国道沿いに、すぐに見落としてしまいそうな店構えで、
いかにもやる気のなさそうな雰囲気を醸し出しているこの店…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/64/7693ab4956bc8360df628ecbc7a2a065.jpg)
店の名前も何にも書いていない。
お世辞にもきれいとは言えない入口を開けると、人のよさそうなおっさんが一人…。
小上がりに案内され、座ろうとすると、何故か座布団が2枚ずつ…。
4人の座敷に8枚の座布団…。
「どういう意味なんやろ?」
不思議に思いながら席につくと、テーブルはねっちょり…。
目の前の炭火のコンロも、
「私もうすぐ定年ですねん、てか、1回目の定年を終え、2年契約の嘱託ですねん」てな感じでくたびれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/10/e3a7fa1b0c7a8e84bca6056bcd0340fd.jpg)
ちょっと傾いてるし…。
店内を見回しても、メニューらしきものは一切ない。
焼肉屋であることは知っていたので、マスターに聞いてみた。
「ここはどんなシステムですのん?」
「ああ、ウチはこれだけですわ」と指さす方向には「特選和牛」と書いたポスターが。
つづけて「ウチはお任せコースしかありませんねん」
他には?と聞くと「あとあるのはキムチぐらいですわ」と言いながらタレをもってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/58/609af07922ee557175e53c0631c5b1a3.jpg)
同時におしぼりを渡され、お飲み物は?と。
キリンビールを頼み、おしぼりでせっせとテーブルを拭く…。
拭いても拭いてもテーブルはネチョネチョはとれなかった。
ビールとキムチが運ばれ、まずは乾杯。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/db/88e669f2051e4085386d3fbc4ada6da8.jpg)
クイックイッとビールを半分ほど飲んだところでいよいよお肉が登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/f6/fc89b9ce8d573029508348935bf5fceb.jpg)
ビックリしたのはそのボリューム!
分厚く切られたヘレのかたまりがドド~~ンと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/d6/048bd1b225254edd33a6d77c6e9f5cb0.jpg)
何やら怪しげなタレがかかっているものの、その中身は見事なサシの入った旨そうなお肉。
思わず財布に中身が心配になった…。
こんな汚い店でたいしたことないだろうと、金額も何も聞いていなかったのだが、この肉を見てちょっとビビった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/d2/2d41a5ac2dba06a3e23f61d795eb29fa.jpg)
いきなり聞くのも「ビビったなこいつ」と思われそうだったので、ぐっとこらえまずは焼いてもらう…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ed/2b2c9393eaeb06135add9817ab2265a4.jpg)
焼くのもマスターがしてくれるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/6d/70e2e6779d122c16962c4dea6134ded3.jpg)
驚いたことに、フォーク2本で裂くように捌いてゆく…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/b9/10802c1155ec72f73cf963dbfc0e80f7.jpg)
「半生くらいが美味しいですよ」と言われ、まずは塩で…。
んまい!
タレで…、
んまい!
と二枚食べたところで、「ところでマスター、これってなんぼなん?」といかにもさりげなく聞いてみた。
「ああ、これですわ」と人差し指を立てるマスター。
「もちろん一人やんなぁ」とオイラ。
「ガハガハハ、あたり前でんがな、その代わり飲み物も全部ぶっこみですわ、そこらの焼酎どれでも作りまっせ」と棚を指さす。
そこには、そこそこの芋焼酎がズラリ。
「佐藤」や「伊佐美」なんかもあったが、写真は撮り忘れ…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/2b/cdd7de99315d295811b066d7b57d8526.jpg)
「じゃあ、サッパリしたやつを水割りで…」と頼み、チビリチビリ。
嫁さんはもうかなり満腹に近いらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/05/1daee8db0de5ea97ad9726450f44d3db.jpg)
三枚目でギブアップ宣言しかけたが、持ち帰るよりも食べる方を選んだ夫婦…。
ロースなら無理だっただろうが、ヘレなのでなんとか完食。
その間におかわりの焼酎を五杯ほど…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/ed/3b49a77c8f79d79cf4efb6eef5361f6c.jpg)
二人で約1kgのヘレで満腹になり、ビールと焼酎6杯で2万円。
贅沢である事に違いはないが、決して高いとは思わなかった。
ただし、時により値段が違う事があるようなので要注意です。
てか、予約制の店なので必ず事前に電話の必要あり!らしいです。
今回オイラ達はマスターの勘違いでたまたま食べれたらしいのでラッキー?でした。
満腹で店を出ると、北方角とは反対側にきれいになった看板が…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/de/984bddb7bcffc03d81a01c30d251da0b.jpg)
ヘレ専門店て書いてある…。 ちゃんと見とかんかいな…。
