気の利いたかばんを探しに京都へ…。
季節外れの夕立で、あわやずぶ濡れになるところだったが、
コンビニの傘で急場をしのいだ。
雨のおかげで木々の緑が一層鮮やかになったようだ。
知恩院ではナントカ法要が盛大に行われ、各地から門徒さんが集まっていた。
巨大な山門
山門から町並みを眺める
浄土宗の総本山と言う事で、関連の施設もたくさんあったが、
それより驚いたのは敷地の広さ…。
それと、建物の巨大さ…。
ちょっと通り抜けする予定だったが、10分以上かかってしまった。
肝心のかばんは、気に入ったのが無く、次回に持ち越しになり、後はブラブラとお散歩。
祇園でお昼ご飯を食べようとブラ~リ、ブラ~リ。
何かいい店が無いかと路地を覗いてみたが、
店はあるものの、何屋かもわからん店構えに入る勇気が無かった…。
これが「イチゲンサンオコトワリ」といわれるこの界隈の風習なのか、
わざわざ張り紙しなくても「イチゲンサン」が入れない様になっていた。
たまたま通りがかったうどん屋さん、確か以前、何かで紹介されてた気がする。
実はここ、隠れた有名店で「知る人ぞ知るうどん屋」らしい。
懐石ランチを期待していた嫁さんをなんとか説得し、お昼はうどんで済ませる事になった。
嫁さんは「鴨なんば」、オイラは「ネギうどん」を注文。
また写真をとる前に食べてしまった…。
上品なうどんはダシの香りが心地よく、付け合わせの「しょうが」でサッパリと美味しかった。
軽くおなかも膨れ、落ち着いたので、また街をブラブラ。
京都らしい小物屋さんを覗いたり、
嫁さんのお買い物にお付き合い…。
ぶらぶらたどり着いたお寺に入ってみたり…。
なんとこのお寺、
あの「風神・雷神」で有名なお寺だった。
残念ながら本物は展示されておらず、レプリカだったが充分。
ふすまの龍雲図も迫力。
圧巻は法堂の天井に描かれた「双竜図」
庭を眺めながら座禅を組めば何かを悟れるかも…
ゆったりとした時間を過ごした後は、第2の目的地「錦市場」へ。
「京都の台所」がどんなとこなのか?
一度は行ってみたいと思っていた「近くて遠い場所」にいよいよ潜入…。
予想通り、やや細い道は多くの人で賑わっている。
見たところ、ほとんどの人が観光客のようだ。
軒を連ねるお店先には、
「おばんざい」や、
「京漬物」がずらり。
もちろん桶のまま売られていたりする。
ナマズやすっぽん、
モロコにゴリ、サワガニなんて珍しい食材も並ぶ。
鯉の煮付けや、アユなどの煮焚き物が多く並ぶ。
鮮魚はあんまり充実していなかった…。
てか、1件あった魚屋は日曜日で休み。
お目当ての京野菜は「無謀に高く」とても買う気にはならなかった。
近所のスーパーでも「京野菜」のコーナーがあるのでそこで充分安く買える。
結局、湯葉を少し買っただけでお買い物は終了…。
京都の台所は「敷居が高かった」ようだ。(笑)
4月も終わりだというのに、まだ肌寒い感じの京都。
GWにはたくさんの人でにぎわうんだろう…。
鴨川べりにはそろそろ「床」の準備が始まっていた…。