そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

上野・東照宮“冬ぼたん”(台東区・上野公園)

2009年01月25日 | Weblog
寒さに耐えて見事に咲いた“冬ぼたん”

 案内によると、
 厳しい寒さの中で咲く“冬ぼたん”の清楚なその姿は、神秘的なムードと叙情性を漂わせ、まるで貴婦人を思わせるようです。
 ぼたんは、その枝振りと比べ、変化に富んだ豪華な花を咲かせることから「富貴、繁栄」を表す縁起の良い花とされています。特に“冬ぼたん”は栽培が非常に難しく、着花率も2割程度で一般家庭で開花させることは殆ど望めません。春のぼたんと比べると花弁はやや小振りながらその希少性ゆえ、古来より新春を祝う壽華として観賞されています。
 公開されている“冬ぼたん” は、約40品種・600本で、雪除けのワラの囲いの中で寒気に耐えながら白、紅、淡紅、紫などの彩りを添えて競って咲きます。淡紅色抱え咲きの縁起花「七福」、紫紅色八重咲きの「栗皮紅」、濃い紅色八重咲きの「日昇」、紫色半抱え咲きの「寒紫」、淡紅色八重咲きの「雪衣」、白色千重咲きの「雪重」、紫色に白い絞りが入った「寒紫綿」などの名花が、楚々と開花していきます。  とあります。
 なを、“冬ぼたん”の画像を「デジブック」にしました、ご覧いただけましたら幸いです。(下段の「デジブック」をクリック)
  最寄駅:上野駅(公園口)   入苑料:600円
 開苑期間:1月1日~2月末日(無休) 開苑時間:9時30分~16時30分(入園締切り)
  上野東照宮ぼたん苑のH.P(上野観光連盟H.P)

  
都心の喧噪を忘れさせる静かな苑内  後ろに見えるのは五重塔

  
色とりどりな冬ぼたんが訪れた人を楽しませてくれます


上野・東照宮 冬ぼたん 地図(「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)

“冬ぼたん”のデジブックです。ぜひ、ページを開いて見て下さい!


氷川天満神社(埼玉・桶川市)

2009年01月18日 | Weblog
「氷川天満神社」拝殿(左右の狛犬にご注目!)


 この天神社は近在の人々から永年「加納の天神様」と親しまれ信仰されてきたという。江戸時代には「木曽街道懐宝図鑑」(天保12年 1841年発行)にも記述され、往時は参詣人が絶えなかったようである。特に難病に効く薬湯があり、中山道を通る旅人もここに参詣し薬湯につかったと伝えられ、この薬湯に使用した井戸は境内に現存している。
 創建は正徳2年(1712年)、祭神は菅原道真。創建当時は上加納村の鎮守とされたが、後の明治8年(1875年)に下加納村と合併、下加納村の鎮守であった氷川神社を合社し、「氷川天満神社」と称するようになったとされる。
 この神社に伝えられる「天満宮」の額は、梵語学者の音利房 盛典(おんりぼう せいでん)が元禄元年(1688年)に奉納したもので桶川市指定文化財となっている。
 また、拝殿前に鎮座?する狛犬は狛犬研究家のshio氏によると、安永5年(1776年)9月に奉納されたもので埼玉県内でもかなり古いものであり、貴重な狛犬だと熱く語られている。
 ただ、この狛犬は永年の風雪に耐えてきた有様ではないので、恐らくは建物内で保護?されていたものを近年拝殿前に移したのではないかと考えられている(大谷石の台座も一寸変ですね...。)
 230年余り前に彫られた狛犬を見るだけでもこの天神社に参拝するご利益はあるかとも思う。
  案内版(画像をクリックしますと拡大します)   駐車場:有り(無料)
  桶川市観光協会のH.P(「氷川天満神社」の記述があるページ)

 
 左:薬湯に使用したと伝えられる「ご神水の井戸」
 右:現存の「奉納額」、梵語学者の盛典が奉納した額は別に保管されているとのこと


県内有数の狛犬、左右(阿形.吽形)の狛犬をクリックしますと横画像になります(基盤の文字も読めるかも?) 

