どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

チョクリにちょくられ…

2011-08-23 08:14:38 | 釣りのこと
「明日空いてる?」と巨匠から電話が入る。


風のうわさで戸田丸さんに行くとは聞いていたが、


「船長がオイラも誘ってやれって言うんや~」ととってもありがたいお誘いの電話だった。♪


用事が無いと言えば無いし、あると言えばある…、そんな休日の予定だったので、


有難くお誘いに乗っかる事にさせてもらった。


そうと決まれば仕事どころではない。(爆)


お客さんにゃあ悪いが、ちょちょいのちょいと仕事を終わらせて、すぐに酒屋へ…。


せっかく誘ってくれた船長に「簡単なお土産を…」と純粋な気持ち。ピュアマイハートってやつ。


決して、口の悪い船長に取り入ろうとか、ビビっているからというのではない!


でも、ほんとに口は悪いし、うるさいし…。


一回や二回の乗船ではこの船長の良さはわからんやろな~~。


船長自身が超のつく釣り好きで、しかも上手だから、下手な事をやっていると見てられなくなり、


それでも舵は離せず、つい「何やっとんのや~」ってなるみたい。


で、また、ここの船の釣りはどちらかと言うと「難しい釣り」が多く、


初心者がちょいと来てパパッと釣れるような釣りではない。


マニアックな、「勝手に釣れた」が無い釣りなのだ。


なので、釣りの最中は真剣に、集中してやらないと、まず結果は望めない。


特に今回の釣りは、時合いも短く、複雑な釣りに類する「チョクリ」という釣り。


難しいからこそ、一匹釣れた時の感動も大きく、まず二つのステップをクリアしないと釣りにならない。


まず一つ目は「餌の確保」


確保と言ってもイケスに置いておく訳ではなく、


イワシやアジの群れに、太い仕掛けのサビキを落とし、


サビキにかかったアジやイワシをそのまま底付近まで「落とし込んで」それを餌にする。


二つ目のステップは本命がいるかどうか…。


たいていの場合、エサが良く釣れる時は「怯えていない」ので本命のアタリは薄い。


逆に、本命が多く、やる気がある時は、餌のイワシやアジは「怯えて」サビキにかからず、エサが釣れない。


この相反する条件が、1日のうちに何回か合致する時があり、「その時」を上手く捕まえた者に女神がほほ笑む。



本命とされる魚は、餌に食いつく魚ならなんでも…。シイラとかは嫌だけど…。


メジロ、ブリ、カンパチ、ヒラメ…、マダイもこの釣りで釣れる奴はでかい。


運よく針掛かりしても、他の人とオマツリする可能性も高く、取り込みもかなり難しい…。


とにかく、1匹釣るまでに越えなきゃいけない高いハードルがいくつもある。


去年の今頃、初めてのチョクリはほかの常連さんとオマツリしてバラシ。


結局、朝のワンチャンスを生かせず、ボーズ。


誘ってくれた阪神さんはカンパチ4本位釣った。


今回はあの悪夢を振り払う良いチャンス!


何が何でも釣ってやるという意気込みで鼻息も荒く、酒屋のおっさんもびっくりしていた。(爆)


あらら、えらい前置きが長くなってしもた。


続きはまたにしましょかね。  てか、仕事せんと怒られますぅ~。