やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

公園遊び

2016年01月10日 | 日記(息子・小4)

ここ最近、息子は、近所の友達と一緒に公園に遊びに行くようになりました。

 

家族と一緒に公園に行くことはよくあったのですが、友達同士でというのは、本当に最近のことです。

家から自転車で15分程のところにある公園で、学校区内なので、他にも同じ学校の子ども達がたくさん遊びに来ています。

いつもボールを持って出かけ、そこに集まった子ども達と一緒にサッカーをしているようです。

 

そして、いつも途中で一人だけ、しょんぼりしながら、時には泣きながら帰ってくるのです。

 

先日も、家に入ってくるなり、泣いて、叫んで、

「もう、2度と遊ぶもんか~っ!」

と、憤っていました。 

「バカにしやがって~っ!!」と。

 

「どうしたん?」と、聞くと、

「あのな、PKで外したらな、◇◇が『どんまい』って、バカにするねん!」と。。。

 

 「『どんまい』って言われたの? 失敗とかした時に、『気にすんな!』ってこととちがうん???」

「違~う! そういう時もあるけど、違う『どんまい』やねん!!

学校でな、おにご(鬼ごっこ)してて捕まった子が、◇◇に『どんまい』って 言われてすっごく怒ってた。

だから、絶対、バカにしてる言葉やねん!」

 

息子の怒りは、なかなかおさまりません。

 

「同じ言葉でも、言い方によっては、いい意味になったり悪い意味になったりするからねぇ。。。」

「そうやねん! それに、『どんまい』って言う前にな、『よっしゃ~!』って言うんやで。

こっちが失敗してるのに、ひどくない?

「『よっしゃ~!』って言うたん? ◇◇君と対決してたんやろ? 〇〇が外したら、『よっしゃ~!』って思うやん。

だって、日本代表が試合してて、相手がPK外したら、〇〇は、『よっしゃ~!』って思えへん?」

 

私がそう聞くと、息子は、ちょっと考えて、

「それは、思うけど・・・」と、言いました。

「『よっしゃ~!』って思った後に、相手に対しては、『どんまい』っていうの、もしかしたら、◇◇君のサッカークラブでは、よく言う言い方なんかもしれへんで。」

 

「でも・・・、でもな、前にPK対決した時も、こっちが勝ちそうになったら、

『〇〇が勝ったら、えらいことや!』って、言うんやで。

それって、失礼ちゃう?」

「〇〇は、サッカー始めたばっかりやもん。絶対に負けたくないって思ってるんと違う?

それって、『ライバル』ってことでもあるで。

〇〇も、ガンバ(息子が応援しているセレッソのライバルチーム)には、勝ってほしくないって言ってるやん。

練習して、〇〇がうまくなって、勝つしかないやん!」

「その時は、勝ったからいいねんけど・・・」

 

この頃には、やっと息子も落ち着いてきました。

 

息子に対する多少のからかいは、もしかするとあるのかもしれません。

先日も、遊びのサッカーゲームの中で、息子が相手を押してしまい、レッドカードで退場となったそうです。

その試合と次の試合に息子が出れないのは仕方がないとしても、その後の試合もずっと「出場停止」と言われて、自分だけゲームに入れてもらえなかったと泣いていました

遊びの試合なのに、ちょっとやり過ぎだなと私も思いました。

 

それに、シングルタスク、シングルフォーカスの息子にとって、多人数での遊びは、思った以上に難しいことなのかもしれません。

気付かないうちに、友達の反感を買っていることもありそうです。

 

「嫌やったら、遊びに行かんでもいいんやで」と、私が言うと、

「もう絶対行かへんもん! 誘いに来ても、無視する!!」と、言います。

「無視せんでも、普通に『今日は、行かへん』って言ったらいいねん。

『行かへん』って言葉も、怒ってきつく言ったら相手に嫌な思いをさせるけど、普通に言ったらそうじゃないから。

わざわざ嫌われるようなことせんでいいやん!」

 

でも、息子は、誘いに来られると一緒に遊びたくて、

「やっぱり、行ってくるわ~!」と言いながら、毎回、飛んで出て行ってしまうのです。

 

「『嫌やな』って思ったら、無理して遊ばんと帰ってきたらいいんやで。」と、言いつつも、

「〇〇が途中で怒って帰ってばっかりしたら、そのうち『〇〇は誘わんとこ』ってなるかもしれないよ。」

とも、言ってしまう私。

 

息子も友達も、みんなが楽しく遊べますように。。。

 


