そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

浮野(うきや)の里(埼玉・加須市)

2013年06月30日 | Weblog

クヌギ並木遊歩道

 埼玉緑のトラスト保全地(第10号地)の“浮野の里”を訪ねて見た。
 この“浮野の里”は、加須市の案内によれば、
 武蔵国(むさしのくに)の昔ながらの田園風景を残す『浮野の里』は、周辺には屋敷林や田堀、くぬぎ並木などの田園景観が保全され、平成7年度には全国「水の郷」百選に認定され、平成19年度には埼玉県から「緑のトラスト保全第10号地」に指定されています。
 4月上中旬には、ノウルシが鮮やかな黄色に色付きます。ノウルシは、トウダイグサ科の多年草で、浮野の里には約1,000平方メートルの群生地があります。ノウルシは、絶滅の危険が増しているとして環境省及び埼玉県から絶滅危惧2類に指定されている大変貴重な植物です。 
 また、6月中旬には地元の皆さんにより「浮野の里・あやめ祭り」が開催され、色鮮やかな花菖蒲や女船頭さんの田舟遊覧など、訪れる多くの人を和ませてくれます。
  なお、「加須の浮野とその植物」が、埼玉県の天然記念物に指定されています。
 
と、記されている。
 
  浮野の里公式ホームページ   駐車場:有(無料)

 
この浮野の里は、全国「水の郷百選」に認定されている

 
「武蔵野の面影」を残す美しい景観が素晴らしい

 
花菖蒲園には、約3,000株の花菖蒲(浮野の里会員による植栽

 
あやめ(花菖蒲)は時期を過ぎていた

 
“あやめ祭り”(6/16終了)中は女船頭さんによる田舟の運行もある
 
浮野の里 地図
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今年も見事に咲きました“権現堂堤の紫陽花”(埼玉・幸手市)

2013年06月23日 | Weblog

紫陽花など15花(2秒間隔で変わります、お楽しみください)

 毎年のようにご紹介している権現堂堤の紫陽花、7月7日(日)まで“幸手あじさいまつり”が開催されている。紫陽花は、現在、では100種15,000株という。
 市の案内によれば、

 権現堂堤は、桜の名所として全国的にも有名ですが、桜の季節が終わると閑散としてしまい寂しささえ感じられるため、ふるさとの自然と桜堤の美化を考え、権現堂堤をボランティアで保護に努める「幸手権現堂桜堤保存会」が平成8年から少しずつあじさいを植栽をはじめ、市民の協力もあり現在の規模となっているとのこと。

 
  幸手市観光協会公式ホームページ

100種15,000株のあじさいで、6月の権現堂堤を色づかせる。
華やかな桜とは違った美しさで、雨の中しっとりと咲く紫陽花も素晴らしい。
 
 
 
 
 
権現堂堤 地図
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神楽坂界隈(東京・新宿区)

2013年06月16日 | Weblog

神楽坂毘沙門天善國寺

 神楽坂と言えば、神楽坂毘沙門天善國寺。創建四百有余年 徳川家ゆかりの名刹として名高い。
 また、この善國寺には「寅毘沙」と呼ばれる狛犬ならぬ「石虎」が参拝客を迎える。この石虎評都内でも珍しく新宿で唯一の作例と云われている。
 日の高い神楽坂界隈は高層マンションやビルが立ち並び、昔の面影は少なく些か寂しいが、表通りから一歩小道に立ち入ると昔の佇まいの店舗等が見受けられる。
夜のとばりが落ちるころ訪ねて見たい界隈である。

 
  神楽坂毘沙門天善國寺公式ホームページ 

 
善國寺の毘沙門天像は、「神楽坂の毘沙門様」として江戸時代から信仰を集めている立像
残念ながら本堂内、撮影禁止のため写真はない。そのお姿は、善國寺H.Pからご覧ください

 
本堂左右に鎮座している。江戸後期のものされる
(沙門天は寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻にこの世にお出ましになったことから、寅毘沙と呼ばれる)

