私は、週に1~2回、実家に帰って弟と過ごす時間を大切にしています。
この休みは、実家の住宅地のゴミ置き場の掃除と花壇の水やりの当番にあたっていたので、弟と一緒に任務を遂行し、その後、バーミヤンで食事をして、何軒かのお店で買い物をし、実家に戻ってからは、弟がインターネットで国税調査の回答を入力するのを横からあーだこーだと言ったりして過ごしていました。
弟は、15歳の頃から家にひきこもるようになってしまいました。
その原因は単純ではなく、ここで書き連ねることは出来ませんが、直接の原因と言えるのは、彼が中学3年生になってすぐ、生まれ育った大阪から和歌山に引越しし、転校することになったことでしょうか。
中学生の頃は嫌々ながらもなんとか学校に通い、卒業して進学するものの、高校に入って間も無く学校に通えなくなってしまいました。
その後、休学しながら3ヶ月程仕事をしてみたりと、様々な出来事はありましたが、20年以上に渡る長い長い時間を弟は実家で過ごし、父亡き後は一人で住んでいます。
私は、教育相談室、市役所、保険センター、ひきこもり親の会など、様々な機関で弟のことを相談し、実際、家に来てもらって弟に会っていただく段取りもついていたのですが、弟が拒絶し、実現しませんでした。
なんとか弟に社会復帰させてやりたい。幸せになってほしい!
私が頑張れば頑張るほど、弟を追い詰めてしまうのか、弟の機嫌が悪くなり、体の調子までおかしくなってしまうようでした。
私が実家に帰ってきても、全然部屋から出てこなかったり、会って話が出来ても、相談機関に行くことを勧めたり、体の調子が悪そうだからと病院に連れて行こうとするものなら、たちまち弟の機嫌が悪くなり、物を投げつけたり、壁を殴ったりして感情を爆発させることもありました。
どうすればいいのか分からず、悩みました。
たとえ働いていなくても、家にひきこもったままの暮らしでも、本当に弟が幸せならそれでいいのです。
でも、苦しんでいるのが分かっているから、何とかしてあげたいと思うのです。
弟は、私が息子のことで相談機関に通ったり、病院に連れていったりしていることを話すと、
「〇〇は普通や! なんで〇〇をわざわざ障害者にしようとするんや!?」
と、憤っていました。
「障害があってもなくても、事実、〇〇が困っていることがあるんやったら、親としてそれを理解したい。うまく生活出来るようにしてあげたいんや」
私は、息子のことをしょっちゅう弟に、「あんなことがあった」「こんなことがあった」と話しているので、弟も、「そんなことは、よくあることや」などと言って、自分のことを少しずつ話してくれるようになりました。
たくさんの辛く苦しい思いをしてきたようです。
私は、まったりお喋りしながら、自分の愚痴を言ったり、冗談を言いあったり、あるいは、一緒に家の掃除をしたり、庭の雑草を抜いたり・・・そんな何でもない時間を過ごすことが大切なのではないかと思うようになりました。
週に1回程度、5~6時間しかとれない時間なら、のんびり笑顔で過ごす方がいいと思ったのです。
ただ、弟に、
自分が大切な家族の一人であることを、特別ではなく当たり前のように感じてもらえるように・・・
何かあったら、姉ちゃんに相談しようと思ってくれるように・・・
何の解決にもならないかもしれないけれど、こんな形で過ごす弟との時間を大切にしていきたいと思っています。
いつも、ありがとうございますm(_ _)m
実は、どうしたらいいのか分からないだけかもしれません。
私に出来ることを探して色々やってきたけど、
それではうまくいかなくて・・・。
私目線ではなく、弟の気持ちを優先しようと思うようになりました。
弟がヘルプを必要とするとき、
いつでも力になれる自分でいたいです。
justybluさん、とても丁寧に時間を過ごしていらっしゃるのだなぁと感心します
正解を探すのではなく
丁寧に
大切に
関わることって大事ですね
弟さんもきっととても心地よい時間なんだと思います
なんだか、私も優しい気持ちになれました(*^_^*)
それでイイんですよね!
私が弟にどうこうさせようとしても無理でした。
ならば、私や息子の姿を通して、何か感じてもらえればいいなと思っています。
やきもきと心配と……
でも、実は、本人を心配する”自分”との折り合い・・・
本当にそうですよね。
いつか必ず・・・
心配を信じる気持ちに変えて、見守っていきたいと思います。
生活に困っていないから」と言った人がいました。
要するに、引きこもって居られる環境があるから、という意味だと思います。
家があり、食べるものがあり、世話をやいてくれる人がいる。。。
お姉さんであるjustybluさんが、
寄り添って(こころも)いてくれる事は
弟さんにとって、大きなこころの支えではないかなって思いました。
我が家の娘は中2の時に半年間引きこもりました。周りが騒いでいる時期は全然変わりませんでしたが、、、
「それでイイよ」と家族みんなが開き直って3カ月位経った時、復学しました。高校卒業まで皆勤賞でした。
やきもきと心配と……
でも、実は、本人を心配する”自分”との
折り合いをつける事が出来ず、「何とかしなければ」と焦っていた気がします。
でも、、、
「それでイイのだ」と思います。
だって、”家族”だもの・・・