昨日の朝も、息子は調子が悪くて、学校へ行く時間の20分程前からぐずぐず言い始め、家を出る7時35分になっても、なかなか出発できそうな状況ではありませんでした。
「あかんねん・・・。」
と、泣きそうな顔で私に訴えます。
胸が苦しくなるのか、それとも気分を落ち着かせようとしているのか、「は~、は~」と、苦しそうに息をして、何度もハグしにくるのです。
「お薬飲んでいく?」と、聞くと、頷くので、リスパダールを服用させました。
「だんだん気持ちが落ち着いてくるから、だいじょうぶだよ。」
と、言い聞かせたものの、まだまだ不安そうです。
指の拘縮予防の訓練で使うグッズをにぎにぎすると、息子はストレス軽減になるみたいなので、それを持たせて登校させました。
7時55分。20分オーバーです。
担任の先生に、調子が悪くて薬を飲ませていること、ストレス解消グッズを持たせて登校させたことを連絡しました。
そして・・・。
学校から帰って来た息子は、すこぶるご機嫌でした。
帰ってくるなり、まずハグをしにくるのですが、学校での様子を聞いたところ問題がなかったようです。
「朝、あんなに調子が悪かったのにね。」と、私が言うと、
「朝最悪、学校普通、帰ってからは最高~!」と、息子は言いました。
連休前の金曜日なので、その日に宿題を済ませなくてもいいことになっているせいかもしれませんが、おやつを食べたり、ゲームをしたり、楽しそうに過ごしていました。
学校の先生からの報告でも、学校に着くころには気持ちが切り替わっていたのか、授業の始まる前から友達と楽しそうに話をしていたそうです。
眠そうにしたりとか薬の副作用もなく、学校へ来る前に調子が悪かったことが信じられないくらい、一日を通して元気に過ごしていたようです。
「学校に来た方が帰ってからも楽しく過ごせるので、朝が大変でも、背中を押して送り出してあげてください。」とのことでした。
学校で、本人も無理と気付かずに無理をしているから、朝、調子が悪いのではないか・・・とも、心配していたのですが、学校へ行けたことで息子の気持ちも安定するようです。
息子に劣らず、朝が憂鬱になっている私ですが、負けずに頑張って送り出そうと思います。