相談室では・・・

2016年01月07日 | ソーシャルスキルトレーニングとその他支援

息子がプレイセラピーを受けている間、私は別室で発達相談を受けていました。

前回の相談からの1か月間の息子の様子、また息子への対応などを、先生と一緒に振り返ります。

 

終業式の日に、息子の言い間違いを指摘した子を、息子が大泣きしながら殴ってしまった事件を話しました。

 

「〇〇君はみんなと一緒に・・・っていう思いが強い子やから、2学期もよく頑張ってたんだと思います。

もう、いっぱいいっぱいやったんやろうね。

明日から冬休みという最後の最後に爆発してしまって、本人もショックやったろうね。」

と、先生は言われました。 

それから、息子の様子、学校での様子、私の対応などを少しずつ話を広げながら、詳しく聞いてくださいました。

 

その日、息子は、帰ってくるなり、私にぎゅーっと抱きついてきました。

「どうしたん?」と聞いても、息子は何も言いませんでした。

息子が、ボールを蹴りに公園に出かけているときに、担任の先生から電話がかかってきました。

学校での対応。

私が息子に話したこと。

一つ一つ振り返っていきます。

 

私は、息子に、

・嫌なことがあっても、言葉で言って、暴力を使わないこと

・間違ってもいいこと、間違いを教えてもらった方が、正しいことが分かって得すること

・カーッとなってしまったら、深呼吸して5秒数を数えること

・子どもの頃は、私もよくけんかをしたけど、いつの間にか仲直りしてたこと

などを話したことを伝えました。

 

「その前に、〇〇君はどう思っているのかな?」と、先生は聞かれました。

「間違いを訂正される前に、他の子に『だっせー』と言われたので、その子と一緒になって自分をからかっていると思ったそうです。」

「たたいてしまったことについては?」

「『手を出したらあかんって分かってるけど、出ちゃった』と、言ってました」

 

「〇〇君は、『手を出したらあかん』ってことは分かっているけど、中には、『向こうが嫌なことをしたから、やり返して当然や』って、思う子もいます。

また、何が悪かったのかも分からないまま、事態終息のために謝らざるを得ない子もいます。

まず、しっかり話を聞いてあげて、〇〇君の気持ちをすっきりさせてあげ、その上で、何がいけなかったのか正しく教えてあげることが大事だと思います」

と、先生は言われました。

 

『間違いを訂正した』事実はそうであるけれども、見えない部分の本当のところは分かりません。

でも、間違いを正されて、暴力を振るったとなると、100%〇〇君が悪くなってしまいます。

以前、〇〇君は友達と一緒に遊んでいるつもりでも、通級の先生が見かけて、『それは、からかいで卑怯なことである』と、その友達に注意されたことがあるように、そういうことはよくあります。

また、10歳はギャングエイジと呼ばれる難しい年齢で、一人一人はいい子でも、集団になるとやんちゃがエスカレートして、ずる賢く、悪くなってしまうことがあります。

〇〇君に、からかいかどうか見抜く力がまだなく、逆にどんなことが友達を怒らせてしまうかも分かりにくいので、やはり、学校の先生方に注意して見ていただくということが必要だと思います。」

とも言われました。

 

「担任の先生も注意して見てくださってはいるのですが、クラスでは困った様子がないらしく・・・、ただ、休み時間に、息子が敵役で、大勢の子が息子にかかっていって、息子一人が応戦するという遊びをしていて、息子に困った様子はなかったけれども、『そういう遊びはおかしい』と、注意してくださったことはあるみたいです」

と、私が言うと、

「多分、〇〇君も「いじめ」や「からかい」とは思っていないけれども、『あれ? なんか嫌だな』と感じるようなことが積み重なってきて、今回のことが起きたように思います。

先生方も、表面上に見えないことを見ることは、『こんなこともあり得る』と想像する力というか感性みたいなものが必要で、本当に難しいことだと思います。

でも、どんな友達とどういう遊び方をしているかなど、学校のことはお母さんが見ることは出来ないので、『ちょっと気になるのですが・・・』と、先生にお願いしていいと思います。

声をかけるだけでも、見方は変わってきますよ。」と。

 

さらに、「カーッとなってしまったら、深呼吸して5秒数を数えること」は、とても大事だけれども、カーッとなる前に気持ちをコントロール出来るよう、自分のイライラした気持ちをビーカーの中の水に例えて意識することも教えていこうと言われました。

 

多分、最初は理解できないだろうから、息子がゲームでうまくいかずにカーッとなった時などに、

「〇〇のイライラは、今、このぐらい?」と、絵に描いて見せてあげたり、

「嫌な気持ちどれぐらいやった?」と、話の中で聞いてあげたりすることから始めようということでした。

 