 
天神社境内、中央奥は「神楽殿」 奉納された「力石」

氷川天満神社 地図(「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)


“谷中七幅神めぐり”番外編(東京・谷中界隈)

2009年01月11日 | Weblog
谷中ぎんざの看板猫?(365日、餌も食べず、微動だもせずにあなたの来店を待っている健気な猫ちゃんです)

 先週紹介させて頂いた“谷中七幅神めぐり”の道中?で一寸気になる(楽しい、可笑しい、ユニーク、素敵等々...。)街模様を紹介します。
 このコースには七幅神の他、青雲寺の“宝井馬琴の筆塚”、看板猫が待っているノスタルジー漂う「谷中ぎんざ」の“る・たみ”(愛想の良いご主人が魅力的です)、首都圏&讃岐のうどんの名店150軒に紹介された“かみやうどん”(TVでも紹介されたようですよ、釜揚げうどんが美味かった!)、赤穂浪士とゆかりがある“長福寺”とその謂れ、あるいは谷中墓地を彩る?“早咲き梅”等々...。ご紹介したいものが多々あります。
 そうそう、外してはならないものに“朝倉彫塑館”がありました(同館は今年の4月から平成25年の3月迄、長期休館となるとのことですので彫刻好きの方は今のうちにどうぞ)。
※下線のある文字をクリックしますと関連画像等にジャンプします。

  夕やけだんだん(七面坂)から見た谷中ぎんざ(画像をクリックしますと「谷中銀座商店街振興組合」のHPにジャンプします)

  最寄駅:西日暮里、日暮里(下記の谷中ぎんざ近辺 地図を参照してください)

  
楽しいビルを発見!お目目とお鼻に見えませんか? 昔は見えたか富士見坂

  
雪の少ない東京で、なんでここまでやるのでしょうか? 寄らば大樹、古木に共生する青葉三葉 

  
選ばれました“街の景観賞”、お寺の街に相応しい...。 竹林ならぬ竹塀?、でもおしゃれですね

谷中ぎんざ近辺 地図(「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)



谷中七幅神めぐり(東京・谷中地区)

2009年01月04日 | Weblog
不忍池弁天堂の大提灯(今回の七幅神めぐりのラストを飾り?ます)

 谷中七幅神は江戸で最も古い歴史を持ち、その起源は江戸中期迄遡ると言われます。
 今回は、田端から谷中寺町を経て不忍池まで、街並を散策しながら約6キロ(約15,000歩強)を巡りました。
 各寺院とも信仰厚い善男善女が多数訪れ、大変な賑わい?でありました。
 それでは、ご多忙で初詣や七幅神巡りが出来ない方、Web上でご参拝?くださいませ。
(ご本尊を写真で撮るなんて!と、お怒りになる方もいらっしゃるかも知りませんがお正月に免じてお許しあれ、また、画像が不鮮明なものもありますが、扉が開いていなかったり、押し合いへし合い?の中での撮影ゆえ、こちらもご容赦あれ...。)

  参拝料:無料、但し、御朱印を頂く方は御朱印代(各寺 200円)および色紙若しくは台紙代(500円~1,200円)がかかります
 ※各寺院のご開帳は1月10日(土)までとの由です。
  地図をクリックしますと拡大します。
 なを、JR田端駅南口の窓口で、この地図を無料配布して頂けます。

  
東覚寺(石庭が有名、北区田端2-7-3) 福禄壽(ご利益:人望)

  
青雲寺(滝沢馬琴の硯塚がある、荒川区西日暮里3-6-4) 恵比寿(ご利益:正直)

  
修性院(別名、花見寺と呼ばれていた、荒川区西日暮里3-7-12) 布袋尊(ご利益:大量)
 
  
長安寺(狩野芳涯の墓がある、台東区谷中5-2-22) 壽老人(ご利益:長寿)

  
天王寺(江戸三富の一つの大仏がある、台東区谷中7-14-8) 毘沙門天(ご利益:威光)

  
護国院(江戸時代に建てられた本堂は重厚、台東区上野公園10-18) 大黒天(ご利益:富財)

  
不忍池弁天堂(蓮池の中にある、台東区上野公園2-1) 弁財天(ご利益:愛敬)


あけましておめでとうございます!

2009年01月01日 | Weblog
中央自動車道 初狩P.Aからの富士

ご あ い さ つ

 当ブログは“そぞろ歩き”からアクセス時間の短縮等、更なる向上を目指して移転して参りました。
皆様のご指導、ご助言等を頂きながら、よりご充実したブログを目指して参りますので今後ともお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
 私こと、仏(ほっとけ?)のKちゃんは彩の国を中心として見近な写真を撮り歩き、原則として毎週日曜日に更新したいと考えています。どうぞお時間がありましたらお立ち寄りくださいますようお願い申し上げます。
 なを、従来の“そぞろ歩き”は、2006年6月より2008年12月迄(2年7ヶ月、154回掲載)の彩の国を中心としたの写真ブログでした。今後も過去ブログとして維持して参りたいと考えております。
 もし宜しければこちらもお立ち寄り下さいますようお願い申し上げます。(アニメーション“そぞろ歩き”をクリックしていただきますとジャンプします)

仲間から頂いた富士の写真をご披露します!

  
 左:撮影 sioさん 十国峠からの富士(峠越しの富士、素敵です)
 右:撮影 y.sさん パノラマ台からの富士(ここまで自分の足で登ってこその富士ですね)
  
(お二人の写真をクリックしますと拡大してご覧になれます)