そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

伊奈町立「郷土資料館」(埼玉・伊奈町)

2010年01月31日 | Weblog
長屋門から見た母屋(郷土資料館)

 この伊奈町立「郷土資料館」は、リーフレットを要約すると次のように記されている。
 江戸末期(文政年間と伝えられる)に建てられ、一部に改造(馬屋撤去等)がみられるが、ほぼ原型に近く、建物自体が伊奈町の貴重な文化資産であり、長く保存するとともに、これに、時間及び生活様式の変化にともない消滅してゆく町の民俗・歴史資料を収集、保存。衣・食・住から娯楽関係まで、年間をとおして日常生活の全体がわかるように資料を展示している。
 ・開館昭和58年11月3日
 ・建物構造茅葺木造平屋
 ・建築面積179平方メートル(約54坪)

  伊奈町立「郷土資料館」のホームページ(休館日、開館時間等はこちらをご覧下さい)
  駐車場:有(無料)    入館料:無料

 
長屋門    土蔵の内扉を利用して作成された「郷土資料館の修復 覚」

 
郷土資料館の構内に展示されている高札や田舟

 
郷土資料館内土間に展示されている農耕具やかまど等々

 
田の字づくりの座敷

 
座敷内に展示されている民具や衣類等

伊奈町立「郷土資料館」 地図(「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)


鎌倉五山第一位の“建長寺”(神奈川・鎌倉市)

2010年01月24日 | Weblog
安永4年(1775年)の建立で、2005年に重要文化財に指定された三門

 鎌倉五山第一位の「臨済宗建長寺派の大本山 建長寺」。 建長5年(1253)北条時頼が開山大覚禅師(蘭渓道隆-らんけいどうりゅう)を開山として創建した我が国最初の禅宗寺院。
 『ウィキペディア(Wikipedia)』などによると、
 最盛期には塔頭が多数あったが鎌倉大地震による火災および幾度もの火災により創建当初の建物を失った。現存する建物は江戸時代以降に再建または移建されたものである。 総門、三門、仏殿と一直線に並ぶ伽藍創建当時の面影を残すものと思われる。
 寺宝も豊富で木造漆塗りの須弥壇、木造北条時頼坐像などの国指定重要文化財や国宝の梵鐘、絹本淡彩蘭渓道隆像、大覚禅師墨蹟法語規則等々多数ある。
 また、建長寺の最奥に位置する庭園を初めとして境内は国指定史跡として名高い。

  “建長寺”のホームページ
  拝観料:300円   駐車場:有(有料)

 
国指定重要文化財の「仏殿」(左の画像をクリックすると説明書きが見えます)

 
樹齢750年と言われている古木

 

 左:国指定重要文化財の「法堂(はっとう)」(画像をクリックすると説明書きが見えます)
 右:建長7年(1255)物部重光によって作られた梵鐘(国宝)

 
国指定重要文化財で方丈入口の門でもある唐門(表)    唐門(裏)

 
建長寺の最奥に位置する国史跡の庭園(左の画像をクリックすると説明書きが見えます)

建長寺 地図(「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)


新春を寿ぐ“鶴岡八幡宮”(神奈川・鎌倉市)

2010年01月17日 | Weblog
参拝客で賑わう鶴岡八幡宮

 正月も早半ば、多くの方は既に初詣も済まされていることでしょう。
 仏(ほっとけ?)のKちゃんも柴又七福神巡りに続いて、新春の鎌倉めぐりを楽しんできました。
 まずは鎌倉幕府のシンボル的存在の“鶴岡八幡宮”をご紹介、と言っても皆様も何回も参詣されたことでしょう。
 正月三が日には、およそ250万人の方々が初詣される“鶴岡八幡宮”ですが今頃はそれほどの混雑も無く、ゆっくりと参拝できました。
 鶴岡八幡宮は、ホームページによると康平6年(1063)源頼義が奥州を平定して鎌倉に帰り、源氏の氏神として出陣に際してご加護を祈願した京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺にお祀りしたのが始まりだそうです。
 その後、源氏再興の旗上げをした源頼朝公は、治承4年(1180)鎌倉に入るや直ちに神意を伺って由比ヶ浜辺の八幡宮を現在の地にお遷しし、 建久2年(1191)には鎌倉幕府の宗社にふさわしく上下両宮の現在の姿に整え、鎌倉の町づくりの中心としました。と記されています。

  “鶴岡八幡宮”のホームページ
  駐車場:有(有料 1時間迄400円、以降30分毎200円)

 
神橋から見る“鶴岡八幡宮”    親子で楽しくご参拝

 
巫女さんも大忙しですね

 
静御前ゆかりの舞殿     大石段を昇って本殿へ

 
大石段の下にある狛犬、「鶴岡八幡宮略年表」から寛文8年(1668)に寄進されたものと推定。
また、設置場所も石段上から現在の位置に何らかの事情により移設されたとの事。
(狛犬研究家のSさんの話 画像もSさん提供)


 
国の重要文化財に指定されている本殿へ参拝、今年も良い年でありますよう!

