そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

札所33番 延命山菊水寺(埼玉・秩父)

2013年10月27日 | Weblog

札所33番“菊水寺”寺の名前の由来「菊水の井」があったこと

 延命山菊水寺は参道の正面に「正大悲殿」の額を掲げる入母屋造りの観音堂は秩父札所33番。観音堂の内部は広い土間で、本尊(聖観音)を間近く拝むようになっている。
 本尊は一木造りの県指定文化財で藤原時代の秀作。
 本堂右手の壁面には、名高い「子がえしの絵図」が掛かっている。秩父聖人と言われる井上如常が奉納したもの。如常はこの絵の中で、嬰児殺しの悲惨な風習を戒めて、わが子を圧殺するなど極悪非道の所業だと母親をはげしく責めている。
 また、左側には孝行和讃と、唐の楊夫人がわが子を差し置いても姑の老婆に乳を与えている彩色絵の奉額がある。
 本堂前の芭蕉句碑、寛保年間に建てられたもので県内最古と云われている。

 
参道                歴史を感じさせる寺額

 
芭蕉句碑  寒菊やこぬかのかかる臼の端

 
左:唐の楊夫人、姑の老婆に乳を与えている奉額  右:名高い「子がえしの絵図」

 札所33番 延命山菊水寺 地図
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手づくりロケット打上げ!吉田の龍勢祭り(埼玉・秩父)

2013年10月20日 | Weblog

大成功 手づくりロケット“龍勢
製作者口上→櫓(発射台)へ→点火→飛翔→頂点へ→仕掛け展開→パラシュート等放出

 仲間の尽力で手づくりロケット打上げで有名な“吉田の龍勢祭り”を最高のロケーションで見ることが出来た。
 案内によれば、毎年10月第二日曜日に椋神社(むくじんじゃ)の例大祭が行われ、その付祭として「龍勢」が奉納されます。龍勢煙火は火薬筒を青竹に縛り付けたもので、これを櫓にかけて点火すると、ロケットのごとく上空に舞い上がります。轟音を立てて舞い上がる様が昇天する龍の姿に似ていることから「龍勢」の名が生まれたといわれています。
 また、Wikipediaによれば、
 龍勢祭りは、埼玉県秩父市下吉田にある椋神社の例大祭で行われる祭りである。毎年10月の第二日曜日に実施される。27の流派があり、毎年三十数本の龍勢(火薬を仕掛けた龍)を轟音とともに天高く打ち上げるものである。上がった龍勢は、発煙等の仕掛けを展開する事もある他、パラシュート状の物体を内包することもある。この祭りで奉納する龍勢は各流派の手作りで作成される。通称農民ロケットとも呼ばれている。と、記されています。
  吉田龍勢保存会ホームページ

 
天空目指して打上げ   パラシュートなどを分離

 
 
折角打ち上げたのに...。あえなく失速、山中へ落下

 
熱気溢れる観覧席(桟敷席)   会場近くに咲く、季節外れの桜花

 龍勢祭り会場 地図
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横浜 山下公園付近(神奈川・横浜市)

2013年10月13日 | Weblog

日本郵船“氷川丸
船名は武蔵一宮「氷川神社」より命名、詳しくはこちらをご覧ください

 横浜市にある「山下公園」を久し振りに訪ねて見た。
 Wikipediaによれば、、
 山下公園(やましたこうえん)は、神奈川県横浜市中区山下町279にある公園(風致公園)。
関東大震災の復興事業として、横浜市助役だった楢岡徹らが瓦礫などを使って海を埋め立て造成して、1930年(昭和5年)3月15日に開園した。面積は 74,121m² 。なお、横浜市は「日本最初の臨海公園」としているが、海に面する公園が当時既に存在しており、定義が明確ではない。と、記されている。

 公園内施設には、

・歌碑「かもめの水兵さん」
・「赤い靴はいてた女の子」像
・インド水塔
・水の守護神
・リカルテ将軍記念碑 等がある。

 
大勢の観光客などで賑わう公園

 
噴水内の像は、サンディエゴから寄贈された水の守護神像

 
街中で見かけたポニー タクシー?     県庁前の銀杏も色付き初めている

 
公園近くの中華街は相変わらずの賑わい
 
山下公園 地図

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秋景色の“国営昭和記念公園”(東京・立川市)

2013年10月06日 | Weblog

みんなの原っぱ大規模な震災や火災が発生した場合の避難場所となる)

 立川市にある「国営昭和記念公園」を訪ねて見たが、園内は秋の風情を醸し出していた。
 Wikipediaによれば、
 
国営昭和記念公園は、
昭和天皇御在位五十年記念事業の一環として、現在及び将来を担う国民が自然的環境の中で健全な心身を育み、英知を養う場とするために、戦後米軍が旧陸軍施設を接収した立川市と昭島市の両市にまたがる立川基地跡地のうち、180haを記念公園として建設することが閣議決定され、「緑の回復と人間性の向上」をテーマに1978年(昭和53年)度より国土交通省の手で施設整備が進められてきた。
 1983年(昭和58年)10月26日、昭和天皇御臨席のもとに約70haで開園した後、レインボープールや子供の森、日本庭園、砂川口、盆栽苑等次々と施設が整備され、2005年(平成17年)11月にはみどりの文化ゾーンが共用され、同時に昭和天皇記念館が開館した。
 
本公園は立川基地跡に開設されており、レクリエーション施設としての面もあるが、大規模な震災や火災が発生した場合は、避難場所としての機能を果たすよう設計されており、立川市と昭島市の広域避難場所の一つに指定されている。例えば、園路はスムーズに避難を行うために幅が広く作られており、芝生が広がるみんなの原っぱは避難所として、立川口駐車場・みどりの文化ゾーンは救援隊のベースキャンプ・救護所・物資集積所などとして活用できる。また、防災関係機関が所在する立川広域防災基地が公園に隣接している。と、記されている。

  国営昭和記念公園公式ホームページ   入園料:一般400円(65歳以上200円)

 
水辺にススキは似合いますね

 
枯蓮も水鳥の池も静かに秋を待つ

 
秋を代表する花、彼岸花とコスモス

 
ススキはもう深秋の気配...。

 
赤とんぼ二景

 
木漏れ日を浴びて
 
国営昭和記念公園 地図

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