そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

鷲宮ふれあいコスモスロード(埼玉・久喜市)

2010年10月31日 | Weblog
秋空にピンクのコスモスが映える


 “鷲宮ふれあいコスモスロード”! 若干盛りが過ぎているが、それでも散策やウオーキング等歩行者の目を楽しませてくれる。
 これは、葛西用水路沿いの両岸、川口樋前橋から玉屋橋までとその周辺の畑を含めた水路沿いの遊歩道6キロメートル(両岸合わせて約12キロメートル)の沿道に、地域の住民の皆様が中心となってコスモスを栽培して下さり、毎年多くの市民や観光客を楽しませている。
 今年は11月初め頃迄可憐なコスモスが楽しめる。

  駐車場:有り 無料 久喜市鷲宮支所(旧鷲宮町役場)の駐車場利用

 この“鷲宮ふれあいコスモスロード”をデジブックにしてみましたので、ご高覧頂ければ幸いです。

デジブック 『鷲宮コスモスロード』


鷲宮ふれあいコスモスロード付近(久喜市鷲宮支所) 地図
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鷲宮神社(埼玉・久喜市)

2010年10月24日 | Weblog
鷲宮神社 大鳥居 この鳥居から長い参道が続く

 ウィキペディアによれば、
 鷲宮神社(わしのみやじんじゃ)とは、埼玉県久喜市鷲宮1丁目に所在する神社である。一説には関東最古の大社とされる。また、お酉様の本社とされる。天穂日命とその子の武夷鳥命、および大己貴命を祭神とする。
 歴史をみると、社伝によれば、神代の昔、天穂日命が東国を経営するために武蔵国に到着し天穂日命のお供の出雲族27人の部族と地元の部族が当地の鎮守として大己貴命を祀ったのに始まると伝える。その後、日本武尊の東国平定の際、別宮を建てて天穂日命と御子神の武夷鳥命を祀ったという。ただし、これらのことは『延喜式神名帳』や『国史』に記載がない。
 また別名を土師の宮(はにしのみや)とも言われ、一説には崇神天皇の時代に河内国から東国へ移住した土師氏が下総国浅草から利根川を上って当地に移住した際に先祖を祀ったのが起源ではないかと言われている。
 そして、「はにしのみや」がいつしか訛って、現在の「わしのみや」になったとされる。
 中世以降には本社周辺の地域が将軍領となり、総社として扱われたことから関東の総社・関東鎮護の神社として東国の武家の崇敬を受けた。建長3年(1251年)、北条時頼が当社に奉幣祈願したことが『東鑑』にあるほか藤原秀郷・新田義貞・古河公方・関東管領の歴代上杉氏などが幣帛の奉納、神領の寄進、社殿の造営などを行っている。
 天正19年(1591年)、徳川家康が社領400石を寄進し歴代の将軍も朱印状を発行して社領を安堵した(朱印地)。江戸時代初期より明治時代初期まで、神社所領は大内氏が治めた(所領約1000石)。
 江戸時代初期、徳川家光の日光東照宮参拝の際、利根川渡河の警備に参加した大内氏は家光が利根川に落水した際これを助けた。この功により本来ならば領地を加増されるところであったが、関ヶ原から間もない時期でその余裕もなかったためかその代わりに江戸城内での1万石の格式を与えられた。そのため江戸城への登城時は大名が通される部屋に通され、また大内氏の用人は江戸城内では「家老」待遇となったと伝えられる。 と、記されている。
 なお、最近では、本神社をモデルとする神社が登場する漫画及びアニメ「らき☆すた」が話題を呼び、町おこしにもなっている。

  鷲宮神社ご由緒(クリックします拡大します)   鷲宮神社の公式H.P    駐車場:有(無料)

 
参道から本堂を望む  参道左手にある「光天之池」(画像をクリックすると案内があります)

 
見事な阿吽の狛犬

 
参道の突き当たりは趣のある、本殿(二社 画像をクリック)および拝殿が鎮座する

 
神楽殿関東神楽の源流といわれている「土師一流催馬楽神楽」も舞われる神楽殿

 
境内の絵馬(最近では「らき☆すた」関連の絵馬も多い。画像をクリック) 千貫神輿(画像をクリック)

