2000奮闘記

スポーツカー偏愛録。
S2000のメンテナンスノート。

暑い夏こそ熱く!

2008年07月14日 | 雑記
暑い夏こそ熱く生きたいと思うのです。

6月14,15日にル・マン24時間レースが行われました。昔はよく深夜に放送されるテレビで見ていましたが今ではリアルタイムでインターネットが教えてくれるからすごく身近なレースになった気がします。F1モナコGP、インディ500マイルレースとともに、世界3大レースの一つと数えられるフランスで開催されたこのレースに今年も沢山の日本人たちが挑んで熱い生き様を見せてくれました。
数多くのメディアが取り上げていた東海大学の参戦は史上初の大学生チームの挑戦は熱かった。無から有を作り出した生みの苦しみは並大抵の事では無かったはず。いわば0から1を作る試みを成し遂げた結果、同世代の学生たちへ一つの「夢」を与えることが出来たと思います。
かたや今年で29回目の挑戦を行ったのが寺田陽次郎選手(61歳)。加藤寛規選手と高橋一穂選手と「テラモス」というチームでクラージュLC70無限というマシンで参戦しました。出場前に雑誌のインタビューで「チェッカーフラッグが振られたとき、優勝の喜びに涙する人もいれば、事故に見舞われたドライバーを思って涙する人もいる。ル・マンには、その両極端が同時に存在している。だからこそ人生の縮図だと感じる。」、「ドライバーにとってハードルが多いイベントのほうが終わったあとの達成感がある。一度その達成感を味わうと、そういうもののない人生に物足りなさを感じるんだ。」と語っていた寺田選手。還暦を過ぎてもなお過酷なレースに挑戦し続けるその姿はとても熱く、沢山の「勇気」を与えられました。

寺田選手のチームメイトの加藤選手がステアリングを握るASM S2000 筑波スペシャルを製作しているAUTOBACS ASM YOKOHAMAの6月30日のASM Blogには読んでいて深い感銘を受けました。「守る」という御自身の役目について書かれていました。故 瀬島龍三 氏は生前に「今の若い人に、どのようなことをのぞまれますか。」と質問者の問いかけの答えの一つに「本分を守ってもらいたい。」と答えておられました。本分を守るということのなかには、務めを守るということもありますが、その務めに伴う道徳を守るということも含まれているとのことです。Blogに書かれていた「役目」・・・それはまさに「本分」です。‘自分の本分と向き合う’、とても素晴らしいことだと思います。熱いです。

自分の「本分」と向き合って無我夢中で走り続けている後輩がいます。「法律家として世の中に少しでも役立てる事が出来れば・・・。」そう言いながら合格率数%台の難試験に挑んでいます。常に挑戦者として挑み続けるモチベーションの熱さには感服します。後輩と言えど見習うべき姿勢は沢山あります。出会って7年近くの月日が経ちますが、沢山の刺激を頂きました。正義感で満ちた熱い心で六法全書を武器に世の中のために、弱者のために、全身全霊で戦う法律家として大きく成長できることを心より祈っています。

世の中へ、弱者へ、「優しさ」を分け与える親子がいます。親友である父親は毎月のお給料の中からユニセフへ寄付を行っています。「自分が収入を得られるのは世の中のおかげでもあるから、手にした収入のほんの少しを世の中へ還元しているだけ。」と彼は言います。我が子に誇れる親の姿を見せ続けて行きたい(生きたい)とも言っていました。その姿を見ていた小学校低学年の息子さんは、自発的におこずかいの中から毎月、ユニセフへの寄付を行うようになりました。「地球上で何らかの収入を得ている人々がその収入を得る日に、ほんの少しの優しさとほんの少しの勇気を持って、ほんの少しの寄付が出来たら地球の未来も明るくなるよ。」と言っていた親友の瞳の奥は、無償の優しさが満ち溢れていながらも熱い。

「無償の愛って、親切のことではないでしょうか。愛には限定的なところがある。「愛は地球を救う」とか「人類愛」とか聞くたびに、ラクして言葉を使っているな、と思う。でも「親切」に置き換えただけで、すごく実感できるんです。世界をよくしようと思っても、見知らぬ人まで全員に愛を感じるのは無理。親切なら、すれ違うだけの人にも発揮できるでしょう。愛を謳う時期は過ぎたんです。21世紀は親切の時代ですよ(笑)。」と話していたのは芥川賞作家の川上未映子さん。同じ歳とは思えないほど巧みに言葉を操る表現力と飛びぬけた感性から生まれる思考能力は驚かされてばかり。「21世紀は親切の時代」って名言!素晴らしい!!

自分の身近な所でも繰り広げられている人生劇場。この劇場のステージには広さや大きさなんかは重要なことではない。大切なのは「温度」なのだ。みんな我武者羅に生きている。ボクのまわりの人生劇場はとても熱い!自分は熱く生きているか?自分の本分は?我武者羅に突っ走っているか?と胸に手を当て自分自身に問いかけてみる。まだまだ熱くなりきれていない胸の鼓動が何だか少し寂しげだ。


S2000とは関係のない話ですね(笑)。
乱筆乱文ですが自分への戒めと思って綴っておきました。

写真と登場人物は、いつものように無断掲載&事後報告です(笑)m(_ _)m
写真は今年の夏のベストショット!!イイ顔で撮れてるよ!今の飼い主と巡り会うまでに大変な波乱万丈を過ごしてきたけど「今」を精一杯に生きている。沢山可愛がってもらうんだよ♪
登場人物の数名+一匹の御名前には偶然にも「リュウ」が付く。面白い共通点(-.-)v

暑い夏こそ、「今」を、この「一瞬」を、熱く生きたいですね。
限りなく熱く・・・。
そして、少しばかりの親切を携えて・・・。

key of word







既成概念を取っ払え あがき続けよう孤高のジプシー
妥協は出来ない 傷ついてもいい
心の窓は誰にもオープン 星のない空も小粋に歩く
未知なる光を受けて輝こう

不平不満さえ武器にして 挑み続けよう孤高のジプシー
裏切られても 裏切りたくない
やりたいことがやれればいいさ 笑われてもいい小粋に歩く
聖なる光を受けて輝こう

死ぬまで憧れ続け 振り向かずに歩いてゆこう
小さな自分に満足などせず
俺は必ず手に入れる 打克つために必要な 勇気と優しさ
誰にも負けない 強い意志の力を・・・

死ぬまで欲しがり続け 惑わずに歩いてゆこう
小さな自分に満足などせず
俺は必ず手に入れる 愛するために必要な 勇気と優しさ
誰にも負けない 強い意志の力を・・・
SNAKE HIP SHAKES「STRONG WILL」















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