そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

国指定史跡“金山城跡”(群馬・大田市)

2012年09月30日 | Weblog

金山城大手虎口の石垣

 国指定史跡金山城跡は、Wikipediaによれば、
 新田金山城は、群馬県太田市のほぼ中央にそびえる標高235.8メートルの独立峰、全山アカマツに覆われた金山に築かれた山城である。別名「太田金山城」、「金山城」。
 金山の頂上にある山城であり、現在は、本丸跡とされている地点に新田神社がある。背後の斜面には石垣の一部が遺存しており、往時のようすを現在に伝える。関東平野を一望に収めることができ、西方は一段低くなっており「日ノ池」「月ノ池」がある。西南には二の丸跡、三の丸跡と呼ばれる曲輪が残り、これら曲輪につながる尾根群には堀切が設けられている。
 1469年(文明元年) 新田一族であった岩松家純によって築城される(新田義貞築城説もあるが、最近行われている発掘調査ではその時代の遺構や遺物は検出されていない)。以降、1528年(享禄元年)に由良成繁・国繁親子、1584年(天正12年)には北条氏と主は変わったが、上杉謙信の攻撃を退けるなど、関東七名城の一つとされる。
 1590年(天正18年) 豊臣秀吉の小田原征伐の際攻撃を受けて落城、こののち廃城となった。
 また、太田市の案内によれば、
 標高239mの金山山頂の実城(みじょう)を中心に、四方に延びる尾根上を造成、曲輪とし、これを堀切・土塁などで固く守った戦国時代の山城です。特筆されるのは、石垣や石敷きが多用されていることで、従来、戦国時代の関東の山城に本格的な石垣はないとされた城郭史の定説が金山城跡の発掘調査で覆されました。
 主な曲輪群は実城・西城・北城(坂中・北曲輪)・八王子山の砦の4箇所ですが、山麓にも城主や家臣団の館・屋敷があったと考えられ、根小屋(城下)を形成していたと見られます。と、夫々記されています。

  駐車場:有(無料)  太田市公式ホームページ 


史跡金山城跡の案内図(クリックすると拡大します)

 
西矢倉方面へ、いざ、出陣!        西矢倉への堀切

 
物見台下虎口と硬堀

 
馬場下通路             物見台へ

 
物見台からの視界

 
三の丸下から二の丸を望む(建物は復元された武器庫)   月の池

 
復原された総石垣の大手虎口  二の丸から三の丸方面を望む

 
日の池と武器庫

 
本丸跡には前回紹介した「新田神社」が建立されている  西矢倉へ通じる桟道

 史跡金山城跡
地図
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新田神社(群馬・太田市)

2012年09月23日 | Weblog

金山城本丸跡地に建立された新田神社

 新田神社は、建武の中興で有名な新田義貞公を祀るため、1875年(明治8)に、かつての金山城本丸跡地に建てられた。山頂付近は初日の出の名所でもあることから、毎年元旦にはたくさんの参拝客が訪れると云われる。
 また、樹齢800年以上の大ケヤキが立つ境内からは関東平野が一望できる。
 なお、史跡金山城跡については次の機会にご紹介します。
  駐車場:有(無料) 

 
本殿までの最後の石段がきつい 樹齢800年以上の大ケヤキ(クリックすると案内が見えます)

 
大鳥居を潜ると本殿        境内からは関東平野が一望される

 新田神社 地図
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葛西臨海水族園 その2(東京・江戸川)

2012年09月16日 | Weblog

葛西臨海水族園の魚達

 先週に続いて葛西臨海水族園のお魚たちをご紹介!
 2,200トンのドーナツ型の大水槽で群泳するクロマグロや、国内最大級のペンギン展示場で泳ぎ回るペンギンの姿など、見どころ一杯でとても楽しめた水族園でした。
  葛西臨海水族園公式サイト

 
大水槽は迫力満点!         白い血液を持つ魚とか

 
ペンギン展示場で水遊びするペンギン君(もう、脱走はしないでね)

葛西臨海水族園 地図
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葛西臨海水族園(東京・江戸川)

2012年09月09日 | Weblog

エントランスホール(地上30.7メートルにもなる大きなガラスドーム)

 ペンギンの脱走騒ぎで話題になった葛西臨海水族園を訪ねてみた。
 2,200トンのドーナツ型の大水槽で群泳するクロマグロや、国内最大級のペンギン展示場で泳ぎ回るペンギンの姿など、見どころ一杯でとても楽しめた水族園でした。
 同園の歴史によれば、東京湾岸地区整備事業の一環として上野動物園開園100周年を記念して計画され、「海と人間との交流の場」となることを目指し、1989年にオープンしました。
 水族園には、世界ではじめて外洋性の魚の群泳を実現したクロマグロの大水槽があり、1999年には世界ではじめて水槽内での産卵に成功。2008年、2009年にも産卵が確認されました。
 クロマグロの群泳のほか、100羽を超えるペンギンと水中を泳ぐ姿、世界各地から集められた多種多様な生き物、「東京の海」の魚たちを展示しています。さらに屋外に、池沼、渓流、そして川の様子を再現した「水辺の自然」が広がっており、さまざまな環境に生息する生き物たちと出会うことができます。 と、記されています。
  葛西臨海水族園公式サイト

 
JR線「葛西臨海公園駅」前(日本一の観覧車)  公園内を走るトレーン

 
公園内から水族園へのアプローチ


 
エントランスホール前から望む

 
2,200トンの大水槽で群泳するサメ等々(他の魚は次の機会にご紹介) ペンギン展示場にて

 
ペンギン展示場からの望む水辺      葛西臨海公園

 葛西臨海水族園 地図
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伊奈町の古刹“蓮浄山 西蔵院”(埼玉・伊奈町)

2012年09月02日 | Weblog

本堂(簡素であるがトップ部分から左右に流れるような屋根が美しい)

 伊奈町の古刹“蓮浄山 西蔵院”は、ニューシャトル羽貫駅の近く、また、バラで有名な「伊奈町制施行記念公園」に隣接する真言宗智山派の寺院である。境内も手入れが行き届き静かで美しい。
 創建等の詳しいことは不明であるが、山門を入って左側に大きな2対の地蔵が堂内に建ち、一体は1710年(宝永7年)庚寅3月の建立と伝えられている。
 
駐車場:有(無料) 

 
佇まいが見事な山門  大きな地蔵尊(左:1710年、右:1764年建立)

 
格式ある水屋         境内右手は比較的新しい六地蔵

 
本堂左手に立つ不動堂                     境内右手の庫裡

 西蔵院 地図
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