そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

川の博物館(埼玉・寄居町)

2010年09月26日 | Weblog
川の博物館の象徴“大水車”
 
 埼玉県立「川の博物館」の案内によると、
 「埼玉の母なる川-荒川を中心とする河川や水と人々のくらしとのかかわり」を様々な体験学習をとおして、理解してもらおうとすることです。また、近年人々にとってきわめて密接な課題となってきた環境保護についても、河川の浄化や水循環の視点から身近な問題としてとらえてもらうことをねらいとしています。その手法として、一方的に情報を与えるのではなく、「楽しみながら学べる体験型博物館」として、誰でも水に親しみながら憩い、楽しく学べる博物館を目指しています。..... と、記されています。
 特に荒川わくわくランド(ウォーターアスレチック)は、小さな子供さんでもミニ冒険を楽しみながら水の化学的性質を勉強出来る施設として大人気!(有料、時間制限有り)
 また、アドベンチャーシアターは大画面に連動して座席が動き、スリリングな水上の旅をバーチャル体験が出来る。(有料)
 この「川の博物館」は家族連れで楽しめる、お勧めのスポット!!

  川の博物館の公式ホームページ
  駐車場:有り(300円)   観覧料:400円(65歳以上、中学生以下無料)

 
荒川模型越しに見る大水車 荒川大模型173(源流から東京湾まで173kmを1/1000に縮小)

 
噴水広場とレストハウス  荒川わくわくランド(ウォーターアスレチック)入口(有料)

 
荒川わくわくランド全景(子供が喜ぶアスレチック多数) 荒川わくわくランド内のボート場

 
水車小屋2景

 
本館(第一および第二展示場、アドベンチャーシアター等がある)

 
第一展示場(荷船、鉄砲堰など仕掛けが多数有り) 第二展示場(企画展や特別展を開催)

川の博物館 地図
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天狗伝説の迦葉山弥勒寺(群馬・沼田市)

2010年09月19日 | Weblog
中峰閣(鎮守堂)に祀られている巨大な天狗面

 ウィキペディアによれば、
 迦葉山弥勒寺(かしょうざんみろくじ) は、群馬県沼田市上発知町にある曹洞宗の寺院である。
 沼田市北部にそびえる迦葉山の中腹に鎮座する。寺号は詳しくは「迦葉山 龍華院 弥勒護国禅寺(かしょうざん りゅうげいん みろくごこくぜんじ)」と称する。一般には単に「迦葉山」と呼ばれることが多い。
 天狗の寺として知られ、高尾山薬王院、鞍馬寺と共に「日本三大天狗」の一つに数えられる。 参拝の際には、中峰閣から天狗の面を借りて帰り、願いが成就したら、その面ともう一つ新しい天狗の面を奉納し、また別の面を借りるというならわしがある。
 天狗伝説
 宝徳3(1451年)に天巽慶順とその弟子中峰が弥勒寺を訪れ、迎えた慈雲律師は法談問答した後「…今日禅師の来るは仏祖の招きならん。永く当山に常住し迦葉不滅の法燈を継ぎ、弥勒下生の暁を期し給え」と天巽に言い遺し入定した。天巽は中興の祖となり、中峰はこれを補佐するが長年童顔変わらず神童と言われるようになる。やがて中峰が「私は迦葉仏の化身なり。当世で為すべき事は終わった。今より末世の衆生を救うため昇天せん」と言い残して昇天し、姿を消した跡に天狗面が残っていたためこれを祀るようになったという。
 
  迦葉山弥勒寺の境内案内図(クリックします拡大します)
  迦葉山弥勒寺の公式H.P    駐車場:有(無料)

 
迦葉山弥勒寺からの遠望  参道脇の馬かくれ杉(画像をクリックすると案内があります)

 
本 堂      中峰閣(鎮守堂)(両画像ともクリックすると案内があります)

 
天狗伝説のお借り面とお返し面

 
迦葉堂へはこの橋を渡り、急階段を登る  迦葉堂(画像をクリックすると案内があります)

「迦葉山弥勒寺」 地図
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国指定重要文化財 旧新井家住宅(埼玉・秩父市)

2010年09月12日 | Weblog
旧新井家住宅 全景 屋根の板葺が良く見える

 旧新井家住宅の案内によれば、
 旧新井家住宅は260年ほど前に建てられた養蚕農家で、昭和46年(1,971)に国の重要文化財に指定された。
 この住宅の最も注目すべき特徴は、屋根が板葺き(栗板に石を置いた屋根)であるということである。また、太さが35㎝もある大黒柱や家の中にある馬屋、仕切りの無い風呂場、土間に接した囲炉裏等、現代の住宅とは異なるところがたくさんある。内部も見学でき、当時の生活の様子が分かる。
 なお、旧新井家住宅は長瀞町郷土資料館の奥にあり、資料館を通らなければ見学出来ない。
 
  旧新井家住宅の説明(クリックします拡大します)
  駐車場:有(無料)   入館料:200円(長瀞町郷土資料館)
 
 
旧新井家住宅 入口     竹林越しの旧新井家住宅

 
ざしき、でえ部分外観、軒下の関西風格子が美しい   庇裏側の竹組構造

 
ざしき、土間部分外観(窓の所が風呂場)  茅葺き屋根庇裏側の竹組構造

 
土間から見た「ざしき」、板戸の奥が「でえ」 土間に接した囲炉裏(いろりばた)

 
「でえ」から見た「おくのでえ」 屋根裏のモヤに取り付けた竹を「あけび」のつるで結んでいる

 
でえにかい(二階のへや)      でえどこにかい(二階の養蚕室)

「旧新井家住宅」 地図
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秩父鉄道 荒川橋梁(埼玉・長瀞)

2010年09月05日 | Weblog
荒川橋梁を渡る秩父鉄道 SL(パレオエクスプレス)


 秩父鉄道の荒川橋梁は、秩父鉄道で荒川に架かる一番長い鉄橋、川面からの高さは約20m、鉄橋の長さは約167mある。この橋梁は上長瀞駅と親鼻駅の間にあり、長瀞ライン下りの船着き場近くに架かる。
 SLフアンの撮影スポットとしても有名でこの日も大勢の撮影者で賑わっていた。「噴煙をあげながら力強く走る蒸気機関車」、「赤煉瓦づくりの橋脚」そして「自然豊かな長瀞の渓谷に架かる橋梁」と写真愛好家に取っては誰しも一度は訪ねたい場所となっている。
 なお、今回の撮影場所は国道140号線(彩甲街道)の親鼻橋たもとを下りて荒川河川敷から撮影)
 
  荒川橋梁を渡る秩父鉄道 SL(パレオエクスプレス)
  秩父鉄道(パレオエクスプレス)
  駐車場:有(300円)
 
 
秩父鉄道の各種車両(川面を下るのは長瀞ライン下りの舟)

 
左方面が上長瀞駅(右画像は最近導入した7500系)

 
右の車両は貨物車(セメント運搬車?)

「荒川橋梁」 地図
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