そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

権現堂堤の紫陽花(埼玉・幸手市)

2010年06月27日 | Weblog
桜で有名な権現堂堤、梅雨の時期は紫陽花が楽しめる


 春は埼玉県下でも有数の桜で有名な権現堂堤、「桜の季節が終わってからも四季折々に咲く花を」という地元の皆さんの思いから、ボランティアの皆さん等を中心に紫陽花が植えられ、今では100種、12,000株に増え、梅雨の6月の権現堂堤が見事に色づきます。
 華やかな桜とは違った美しさで、雨の中しっとりと咲くあじさいを堪能出来ることに感謝!
 2010年「第10回 あじさいまつり」 開催中 2010年5月29日(土)~7月4日(日)
  駐車場:有(無料)

 
権現堂堤の両側に群生する紫陽花

 
春の桜、梅雨時の紫陽花。どちらも素晴らしい!

権現堂堤 地図
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金蔵院(毘沙門堂)と金蔵院宝篋印塔(埼玉・吉見町)

2010年06月20日 | Weblog
再建された金蔵院(毘沙門堂)

 境内にある吉見町の案内によるとによると、
 毘沙門堂は、大串山金蔵院と言い修験の寺で、本尊は行基の作といわれる毘沙門天の立像である。
 毘沙門天は、武勇の神であり、武将大串次郎重親はこれをあつく信仰し、この地に寺を建立したと伝えられる。
 この寺は、もとは七堂伽藍が備わった立派な寺であったが、天文年中(1546年頃)北条、太田両氏の松山城争奪戦に遭って喪失してしまった。現在のお堂は、後に建てられたものである。
 毘沙門堂の西方70mの畑の中にある塔を宝篋印塔といい、高さ1.9mあり、九輪の上部は欠損しているが、他は完全で関東地方では整った美しさをもつ優秀な塔の一つであり、埼玉県指定史跡となっている。
 なお、この塔は、源平の昔、有名な宇治川の合戦の折、畠山重忠と先陣を争った大串次郎重親の墓と伝えられている。
 また、山門の左側にあって「応安六年(1373年)」の銘がある金蔵院宝篋印塔は、四隅に突起のある笠と、真四角の塔身が二つずつあることからニ重式宝篋印塔と呼ばれ、現在では笠の四隅にあった突起に欠損個所が見られる。こちらの塔も埼玉県指定史跡となっている。
 
  金蔵院宝篋印塔の案内(画像をクリックしますと拡大します)
  吉見町観光案内     駐車場:若干有り(無料)

 
金蔵院宝篋印塔の案内と板碑(画像をクリックしますと拡大します) 毘沙門堂山門

 
大串次郎重親の墓と伝えられ宝篋印塔(右画像をクリックしますと拡大します)

 
金蔵院宝篋印塔(右画像をクリックしますと拡大します)

「金蔵院」付近 地図
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竜飛岬、階段国道339号線(青森・外ヶ浜町)

2010年06月13日 | Weblog
津軽海峡の船舶の安全を守る竜飛埼灯台

 『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、
 竜飛岬は、青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜にある、津軽半島の最北端、津軽海峡に突き出た岬である。龍飛崎と表記(灯台はこちらを表記)することもある。津軽国定公園の一部。
 名前はアイヌ語の「タムパ」(刀)の転訛(てんか)による。竜飛埼、龍飛埼とも表記されることがある。竜飛岬(たっぴみさき)、龍飛岬とも言われる。
 周辺は灯台を中心に遊歩道となっており、天気の良い日には津軽海峡を挟んだ北海道の松前半島や、海峡を行き交う船舶が見渡せる。北海道の白神岬とは津軽海峡を挟んで19.5キロメートルの距離があり、地下を青函トンネルが通る。
 石川さゆりのヒット曲「津軽海峡・冬景色」の歌詞の一節に唄われていることでも知られている。
 

 竜飛埼灯台の案内(画像をクリックしますと拡大します)

 また、竜飛岬にある階段国道は、東津軽郡外ヶ浜町三厩竜飛の竜飛灯台付近から帯島付近を結んでいる「階段」が国道339号のルートとして指定されている区間である。外ヶ浜町循環バス(三厩地区循環バス)の終点にあたる「竜飛崎灯台」バス停近くに大きな案内標識があり、そこから階段国道を下がりきると、「竜飛漁港」バス停のすぐ近くに出ることになる。
 国土交通省等によれば、階段が整備されたのは国道指定の20年近く後のことである。階段国道の区間をショートカットする自動車通行可能な道路が別に存在するが、こちらを国道に指定し直そうとした時に、地元が「この方が観光名所になるから」と、指定変更を中止させたとの話もある。
 なお、本来は車道も建設される予定だったが、地形の関係で車道の建設が困難だった為、歩道のみとなった。
 段数は片道362段あるが、勾配が急で道幅が狭く直線的でない。途中で休憩するための施設としてベンチが設置されている。風の強い竜飛の海からの風を遮る設備はない。階段脇には自転車を乗せることが可能なスロープが設置されている。 等々と記されている。

 
車窓からの竜飛岬(対岸は北海道松前半島、右下の白い建物は竜飛埼灯台) 灯台施設越しに見える下北半島
(両画像ともクリックしますと拡大します)

 
津軽海峡越しに見る、対岸の下北半島      石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」記念碑

 
車やバイクが通行出来ない「階段国道」(国道339号線)

 
階段国道アラカルト  階段国道の案内板 国道は人家密集地(路地)を入って行く

「竜飛埼灯台」付近 地図
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青池とブナの森(青森・十二湖)

2010年06月06日 | Weblog
可愛い小鳥も迎えてくれた十二湖散策

 『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、
 十二湖(じゅうにこ)は、青森県西津軽郡深浦町にある複数の湖の総称である。白神山地の一角で、津軽国定公園内にある。
 十二湖を構成するこれらの湖は、1704年の能代大地震による崩山(くずれやま)の崩壊で塞き止められた川から形成されたのではないかと推定されている。十二湖という名称は広大なブナの森に点在する33の湖沼が、「大崩から見ると湖沼数が12に見える」ということに由来するとも言われているが、詳しくは分かっていない。ただし、偶然にも面積が10,000平方メートルを超える湖沼数は12となっている。近隣にはブナ林が密集し、それらの水分の含有量が多いため、自然の造った水桶あるいはダムのようであり、しかも自然の浄化装置を持つとでも表現できるほどの水質の良い水が各所で湧き出している。湖の総数は約30あり、それぞれ透明度は高い。 と記されている。
 今回はその一部の湖を紹介する。

 

 十二湖の由来(画像をクリックしますと拡大します)

 
十二湖散策マップ(画像をクリックしますと拡大します) 鶏頭場の池

 
コバルトブルーの湖面が美しく、大人気のスポット“青池”  自然林豊かな十二湖周辺

 
ブナやミズナラの脇から流れる湧水      沸壷の池

 
落口の池            がま池

十二湖付近 地図
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