鶴岡八幡宮 地図(「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)


良観寺の願掛け寶袋尊(葛飾・柴又)

2010年01月10日 | Weblog
願掛け寶袋尊のお腹を、多くの参拝者が熱心に撫でている

 この良観寺については、前回の柴又七福神めぐりでも紹介しましたので
宝袋尊の画像は省略し、今回は多くの参拝者が願掛け寶袋尊のお腹に手を当てて熱心に願い事をしていたのでこちらをご覧頂きたいと思います。
 なお、当寺の宝袋尊についての謂われは境内にある「葛飾区観光協会」案内を紹介します。これによると「宝袋尊は、江戸時代初期に商人が都からの帰りに、
山中で日が暮れ、民家の宿を借り一夜を明かしたが、
民家と思ったのは大木のうろの中で、
驚いてうろの中を見渡すと布袋尊がおられた。
尊像を店に持ち帰ったところ、商いは大いに繁盛した。
この御利益を大勢の人々のお役に立てたいと発願し、
宝袋尊と称して良観寺に奉納した。」と記されています。(良観寺では布袋尊を宝袋尊と表している)
 また、当、良観寺は水子供養のお寺でもあるため、
水子地蔵が多く奉納されている。


 

 「願掛け寶袋尊」の案内板(画像をクリックしますと拡大します)
  駐車場:有(参拝者用)

 
石造りの七福神  願掛けする参拝者(やはりご婦人が多かった)

 
境内は赤い帽子を冠る可愛い顔の地蔵で埋め尽くされていた

 
この良観寺の門前は京成線の踏切があり、間断なく電車か通過している

「良観寺」地図
(「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)


柴又 七福神めぐり(葛飾区・柴又)

2010年01月03日 | Weblog
人人々の帝釈天 題経寺(毘沙門天) 柴又7-10-3
(毘沙門天の画像は残念ながら建物内撮影禁止のため有りません)


 昨年の「谷中七幅神めぐり」に続いて今年は「柴又七福神めぐり」へ挑戦してみた。
 柴又の七福神めぐりは「フーテンの寅さん」の人気にあやかってか、毎年多くの参拝者(観光客?)が訪れると言う。
 確かに柴又と言えば帝釈天が直ぐ思い浮かぶが、やはり七幅神めぐりも寅さん人気にあやかっていることを実感したところである。
 今年は、京成高砂駅から、観蔵寺(寿老人)→医王寺(恵比寿天)→宝生院(大黒天)→万福寺(福禄寿)→真勝院(弁財天)→良観寺(宝袋尊)→題経寺(帝釈天 毘沙門天)→京成柴又駅のコースで巡ってみたのでご高覧下さい。
(ご本尊を写真で撮るなんて!と、お怒りになる方もいらっしゃるかも知りませんが、今年もお正月に免じてお許しあれ、また、画像が不鮮明なものもありますが、扉が開いていずガラス戸越し等々での撮影ゆえ、こちらもご容赦あれ...。)

  御朱印画像をクリックしますと拡大します。
  参拝料:無料、但し、御朱印を頂く方は御朱印代(各寺 200円)及び台紙代が200円がかかります。 
  柴又七福神めぐり(葛飾区公式H.P) 柴又七福神マップや御開帳日等はこちらをご覧頂くと便利です。
 なお、最寄り駅にて「七幅神めぐり」(柴又周辺観光)地図を無料配布して頂けますよ。

 
観蔵寺(寿老人) 高砂5-5-2
 
医王寺(恵比寿天) 柴又5-13-6
 
宝生院(大黒天) 柴又5-9-18
 
万福寺(福禄寿) 柴又6-17-20
 
真勝院(弁財天) 柴又7-5-28
 
良観寺(宝袋尊) 柴又3-33-13


明けましておめでとうございます

2010年01月01日 | Weblog
那覇行きANA便からの富士

年始のごあいさつ

 旧年中は“そぞろ歩き2”をご覧頂き誠に有り難うございました。
 当ブログは、“そぞろ歩き”(2006年6月~2008年12月迄、2年7ヶ月、154回掲載)の継続版として彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内して参りました。
 お陰様で皆様のご指導・ご助言等を頂きながら何とか一年間続けて参ることが出来、心から感謝申し上げます。
 今後も彩の国を中心として見近な写真を撮り歩き、原則として毎週日曜日に更新して参りますので是非、々々お立ち寄りくださいますようお願い申し上げます。
 併せて、倍旧のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
 皆様にとりまして2010年がより良い年となります事を祈念し、年始のご挨拶とさせていただきます。

2009年“そぞろ歩き2”のトップページをデジブックで振り返りました。
ご覧いただけましたら幸いです。