鷲宮神社 地図 (「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)

吹上の秋桜(埼玉・鴻巣市)

2010年10月17日 | Weblog
可憐かつ色鮮やかに咲く秋桜

 毎年のように紹介している吹上の秋桜、今年は色鮮やかに咲き競っていた。
 かっては荒川土手沿いに延々と群生し、風情豊かで最近迄「コスモス街道」と呼ばれていたが、近年、護岸整備や近辺の環境整備でコスモスアリーナふきあげ周辺に集約されしまった。
 しながら荒川河川敷約4.3ヘクタールの広大な敷地にコスモスが咲き広がり、規模的にも他の追従を許さないほど見事なコスモス畑となっている。
 鴻巣市のホームページによれば、10月23日(土)24日(日)の二日間、“コスモスフェスティバル”を開催され、特設ステージでの様々なイベントや模擬店、地元農作物の直売、フリーマーケットなども行われとのことである。

  
鴻巣市 の公式ホームページ    駐車場:有り(無料)

 
今が見頃、優しく秋風に揺らめいていた

 
吹上のコスモス畑は、この黄色種も多く咲いている

 
荒川河川敷一面に咲く、コスモスは今が見頃!

 
ご存知水道橋    ワンちゃんも色とりどりのコスモスに満足だワン

吹上コスモス畑 地図
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権現堂堤の曼珠沙華(埼玉・幸手市)

2010年10月10日 | Weblog
残花の舞(見頃を過ぎた曼珠沙華のなか、舞うがごとく咲く一輪の花)
 
 6月に掲載した“権現堂堤の紫陽花”に続き同堤の曼珠沙華を見に行ったが、残念ながら盛りが過ぎていた。
 幸手市観光協会の案内によれば、
 「9月~10月にかけ、権現堂堤が曼珠沙華のじゅうたんで赤く染まります。
桜だけではなく四季折々の花をと思い、平成12年より、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)を植栽しました。
 曼珠沙華は、秋のお彼岸の時期に咲く事から彼岸花とも呼ばれています。どちらかと言うと彼岸花と言う呼び名の方がなじみがあるかもしれません。
 秋の訪れとともに土手一面に咲く曼珠沙華。市民ボランティアが大切に育て現在では約75万本にまで増えました。緑の中に赤く咲く曼珠沙華は、まさに癒しの空間です。
 桜やあじさいに続く、権現堂堤の四季の移り変わりを堪能してください。」と、記されている。
 権現堂堤の曼珠沙華は既に盛りを過ぎてしまい、ごく一部を除いては見る影もないが盛りの頃は見事なものであろう。

  幸手市観光協会 の公式ホームページ
  駐車場:有り(無料)

 
権現堂堤上の遊歩道の両側に植栽された曼珠沙華

 
盛りが過ぎているが、まだまだこれから咲く曼珠沙華もある

 
斜面全面に咲く曼珠沙華、盛りの頃はさぞかし見事であっただろう

権現堂堤 地図
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尾花の寺 道光寺(埼玉・長瀞町)

2010年10月03日 | Weblog
道光寺 本 堂
 
 ススキの穂が秋風に揺れている長瀞七草寺の一つ、尾花の寺 道光寺、本尊は釈迦如来。作者は、運慶の作と伝えられている。
 尾花は一般には、ススキやカヤと呼ばれて野原ではよく見かけるが、この道光寺本堂にある尾花はそれより立派で、丈は1m~2mにもなり、穂も大きく立派。開花は7~10月頃迄

  長瀞町観光協会 花ごよみ(七草寺)の公式ホームページ
  駐車場:有り(無料)

 
本堂左右の尾花  静かに手を合せる、旅女一人

 
背の丈以上ある尾花が立派(左手に見えるのは鐘楼)

 
道光寺本堂 全景     山門右手に並ぶ六地蔵

道光寺 地図
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