はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

白毫寺を訪ねて 1

2017-06-10 20:21:51 | 寺社めぐり
奈良の白毫寺(びゃくごうじ)を訪れました。白毫寺は、東大寺や興福寺からは少し離れたところにあるので、訪れる人も少なく静かなお寺です。(バスの車窓から見た東大寺は、修学旅行生や遠足の小学生などで、あふれている感じでした。)

奈良教育大学前のバス停から、20分ほど歩くと白毫寺です。白毫寺行きのバスもあるのですが、本数が少ないのです。


山門へは雰囲気のよい石段を登っていきます。


今回は、XF35mmF1.4Rだけのレンズ1本勝負です。そんな大層なものではありませんが。


石段を登っているだけで、いいお寺の予感がします。


多分、花の頃はたくさんの人が来るのでしょうが、この時期は閑散としていました。


石段を登りきったところで後ろを振り返ると、見事な景色が広がっていました。


白毫寺は「関西花の寺」としても知られています。4月の五色椿は有名です。紫陽花が咲いていました。(ピントがずれました。)


受付で教えてもらったように、笹百合が咲いていました。


境内はそんなに広くなく、こじんまりとしています。


石仏も優しいお顔をなさっています。


これは鎌倉時代の不動明王石仏です。さすが長い年月を風雨にさらされてきたのでしょう。


7日から梅雨入りしたのですが、今日は晴れました。


萩が咲いていました。これは夏萩=宮城野萩というのだそうです。植物には自信がないので、受付で教えてもらいました。


蓮の花も間も無く開花でしょうか。


白毫寺という名前もいいですね。もう少し歩いてみましょう。

<つづきます>

※訪問日 6月9日