 
ギンレイホールは、1974年にスタートした名画座    界隈は洒落た高層マンションに...。

 

昔の佇まいで営業している店舗も散見される

 
界隈を散策する女子会ご一行   路地裏には素敵な食事処も多い。

 
 多くの著名なな物書きが定宿とした旅館     黒板塀の路地も味わいがある
  
 
神楽坂毘沙門天善國寺 地図
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のらくろ館・江東区森下文化センター(東京・江東区)

2013年06月09日 | Weblog

田河水泡・のらくろ館入口 大きなのらくろがお出迎え

 深川探訪第三弾は、田河水泡「のらくろ館」を訪ねる。
 この「のらくろ館」は江東区森下文化センター1階の常設特別会場にある。「のらくろ」って...?、シルバーには懐かしい名前!、館内の案内によれば、
 「のらくろ」は日本のキャラクターの元祖!年配の方は勿論、いま若い人達にこの「のらくろ」が大好評です。
 モノトーンの愛くるしい、いやし系キャラクター「のらくろ」産みの親、田河水泡・のらくろ館が開館しました。
 「のらくろ」誕生と「田河水泡」を詳しく説明展示しています。全国から「のらくろ」に遭いに集まっています。と、記されています。こちら「のらくろ館」も、ぜひ訪ねたい施設の一つである。

 
  のらくろ館・江東区森下文化センター公式ホームページ   入館料:無料

 
入口を入ると豊富な資料が展示されている

 
狭いながらも、 のらくろの生い立ちなどをわかり易く説明されている  

 
作者「田河水泡」の書斎が再現されている

 
のらくろグッズ等々...が展示

 のらくろ館・江東区森下文化センター 地図
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現代に続く庶民生活の原点が見られる“深川江戸資料館”(東京・江東区)

2013年06月02日 | Weblog

地下1階から地上2階、吹抜けの大空間に展開する江戸時代の深川の町


 今回は、先週訪れた江東区深川の松尾芭蕉所縁の史跡に続き「深川江戸資料館」を訪ねて見た。

 深川江戸資料館は、現代に続く庶民生活の原点が見られる貴重な展示施設。
 同館の案内によれば、館内には江戸時代、深川佐賀町の町並みを再現した展示室のほか、小劇場とレクホールを備えた文化施設として昭和61年にオープンしました。以来、江戸深川に関する歴史・民俗の展示、また文化活動の場の提供につとめています。と、あります。
 特に、地下1階から地上2階、三層にわたる高い吹抜けの大空間に展開する江戸時代の深川の町は圧巻です。同館のリーフレットによれば、
 江戸時代末期、天保年間頃の深川佐賀町の町並みを想定復元した「情景再現、生活再現展示」です。
 町並みには、表通りの大店と白壁の土蔵、船
宿のたたずまい、そして猪牙舟の浮かぶ掘割には火の見やぐらが影を落としています。一歩路地を入れば長屋が並び、そこには庶民の暮らしがあります。
 時代や場所だけでなく、そこに住む人々の家族構成や職業、年齢までを細かく設定し、それぞれの暮らしぶりにあった生活用品を展示してあります。 と、記されているように、その空間に入れば正に江戸時代にタイムスリップ。当時の生活が思い起こさせます。
 江戸時代の深川に関心がある方は、一度は訪ねて見たい施設です。

  深川江戸資料館公式ホームページ   深川江戸資料館入館料:400円

 
夜のとばりが降りるお店の通り

 
掘割と猪牙船、奥は火の見櫓   

 
商家の佇まい

 
商家(左:米屋、右:八百屋)

 
長屋の路地  左奥は共同トイレ、右奥は稲荷様、右前は井戸(海に近いので飲めない)

 
船宿の裏側             長屋のカットモデル

 
水茶屋と天ぷら屋台     「深川江戸資料館」入口 

 深川江戸資料館
地図

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