岩室観音の案内によれば、
岩をうがって観音をまつったことから岩室観音という。龍性院の境外仏堂である。
四国八十八ヶ所弘法大師巡錫の霊地に建てられた寺々の本尊を模した八十八体の石仏
吉見百穴は埼玉近辺にお住まいの方は小学校の遠足等で一度は訪れた事が有るのではないでしょうか?
吉見町の案内によると、
吉見百穴は古墳時代の末期(6世紀末~7世紀末)に造られた横穴墓で、大正12年に国の史跡に指定された。横穴墓は丘陵や台地の斜面を掘削して墓としたものであるが、死者が埋葬された主体部の構造は古墳時代後期の横穴式石室とほとんど同じである。
百穴が分布する一帯は凝灰質砂岩と呼ばれる比較的掘削に適した岩盤が広がっており、当時の人々は掘削するのに適した場所を探して横穴墓を造ったと考えられる。吉見百穴は明治20年に発掘調査が実施されているが、わずかな写真と出土品を残すのみで詳細な情報はほとんど残っていない。現在確認できる横穴の数は219基である。 と、記されている。
戦時中、横穴群のある岩山に地下軍需工場が建設された事等はあまり知られていないが、その工場跡等も見学出来る貴重な史跡である。
吉見町公式ホームページ 駐車場:有(無料)
河口湖観光ガイド等によると、
延喜式内 名神大社 河口浅間神社〔カワグチセンゲンジンジャ〕は、河口湖の北側に位置し大きな杉林に固まれ歴史を感じる佇まいである。
本河口浅間神社は、貞観6年(864年)の富士山大噴火を鎮める為に、翌865年、富士山と対峙する河口の地に富士山の神を祀った。この神社は古くから鎌倉街道沿いに位置し交通の要衝として栄え、また、河口地区の神社としても信仰を集めた、祭神は木花咲耶姫。毎年4月25日の「孫見祭り」には、稚児の舞(山梨県の指定無形文化財)が奉納される。
社殿の南側にある七本杉は、巨樹で神木としてしめ縄を結わえてある。7本の杉とも幹は真っすぐに1本に伸び、枝分かれしたものはない。二柱杉(ふたはしらすぎ)は樹高47・5m、天壌杉(てんじょうすぎ)は根回り30mの大樹である。樹齢1200年に及ぶ巨木が1ヶ所に現存することは貴重であり昭和33年県指定の天然記念物になっている。