そして、イライラや嫌な気持ちがいっぱいになりそうになったら、

「もうすぐいっぱいやな、気を付けよう」と、その場を離れたり、誰かに話を聞いてもらったり、好きなことをしたり考えたりして、気持ちを落ち着かせることを身に付けていこうという話でした。

 

これは、大人になってからも役に立つもので、私達親にも勧めていることだそうです。

 

こうして、相談室で話を聞いてもらう中で、私にも見えてくるものがあります。

息子は、起きたことを言葉で表現することが苦手なので、あまり詳しく話をしてくれないのですが、それでも、息子の言葉をくみ取り、一緒に色々なことを考えていこうと思いました。

 

自分の気持ちを伝え、何がうまくいかなかったのか考え、どうしたらよかったのかを考える・・・

全てに答があるわけではないけど、息子が私に話をしてくれる間は、親子で振り返る経験を重ねていきたいと思います。

 


プレイセラピー復活

2016年01月06日 | ソーシャルスキルトレーニングとその他支援

昨日は、息子と一緒に子育て総合センターに行ってきました。

 

月に一度、私が発達相談を受けている間、息子はプレイセラピーを受けることになっていたのですが、昨年の7月に担当の先生が退職されてから、後任の方が見つからず、私の相談のみになっていました。

やっと後任の先生が見つかり、年初めから息子のプレイセラピーが復活することになりました。

 

新しい先生は、若くて優しそうな方で、息子にとっては「お兄ちゃん」という感じの先生でした。

帰り道、先生と何をしていたのか聞くと、ずっと話をしていたそうです。

以前の先生とは、ボールを蹴って汗びっしょりになって遊んでいたこともあり、息子は少し物足りなさそう。

初対面だったせいもあるのかもしれません。

 

「サッカーのこと知ってる先生?」と、私が聞くと、

「こっちに聞くばっかりで、自分のこと話せへんから、分からん」と。

「『ボール蹴りたい』って言ったらいいんちゃう?」と言っても、

「そういう感じじゃない。話聞くタイプみたい」なのだと。

「何の話してたん?」と聞くと、

「父ちゃんがウイイレ(サッカーゲーム)ばっかりしてる話とか・・・」

 

話ばかり・・・それはそれで良かったようです。

主人がよくサッカーゲームをしているのを、もしかすると、息子はストレスに感じていたのかもしれません。

自分は「休みの日は1日2時間」と決められているのに、父親は夜中遅くまでゲームをしてるのは何で!?って。。。

 

初対面の先生とそんな話が出来たなんて、すごいなぁと思いました。

親や教師以外の立場で、自分の話をじっくり聞いてくれる大人の存在って、ありがたいことだと思います。

回を重ねるごとに信頼関係を築きつつ、これから増えていくであろう私には入り込めない話題について聞いていただけたらと思います。

 

子育て総合センターの帰りは、お決まりの「ロッテリア」に寄りました。

プレイセラピーの日は、息子にねだられ、特別に「ロッテリア」で食事をします。

この日は、ちょうどお昼時でいいのですが、学校が始まってからは、5時頃に随分早い夕食となることもあります。

 

息子のお目当ては、大好物の「ポテト」

粉をふりかけて味をつけるポテトと普通のポテト、毎回2種類のポテトを食べています。

ハンバーガーはあまり好きじゃないみたいで、いつもボリュームの少ないお子様用のチーズバーガーを注文します。

 

プレイセラピーとともに、どうやら月に一度の「ロッテリア」も復活するみたいですね。

 


新年早々、検査です

2016年01月04日 | 主人の心房細動

新年早々、今日は、主人の病院の日でした。

今月21日予定の手術に向けて、造影剤を用いてのCT検査がありました。

 

今日は全くの検査のみで、主治医の診察はなかったそうで、家族に対する手術の説明がいつ行われるのか、また、手術の予定時間なども、今のところまだ分かりません。

息子が学校に行っている間に手術が終わりそうにないので、始まり時間がとても気になります。

 

「心房細動によるアブレーション治療に関して」という、5枚綴じのA4の書類をもらっているのですが、治療の完了までは短くて5時間、カテーテルの操作が困難な場合は7~8時間…と書かれています。

治療後も4~7時間の安静が必要で、起き上がったり、立て膝をすることも出来ないようです。

 