いかにもやる気のなさそうな雰囲気を醸し出しているこの店…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/64/7693ab4956bc8360df628ecbc7a2a065.jpg)
店の名前も何にも書いていない。
お世辞にもきれいとは言えない入口を開けると、人のよさそうなおっさんが一人…。
小上がりに案内され、座ろうとすると、何故か座布団が2枚ずつ…。
4人の座敷に8枚の座布団…。
「どういう意味なんやろ?」
不思議に思いながら席につくと、テーブルはねっちょり…。
目の前の炭火のコンロも、
「私もうすぐ定年ですねん、てか、1回目の定年を終え、2年契約の嘱託ですねん」てな感じでくたびれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/10/e3a7fa1b0c7a8e84bca6056bcd0340fd.jpg)
ちょっと傾いてるし…。
店内を見回しても、メニューらしきものは一切ない。
焼肉屋であることは知っていたので、マスターに聞いてみた。
「ここはどんなシステムですのん?」
「ああ、ウチはこれだけですわ」と指さす方向には「特選和牛」と書いたポスターが。
つづけて「ウチはお任せコースしかありませんねん」
他には?と聞くと「あとあるのはキムチぐらいですわ」と言いながらタレをもってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/58/609af07922ee557175e53c0631c5b1a3.jpg)
同時におしぼりを渡され、お飲み物は?と。
キリンビールを頼み、おしぼりでせっせとテーブルを拭く…。
拭いても拭いてもテーブルはネチョネチョはとれなかった。
ビールとキムチが運ばれ、まずは乾杯。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/db/88e669f2051e4085386d3fbc4ada6da8.jpg)
クイックイッとビールを半分ほど飲んだところでいよいよお肉が登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/f6/fc89b9ce8d573029508348935bf5fceb.jpg)
ビックリしたのはそのボリューム!
分厚く切られたヘレのかたまりがドド~~ンと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/d6/048bd1b225254edd33a6d77c6e9f5cb0.jpg)
何やら怪しげなタレがかかっているものの、その中身は見事なサシの入った旨そうなお肉。
思わず財布に中身が心配になった…。
こんな汚い店でたいしたことないだろうと、金額も何も聞いていなかったのだが、この肉を見てちょっとビビった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/d2/2d41a5ac2dba06a3e23f61d795eb29fa.jpg)
いきなり聞くのも「ビビったなこいつ」と思われそうだったので、ぐっとこらえまずは焼いてもらう…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ed/2b2c9393eaeb06135add9817ab2265a4.jpg)
焼くのもマスターがしてくれるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/6d/70e2e6779d122c16962c4dea6134ded3.jpg)
驚いたことに、フォーク2本で裂くように捌いてゆく…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/b9/10802c1155ec72f73cf963dbfc0e80f7.jpg)
「半生くらいが美味しいですよ」と言われ、まずは塩で…。
んまい!
タレで…、
んまい!
と二枚食べたところで、「ところでマスター、これってなんぼなん?」といかにもさりげなく聞いてみた。
「ああ、これですわ」と人差し指を立てるマスター。
「もちろん一人やんなぁ」とオイラ。
「ガハガハハ、あたり前でんがな、その代わり飲み物も全部ぶっこみですわ、そこらの焼酎どれでも作りまっせ」と棚を指さす。
そこには、そこそこの芋焼酎がズラリ。
「佐藤」や「伊佐美」なんかもあったが、写真は撮り忘れ…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/2b/cdd7de99315d295811b066d7b57d8526.jpg)
「じゃあ、サッパリしたやつを水割りで…」と頼み、チビリチビリ。
嫁さんはもうかなり満腹に近いらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/05/1daee8db0de5ea97ad9726450f44d3db.jpg)
三枚目でギブアップ宣言しかけたが、持ち帰るよりも食べる方を選んだ夫婦…。
ロースなら無理だっただろうが、ヘレなのでなんとか完食。
その間におかわりの焼酎を五杯ほど…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/ed/3b49a77c8f79d79cf4efb6eef5361f6c.jpg)
二人で約1kgのヘレで満腹になり、ビールと焼酎6杯で2万円。
贅沢である事に違いはないが、決して高いとは思わなかった。
ただし、時により値段が違う事があるようなので要注意です。
てか、予約制の店なので必ず事前に電話の必要あり!らしいです。
今回オイラ達はマスターの勘違いでたまたま食べれたらしいのでラッキー?でした。
満腹で店を出ると、北方角とは反対側にきれいになった看板が…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/de/984bddb7bcffc03d81a01c30d251da0b.jpg)
ヘレ専門店て書いてある…。 ちゃんと見とかんかいな…。