そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

関東の比叡山ともいわれる「泉福寺」(埼玉・桶川市)

2011年09月25日 | Weblog
泉福寺「大堂」

  ウィキメディアによれば、
 泉福寺(せんぷくじ)は、埼玉県桶川市にある天台宗の寺院。山号は東叡山。院号は勅願院。房号は円頓房。本尊は阿弥陀如来及び地蔵菩薩。
 
829年(天長6年)円仁を開山として創建されたと伝えられる。古くから天台宗の中心的な寺院のひとつであった。1560年(永禄3年)兵火により焼失し、1647年(正保4年)に復興された。江戸時代には幕府から朱印状が与えられていた。
 
と、記されている。
 この泉福寺は、桶川駅から西へ5km程の緑豊かな自然環境の中にあり、荒川に面した大宮台地のはずれに建つ古刹で、緑に囲まれた広い境内には、「石の仁王像」、左甚五郎作といわれる「雨乞いの龍」など貴重な文化財が残る山門や大堂をはじめとした江戸時代以来の建物がある。
 阿弥陀如来坐像は、 高さ89.3cm、鎌倉時代の弘長2年(1262)に製作されたことで知られる国重要文化財。
 かつては「大堂」と呼ばれる阿弥陀堂に安置されていたが、 文化財としての重要性から、現在は大堂前の耐火収蔵庫内に安置されている。
 案内板をクリックしますと拡大します。       駐車場:あり(無料)

 
 
貴重な文化財が残る山門        鐘楼(後ろは、現「本堂」)

 
「大堂」内の天井に描かれている「鳴き龍」 等(特別公開日に撮影)

  
国重要文化財の木造阿弥陀如来坐像(特別公開日に撮影) 牛の菩提を弔う牛王観音像

 
鐘楼横にある六地蔵           泉福寺前は富士遠望の名所

泉福寺 地図
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三田原氷川神社(埼玉・桶川市)

2011年09月18日 | Weblog
明和の伝馬騒動の舞台となった川田谷に静かに鎮座する“三田原氷川神社”

 ウィキメディアによれば、
 氷川神社(ひかわじんじゃ)は、スサノオを主祭神とする氷川信仰の神社。旧武蔵国(埼玉県、東京都)の荒川流域を中心として200以上、氷川を冠するものを含めれば260以上があり、簸川神社と書く神社もある。 と、記されている。
 ここ「三田原氷川神社」もその一つであり、特に毎年10月に奉納される300年の歴史を今に伝える民俗芸能“三田原ささら獅子舞”が有名である。
 またここ川田谷は、
明和元年(1764)
12月~明和2年1月に発生した伝馬騒動の騒乱の舞台のひとつとなった歴史の地でもある。
 世に言う明和の伝馬騒動は、武蔵・上野・下野・信濃の四ヶ国、20万の農民が参加した近世における最大の農民一揆。この川田谷には、打ち壊しの対象となった「高橋甚左衛門」宅があった。
 近くには、国指定重要文化財の阿弥陀如来座像(弘長2年 1262)等が伝えられている「関東の比叡山」ともいわれる“泉福寺”や「旧陸軍桶川飛行学校」兵舎跡がある。
   駐車場:あり(無料)
 
 
広い境内の一角(右手)には地元の三田原集会所がある  写真中央部には朱塗りの大鳥居があった

 
明和の伝馬騒動で打ち壊しの対象となった「高橋甚左衛門」の寄進と言われる狛犬

三田原氷川神社 地図
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繁華街のオアシス、桜田公園(東京・新橋)

2011年09月11日 | Weblog
サラリーマンの憩いの場所“桜田公園
 桜田公園は、関東大震災後の震災復興都市計画事業でつくられた55箇所の公園のひとつ。東京市により昭和6年に開設され、昭和25年に東京都から港区に移管された。
 当初は明治10年に開校したという歴史のある桜田小学校に隣接して開設されたが、平成3年3月に同校は統廃合により廃止され、現在では都港区生涯学習センター(ばるーん)となっている。
 公園のグラウンド跡地にはトラックもあり、往時をしのばせている。
 現在は、通勤等のサラリーマンの通りぬけの場所になってしまい行き交う人も多い。公園の片隅には遊具場もあってサラリーマン?らしき人たちがゆったりと寛ぐ姿も数多く見られるが、遊具の対象となるような幼児等は見かけられない。
 しかし、新橋駅烏森口近くの繁華街にこのようななオアシスのような空間があることはとても驚きであり、また、感心をしてしまったところである。

 
公園の一角にある遊具場             肝心の幼児等は皆無である

 
都港区生涯学習センター ばるーん(旧桜田小学校)     センター1階にある喫茶店

 
明るくモダンな公衆トイレ        喫煙者には好評な喫煙コーナー(路上は全て禁煙)

 
木陰という木陰はサラリーマン?の憩いの場所となっている。

桜田公園 地図
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NHK放送博物館(東京・愛宕)

2011年09月04日 | Weblog
放送のふるさと・愛宕山 山頂の放送専門ミュージアム“NHK放送博物館”

 東京23区最高峰を誇る愛宕山は、東京都港区にある標高26mの天然の山、山頂には歴史的に名高い愛宕神社とNHK放送博物館が建つ
 NHK放送博物館は、ウィキペディアによると、
 NHK発祥の地である愛宕山に世界初の放送専門博物館として1956年に開館。開館当時は愛宕山放送局の局舎を使用していた。現在の建物は1968年に新築されたもので、当時の局舎は現存しない。以前はNHK放送文化研究所と同居していたため、展示室は2階までだったが、2002年に同研究所が近くの愛宕グリーンヒルズMORIタワーに移転したことから、全フロアに拡張して2003年にリニューアルオープンした。
 玉音盤など約2万件の放送資料と約6,500点の放送関係図書を所蔵している。それぞれの時代のラジオ受信機やテレビ受像機が展示され、動態保存(実際に動作する状態で保存・展示)にも努めている。 と、記されている
 放送専門ミュージアムとして是非一度は訪ねてみたい。
  NHK放送博物館公式ホームページ
    入館料:無料
 

 
左上が「HHK放送博物館」、右手の社叢の中に「愛宕神社」が鎮座する。 愛宕トンネル脇にあるエレベータ

 
愛宕山頂にあるHHK放送博物館と愛宕神社(画像をクリックすると紹介ブログがご覧になれます)

 
日本のテレビジョンの父とも言われる高柳健次郎氏が制作したテレビ(復元)

 
国産テープ録音機    時報時計

 
テレビ放送開始頃の13インチ白黒TV(キット品で当時で10万円)  TVカメラの今昔

 
テレビの今昔(懐かしい機種もあるかも)  こちらはラジオ、真空管ラジオが懐かしい

HHK放送博物館 地図
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