こんな時、体が2つあったらいいのになぁ…と、本気で思ってしまいます。

私が付き添っている間、息子は一人で留守番できるでしょうか。

ばあばが元気だったら息子と一緒に留守番してもらえるのですが、リウマチで要介護状態なので、とても無理だと思います。

それに、息子は、2年位前までは、父親と一緒に留守番することも出来ませんでした。

分離不安が強いのか、私が出かける時には必ず付いてきたがるので、父の介護と重なった小さい頃は本当に大変でした。

 

ご近所さんに声かけして、困った時には助けてもらえるよう、お願いしようとは思っています。

また、弟にも、何かあった時には、息子のもとへ駆けつけてくれるようお願いしました。

弟と息子はあまり話をしたことはありませんが、いざという時には、甥っ子を助けてくれるでしょう。

 

家族で協力して、一つ一つ山を乗り越えていこうと思います。 


初夢・・・?

2016年01月02日 | 日記

さぁ、2016年だ!

今年も良い年にするぞ~!!

 

そう思って目覚めたはずなのに、元旦から頭が痛い・・・

嘘でしょ!と思いながら、体をゆっくり起こしてみると、やっぱりいつもの片頭痛。

頭の右側だけが脈打つようにズキンズキンと痛みます。

 

片頭痛自体は珍しいことではありません。

頚椎のヘルニアからきてるのか、貧血からきてるのか、多分その両方が原因なのでしょうが、月に数回の頻度で悩まされてきました。

ただ、元旦からというのは、今年もまた頭痛に悩まされ続けるのか…という思いがあって、やはりショックです。

 

こんな頭痛に負けるものかと、お雑煮を作り、おせちを並べ、ささやかな新年のお祝いの準備をしました。

主人や息子が起きてきて、テレビを観始めたので、仏前に備えるお雑煮やおせちをお盆にのせ、

「仏壇にお供えして」と、主人の前に置きました。

 

そして、みんなのお雑煮をよそって持っていくと、なんと、主人がお供え用のお雑煮を食べているじゃありませんか!?

「何食べてん!? 仏壇にお供えしてって言ったのに!!」

 

「え~、言ったか? 聞こえへんかった・・・」と、主人。

テレビに夢中で聞こえなかったとしても、小さいお椀やお皿に少しだけ盛ってあるの、自分が食べるのには不自然でしょう!

・・・と言いたいのを我慢して、

「もう、それはお供え出来へんから・・・」と言って下げ、おせちだけ別のお盆にのせ、お供えしてもらいました。

 

去年までは私がお供えしていたのですが、私がまだ準備しているうちから食べようとするので、

「元旦の朝だけは、みんな揃ってお屠蘇で祝ってから食べよう」

と言ったのに、それさえ忘れてしまっているようです。

 

私の頭痛は、ますますズキズキ。

痛み止めを飲んで少し頭痛がましになってから、ばあば(主人のお母さん)のところに挨拶に行くと、近くの回転寿司にお寿司を食べに行くことになりました。

 

その席で、息子、3DS(ポータブルゲーム)のサッカーゲームで点を入れられたらしく、これまたいつものようにグチグチと言いだしました。

悪い状況のまま無理やりゲームを終わらせると、気分の切り替えが難しい子なので

「切りのいいところでやめような!」と、様子を見ていたのに、

「ええかげんにせえよ!」と、主人が怒鳴ってしまい、ますます悪い状況に。

息子、泣きながら、手あたり次第お寿司の皿を取り出して、半分パニック状態になってしまいました。

 

お寿司は決まったネタしか食べられない子だったので、

「食べたことないのに、挑戦するんやな!」

「食べれるようになったらすごいで~」

などと、プラスの言葉かけをしながらなんとか息子を落ち着かせ、この日は、食べ終わると早々に家に帰ってきました。

 

家に着くなり、私は限界。布団に入って眠ることにしました。

 

夢の中で、どこか川の近くの山荘に、私はいました。

いるはずのない兄が現れて、でも、その兄はすぐに遠くに行かないといけない状況で、一晩だけそばに座っていてくれて、何を喋るわけじゃないけど、背中越しに兄のぬくもりを感じるだけで私は安心して、いつの間にか眠ってしまいました。

気が付いた時は、本当に目が覚めた時でした。

 

これが初夢になるのでしょうか?

目が覚めると私は泣いていて、私には弟はいるけど兄はいないので、不思議な夢でした。

 

今年も、山あり谷ありの一年となるのでしょうか。

広汎性発達障害を持つ息子と、同じ特性を持っているらしい主人、体中あちこちガタが来ている私に、実家のひきこもりの弟を加え、今年もこの4人で頑張ります。

 

ブログもゆっくり更新になりそうですが、どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。