やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

お留守番

2016年01月22日 | 主人の心房細動

昨日、21日、主人はカテーテルアブレーションという手術を受けました。

 

ストレッチャーに乗せられ、主人が病室を出たのが12時20分。

帰ってきたのは、夕方6時10分頃でした。

30分位止血してから戻ってくると聞いていたので、手術時間にすると5時間ぐらいでしょうか。

通常、4時間ぐらいで病室に戻ってくると聞いていたので、少し時間がかかったようです。

 

手術に対しては、ちょうど1週間前に知人の妹さんが同じ手術をされ、3時間程で問題なく手術が成功し、明くる日にはとても元気になられたと聞いていたので、それほど不安はありませんでした。

むしろ、時間が過ぎるたびに、留守番している息子のことが気になって仕方がありませんでした。

 

「学校から帰ってきて家に入ったら、ママの携帯に電話してね。

電話には出れないかもしれないけど、家から電話があったら、〇〇が帰って来たと思って安心するから!」

息子にそう言い聞かせて、「お留守番、よろしくお願いします」と書いた書き置きにも、色んな注意事項と一緒に書いてきたのに、息子から電話がありません。

こちらからも何度か電話をかけてみたのですが、出てくれません。

 

電話のこと忘れて、遊びに行ってしまったのかな?

ちゃんと家に入れたんならいいんやけど。。。

 

2年前、息子が2年生の時に、主人が蓄膿の手術をすることになり、やはり学校から帰ってくる時間に間に合わないことがありました。

鍵を開ける練習をし、連絡袋に鍵を入れて、「ここに入ってるから、失くさないようにね」と、念押ししたのに、息子は鍵を失くしてしまいました。

家に入れず泣きながら歩いていた息子を、近くの方が見つけて私に連絡をくれ、病院まで連れてきてくださったことがありました。

 

あれから2年。息子も成長し、練習も重ねてきました。

鍵にキーチェーンを付け、最初はランドセルのポケットのファスナーに付けました。

息子が帰ってくる時間帯に買い物などに行くようにして、自分で鍵を開けて家に入る練習をしました。

 

ある日、私の帰りが遅かったとき、息子は外へ遊びに行ってしまいました。

「◇◇と、△△公園で5時まで遊んでくる」と、ちゃんと書き置きをして、鍵もしっかりかけて出かけていました。

でも、一つだけ残念なことが! 

鍵の入ったランドセルは、家の外に放ったままでした!!

 

「ランドセル重いから、置いていってん!」と、いう息子に、

「鍵だけ外して持って行ったら良かったのに・・・。」

と、言いつつも、付けたり外したりしてまた失くすと大変なので、ファスナー付きのジャンパーのポケットに付けて、

「このポケットは、鍵を開ける時しか開けない」ということにしました。

 

そうやって、練習を積み重ねてきたから大丈夫なはず。

だけど、いつもと違う何かが起きたら・・・と思うと、祈るような気持ちで息子からの電話を待ち続けていました。

 

5時40分。やっと、息子から電話がありました。

やはり、帰ってきてすぐに遊びに行ってしまったようです。

電話のことは忘れていて、書き置きもこの時に見たようです。

 

6時頃、ご近所の先輩ママさんが息子の様子を見にいってくださり、

「しっかり留守番しています」と、メールをくださいました。

 

6時10分、ストレッチャーに乗った主人が戻ってきました。

全身麻酔ではないので、意識もしっかりしていて、

「お疲れさん!」と、私が言うと、

「手術はうまいこと終わった」と、言っていました。

 

「痛い?」と、聞くと、頷いていました。

しばらく体は動かせないし、立膝もダメなようです。

その日は絶食ですが、水分はとっていいようなので、主人にリンゴジュースを飲ませてあげました。

 

先生が手術の説明をするため、私の携帯に呼び出しの電話をかけたらしいのですが、私の携帯にはかかってきていません。

「次の手術に入られているので、説明は、2時間以上後からになります」と、言われ、

「子どもが一人で留守番しているので、問題なく手術が終わったようですし、後日にしていただけますか」

と、お願いして帰ってきました。

 

7時10分。我が家に到着。

車の音を聞いて、息子が玄関まで迎えに来てくれました。

 

「寒~い!!」

部屋に入った私が、思わず一言。

エアコンをつけずにいたようです。

「エアコンつけてねって、書いてあったやろ?」と、言うと、

「ばあばが電話で、『こたつつけたら大丈夫やで!』って言ってたから!」と???

 

こたつに入ってたらあったかいけど、ボールを蹴ってぐるぐる回ってたら意味ないやん!

・・・とは思ったけど、そんなことは、もうどうでもいいことです。

 

「お留守番、本当にありがとう! 父ちゃんの手術、無事終わって良かったね~!!」