そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

円乗院の千代桜(埼玉・さいたま市)

2012年04月29日 | Weblog

見事に咲いた千代桜

 円乗院沿革によると、
 当院は、安養山西念寺円乗院と号し、建久年間(1190~1199)畠山重忠によって、道場村(今は浦和市の一部)に創建されたものであるが、慶長年間(1596~1615)に当地に移建したと伝える。中興の僧賢明上人は元和5年(1619)に没し、当院に葬られた。これより先、慶長19年(1614)、徳川二代将軍秀忠公の時、道場村に寺領15石の御朱印状を受け、その後代々変わることなく明治4年まで続いた。
 当院は延宝6年(1678)5月16日、京都仁和寺の直末寺となり、寛延2年(1749)11月談林格に昇格して、当地方新義真言宗の重鎮となった。幕末与野領23ヶ町村の中に、寺院が38ヶ所あったが、そのうち23ヶ寺は円乗院末寺であった。数度にわたり当院は火災に見舞われ、その昔八代将軍吉宗公がまだ紀伊の殿様であった時にお泊まりになられた紀伊屋敷を初めとして、由緒深い堂宇・古記録・宝物等多数を焼失して一時は苦難の時代もあったが、新義真言の法灯は、いささかも揺らぐことなく今日の隆盛を来している。
 と、記されている。

   円乗院公式ホームページ    駐車場:有り

 
 仁王門と多宝塔(弘法大師が1150年御遠忌記念事業としてこの大塔を建立)

 
仁王門、大黒天(与野七福神)と如来堂

 
千代桜(樹齢約300年、周囲に張り出した小枝が長く垂れ下がり、地面に接するほどもある)

円乗院 地図
 (「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします) 


桜の名所 権現堂公園(埼玉・幸手市)

2012年04月22日 | Weblog

桜で有名な権現堂堤、菜の花との競演も見事

 関東地方でも有数の桜の名所である「権現堂堤」(ごんげんどうつつみ)は、堤上の桜並木と周囲に広がる菜の花を楽しむ観光客で賑う。
 桜以外でも1月には水仙6月には紫陽花が、9月には曼珠沙華が見頃を迎え、桜の季節以外にも多くの観光客で賑わう。
 権現堂公園と隣接する行幸湖と権現堂堤を結ぶ外野橋(そとのばし)は、優雅なシルエットの吊り橋で、幸手市の新たな観光名所として人気を呼んでいる。

  幸手市観光協会 の公式ホームページ   駐車場:有(桜のシーズン中は有料 500円)

  
権現堂堤一杯に咲く桜木

 
堤上から望む外野橋等

 
菜の花畑からの権現堂堤

 
菜の花の中の立ち木が印象的でした

 
桜も散り始め、足元の花びらも素敵でした 

権現堂堤 地図
(「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)


満開の桜が見事な「増上寺」(東京・港区)

2012年04月15日 | Weblog

増上寺 大殿 

  昨年も紹介したが、NHK大河ドラマにもなった「江」や公武合体策によって降下した「和宮」の眠る寺として知られる増上寺。
 浄土宗の七大本山の一つ。三縁山院増上寺(さんえんざんこうどいんぞうじょうじ)が正式の呼称。(ご本尊 阿弥陀如来・南無阿弥陀仏)
 ウィキペディアによると、
 空海の弟子・宗叡が武蔵国貝塚(今の千代田区麹町・紀尾井町あたり)に建立した光明寺が増上寺の前身だという。その後、室町時代の明徳4年(1393年)、酉誉聖聡(ゆうよしょうそう)の時、真言宗から浄土宗に改宗した。この聖聡が、実質上の開基といえる。
 中世以降、徳川家の菩提寺となるまでの歴史は必ずしも明らかでないが、通説では天正18年(1590年)、徳川家康が江戸入府の折、たまたま増上寺の前を通りかかり、源誉存応上人と対面したのが菩提寺となるきっかけだったという。貝塚から、一時日比谷へ移った増上寺は、江戸城の拡張に伴い、慶長3年(1598年)、徳川家康によって現在地の芝へ移された。
 風水学的には、寛永寺を江戸の鬼門である上野に配し、裏鬼門の芝の抑えに増上寺を移したものと考えられる。伝える貴重な文化財として、昭和31年埼玉県指定文化財に登録されている。

  増上寺公式ホームページ    駐車場:有り


  
東京都内有数の古い建造物であり東日本最大級を誇る三解脱門

 
大殿前の枝垂れ桜

 
数えきれない数の子地蔵    境内から望む東京タワー

 
徳川家霊廟(二代将軍秀忠公、江や和宮等々が祀られている)

増上寺 地図
 (「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします) 


北本自然観察公園周辺の桜は見頃(埼玉・北本市)

2012年04月08日 | Weblog
K病院前の枝垂れ桜は見事
 
 「北本自然観察公園」周辺は、桜堤や蒲桜等々の桜の名所が多く、シーズンにはおおくの見物客が訪れる
 また、同公園に隣接するK病院周辺も多くの桜があり、通行者の目を楽しませている。
 北本自然観察公園は、案内によると、
 地域の豊かな自然を生かし、多くの野生の生きものが暮らしやすいように、また、訪問者が自然に親しめるように整備された公園で、園内にはビジターセンターとして「埼玉県自然学習センター」があり、公園内の自然情報や見所案内のほか、環境学習に関する展示、イベントが行われている。
 今、埼玉県自然学習センターでお勧めなのは、飼育展示中の「ピンク色のシマヘビ」(4/6に脱皮したばかりの赤ちゃんヘビで可愛い)で、世界でここだけしか見られない貴重なものとか...! 一見に値するお勧めです。
 

K病院周辺の道路脇に咲く桜
 
 
 

北本自然観察公園内の桜も見事
  

お勧め 世界でここだけ!
埼玉県自然学習センターで飼育展示中の「ピンク色のシマヘビ」(4/6脱皮)
 

北本自然観察公園 地図
 (「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)


大宮第二公園梅林(埼玉・さいたま市)

2012年04月01日 | Weblog
早咲きから遅咲きのウメが同時に見られる梅林
 
 「大宮第二公園」の案内によると、梅林は約0.5haの広さがあり、紅梅約150本、白梅350本、枝垂れ梅約20本の合計約520本の梅が植えられています。
 例年だと1月下旬から紅梅が咲き始めて、2月中旬に白梅、2月下旬から枝垂れ梅が咲き始め、3月中旬まで梅の花を楽しむことができるようですが、今年は開花が遅れ、今、満開を迎えています。
 早咲きから遅咲きのウメが同時に見られる梅林はとても見応えがあります。
 なお、大宮第二公園には、テニスコートや軟式野球場といったスポーツ施設をはじめ、茶室やギャラリースペースなどの施設が整備されている。
 また園内では、梅林の他にも菖蒲、アジサイ、フジなど季節を彩る花が楽しめるほか、調整池の周りでは、メタセコイアと広々とした芝生地が美しい景色を望めます。等々と記されています。
 
    駐車場:有り( 無料)   大宮第二公園公式ホームページ

 
絆を深める人、静かにスケッチを楽しむ人

 
グループでスケッチを楽しむ人  こんな顔?の梅木もありました

 
緑鮮やかな芝生地と遊水池(画像:y.sさん)

 
間もなく桜も開花(画像:y.sさん)  陽光に映える梅花(画像:e.m
さん)
 
大宮第二公園梅林 地図
 (「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)