そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

雨の旧新橋停車場(東京・新橋)

2011年06月26日 | Weblog

1872年(明治5年)の開業した日本初の鉄道ターミナル新橋停車場
(駅舎外観を当時と同じ位置に再現したもの)

 「汽笛一声新橋を はや我汽車は離れたり・・・・・」と、歌われた

新橋停車場、日本の鉄道発祥の地として記念碑的駅舎の再現です。

Wikipediaによると、

 1872年10月14日明治5年9月12日)に日本最初の鉄道路線の起点として開業した新橋駅(初代)がこの駅の始まりである。リチャード・ブリジェンスの設計による木造石張り2階建ての西洋建築の駅舎があり、長らく東京ターミナル駅として機能していた。また1873年(明治6年)9月には、当駅と横浜駅(初代・現在の桜木町駅)との間で日本初の貨物列車の運行が開始された。1日1往復の運行で、イギリス製の有蓋車無蓋車を使用していたという。

 地は1996年平成8年)12月10日に「旧新橋停車場跡」として国の史跡に指定された。発掘調査の後、風化を防ぐために埋め戻され、2003年(平成15年)にその上に開業当時の駅舎を再現した「旧新橋停車場」が建てられた、同年4月10日開館。調査では鋳物工場跡やトイレ遺構などを検出している。
 内部は鉄道の歴史に関する「鉄道歴史展示室」(運営は東日本鉄道文化財団)になっている。
 旧新橋停車場の裏手には、鉄道の起点であった「0哩(マイル)標」が当時と全く同じ位置に再現されており、当時のレールが数メートルだけ敷設されている。 と、記されている。

 
高層ビルに囲まれた、旧新橋停車場(建物内は
鉄道歴史展示室

  
竣工時の駅舎写真             駅舎基礎石

 
往時のプラットホームと線路

  
プラットホームの構造(遺構)

  
創業時のレール等      創業時の線路      新橋駅0哩標識

 旧新橋停車場 地図

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二ツ家下遺跡(埼玉・北本市)

2011年06月19日 | Weblog

二ツ家下遺跡の発掘現場で係員から説明を受ける見学者グループ

 財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団の案内によると、
 二ツ家下遺跡は、平成21年度に第1次調査が実施されており、今回の調査は第2次調査になります。
 遺跡は、関東平野中央部に広がる大宮台地の北部に位置しており、標高は約23mです。
 旧中山道の西側に接する遺跡で、江戸時代を主体とする遺構が見つかりました。 主な遺構は、掘立柱建物跡(2棟)・溝跡・土壙・畝跡(うねあと)などで、陶磁器類や古銭が出土しています。
 また、遺跡のある場所は桶川宿と北本宿のちょうど中間に当たり、宿場から離れた街道筋にも建物や畑などが点在していた様子を見ることができます。 と、説明されています。
 
発掘現場は旧中山道二ツ家交差点角で、圏央道の工事区にあり、6月18日の見学会には近隣住民等、多くの方々が熱心に見学をされていた。

  財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団H.P   駐車場:有り(無料)

 
畝跡(うねあと):畑の跡(作物は根菜類)     堀立柱建物跡

 
土壙(どこう)             溝跡(みぞあと)

  
大黒様が出土した第16号溝跡      カエルが出土した第81号土壙

 
福助人形が出土した第10号溝跡(突き当たりワゴン車の前)

 
一部の土壙から出土した古銭(寛永通宝) 溝跡、土壙から出土した陶磁器や瓦破片等

ツ家下遺跡の発掘現場 地図
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上尾丸山公園 花菖蒲田(埼玉・上尾市)

2011年06月12日 | Weblog

色鮮やかな花菖蒲がその美しさを競っています。

 
 上尾丸山公園の花菖蒲田は、色とりどりの花菖蒲が見頃を迎えています。花々は、まだ若々しく撮影やスケッチ等には絶好です。
 また、花菖蒲田の隣接する遊歩道脇には紫陽花も花を付けつつあります。
 この公園は、このブログでも何回か紹介していますが、面積約14.88ヘクタール、「水と緑の調和」をテーマに昭和53年に開園した総合公園です。
 小動物コーナー、児童遊具等の整った児童遊園地、バーベキュー場、自然学習館、上尾天文台、大池などが訪れる人々を楽しませてくれます。

  上尾丸山公園H.P(上尾市公式H.P)   駐車場:有り(無料)

色とりどりに咲く花菖蒲
 


 

 

 

紫陽花も咲き始めています
 

上尾丸山公園 地図(「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)

 

 

 


新橋に鎮座するも、日比谷神社(東京・東新橋)

2011年06月05日 | Weblog

遷座したばかりでピカピカの社殿

 日比谷神社(ひびやじんじゃ)は、東京都港区東新橋にある神社である。
 土地柄のせいもあってか、狭い境内で樹木も少なく、第一京浜に面し、隣はJRのガードで新幹線、山手線等が絶え間なく走り、神様も落ち着かないのではないかと思われる。
 ウィキペディアによれば、
 豊受大神(稲荷神)・祓戸四柱大神(瀬織津比売大神・速開都比売大神・気吹戸主大神・速佐須良比売大神)を祀る。旧称 日比谷稲荷明神。氏子地域には汐留も含まれる。
 創建年代は不詳である。元は現在の日比谷公園内の大塚山に鎮座していた。慶長年間、江戸城の拡張に当たり、氏子とともに芝口(現在の東新橋)に移され、明治時代、鉄道(東海道線)の敷設に当たり新橋4丁目に遷座した。その境内地全域が計画道路の予定地にかかっていたことから、2009年(平成21年)7月31日に東新橋2丁目の国道1号(第一京浜)沿いに遷座した。
 別名を「鯖稲荷」という。かつては近くまで海がせまっており、鯖などの魚がよく獲れた。虫歯に苦しむ人は鯖を断って当社に祈願すると霊験があるとされ、成就すると鯖を奉納する習わしであった。
 新
橋には前回ご案内した「烏森神社」があり、大祭は日比谷神社と交互に隔年で行われる。
  日比谷神社公式ホームページ

 
隣はJRのガードで新幹線、山手線等が絶え間なく走る  ピカピカの社殿

 
霊験があるとされ「鯖稲荷」   国道1号(第一京浜)沿いに建立

  
小振りながら見事な狛犬が「鯖稲荷」を守護する

日比谷神社 地図
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