家庭訪問のため、ここ1週間、息子の小学校では給食を食べるとすぐに帰宅です。
これ幸いと、友達と遊んでばかりの息子でしたが、それも昨日でおしまい。
今日から6時間授業に戻ります。
水曜日は、友達と家でゲームをして遊ぶ日になっているのですが、昨日は、初めて家に来る友達2人を含め、3人が遊びに来てくれました。
全員、同じクラスなのだそうです。
私は、小一時間ほど出かける用事があったので、お菓子とジュースをテーブルに置いて、
「仲良くね~!」と、一言言ってから家を出ました。
さて、約一時間が経って私が家に戻ってきたとき、なぜか息子は玄関の外にいました。
「ゲームの罰ゲームでな、5回死んだら、おせんべいにわさびとかからしとか塗って食べることにしてん。いい~?」
「えっ?! いい~?って、あんたがいいんやったらいいけど・・・」
「いいんやっ! ほんまに~!?」
と、びっくりしたように息子が言うけど、私には、息子が外にいることの方が不思議でした。
家の中に入ると、お菓子の屑が散らかり放題、カーペットの所々がびっしょり濡れていて、それを一生懸命拭き取ったのか、これまたびしょ濡れタオルが放ったらかしになっていました。
うわ~~っ・・・!?
と、思ったけど、子ども達はみんなでワイワイ、「からしがどうだ~」とか言いながら、楽しそうにしてます。
誰か一人、今からからしを塗ったおせんべいを食べるようで、
「危険やから、台所で食べた方がいいで!」と、息子が言って、4人は流し台に集まっていました。
「おっ、なかなかいける・・・」と、言って、食べ続ける友達を
「ほんまに~?」と、心配そうに見ている息子。
「あ~っ、きた・・・!!」
「鼻から水出てるで~!」
「鼻にツンとくる~っ!!」
「水いる? 水飲みや!」
どうやら罰ゲームは無事に終了したようなので、みんなにアイスを配ってあげました。
友達が帰った後、息子がばあばと電話で話をしている内容を聞いて、「罰ゲーム」の真相?を知りました。
その話から総合して考えると、まず、ゲームで5回失敗した息子が、わさびを塗ったおせんべいを食べることになり、食べたものの辛くてお水で飲みこもうとしたけど、やっぱり無理で吐き出したとのこと。
そこで、今度はからしを塗って挑戦したけど、やっぱり辛くて、友達がお水を持ってきてくれたけど、そのお水にはわさびが入っていたらしく、お水も吐き出したらしいです。
ようするに、カーペットのびしょ濡れは、息子がまき散らしたものだったようですね。
次に、友達2人が罰ゲームをする番だったけど、
「ママが帰って来たみたいやから、わさびやからしを使って罰ゲームしていることを言ってきて!」
と、その友達に言われたらしく、息子は外へ。
実は、息子を外に出す作戦で、息子がいない間に2人はからし塗りせんべいを食べたことにして、息子が戻って来たときには、辛すぎてのたうち回る演技をしていたようなのです。
ちょうど、そのタイミングで私が帰って来たものだから、友達もびっくりしたようですが・・・。
最後の一人は、正々堂々、台所でからし塗りせんべいを全部食べ切ったようです。
こうした罰ゲームのリアクションは、彼のように、顔をしかめるとか、涙や鼻水が出るとか、慌てて水を飲むとか、せいぜいそうしたものなのでしょう。
けれど、息子の場合は、部屋に水を吐き散らすようなものすごいことになってしまいました。
罰ゲームを言い出した友達も、その惨状に驚いたことでしょうね。
これが、よそ様のお家でなくて良かったです。
もし、友達の家に遊びに行くようになっても、こういう罰ゲームは絶対にしないように言い聞かせて送り出そうと思いました。
普段は私が家にいるので、友達と遊んでいてもそうそう羽目を外すことはありません。
せいぜい、ゲームで熱くなって言い争いをするくらいです。
親がいない状況で、10歳の男の子が4人も集まれば、楽しいことをしたくなるのでしょう。
息子の話を聞いていると、騙されたりもしていて、私はちょっとだけ心配になってしまうのですが、息子は、まるで自分の冒険譚を話しているかのように、ばあばに熱く話をしていました。
こういう経験をして、少しずつ大人になっていくのでしょうね。
こういう経験て一生忘れませんよ!
いい経験ですよ~~。。
息子さんは何でも正直に真正面から頑張りますから
お友達も悪気は無くても、悪かったなって
思っていると思いますよ・・・
で、一番感じたのは
「お友達は息子さんをいじめているのではない」と言う事です。
仲間として、大切に思っていると言う事。
男の子は時にとんでもない事をやらかしてくれます。
一喜一憂している親を尻目に(汗)
我が家は息子が小学5~6年生の夏休みや春休みに15人位のお泊まり会を企画しまして、大盛況でした。
徹夜する子が2~3人居て、ひとり、またひとり、、と爆睡に落ちて行きましてね、はちゃめちゃでしたがルールは2つ。
「寝た子を起さない事」
「怪我する様な事は絶対にしない事」
私が出した条件はこの2つでした。
カレーを大鍋で2つ、お米20合炊いておきました。朝起きると空っぽ。
朝はお米20合炊いて、おにぎりの具と海苔と塩とラップを出して、自分達で作らせました。
おおいに、子ども達だけでやらせるのも
親としての役目かも知りませんね。
今でも息子がその時の話をしますよ(笑)
すごいっ!
泊まれるお家も、お母さんの度量の大きさも!!
友達との色々な経験、
小さなことに一喜一憂してしまいながらも、大切だなぁ・・・と思っています。
息子が友達と遊べるようになって、まだ日は浅いですが、
息子の世界がどんどん広がってきたように実感します。
良い友達に恵まれるよう・・・
一番の願いであり、息子にも、友達を大切にする人になってほしいです。