やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

エチゾラム服用をやめる

2022年10月16日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

昨日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

カウンセリングの先生が変わってから、カウンセリングは息子のみになってしまいました。

1時間以上息子のカウンセリングに時間がかかっているので、息子が必要なら時間いっぱい使う方がいいと思っています。

 

診察では、

「調子はどうでしょうか?」

と聞かれ、息子は、長い沈黙の後、

「調子は悪いときが多いけど、不安の原因が分かってきたのでだいじょうぶな気がします。」

と、答えていました。

 

「お母さんから見てどうでしょう。」

 

「相変わらず、不安が強いです。

べったりという感じで私にくっついてきますし、人が怖くて外に出たくない、電車に乗れない、と言ってます。

教室にいるのもしんどくて、20分ぐらいで頭が真っ白になるみたいです。

それに、やはり、エチゾラムを飲むと調子が悪くなるから、飲みたくないと言ってます。」

 

「一度やめてみますか?」

と、先生が聞くと、息子が、

「はい。」

と、答えました。

 

「調子が悪いときに薬を飲まなくて、あの状態が続くかと思うと心配なんですけど・・・。」

と、私が言うと、

「ママは大変になるかもしれへんけど、調子が悪くなったら薬飲めっていうのはやっぱり違うと思う。

調子が悪くなる原因が分かってきたから、なんとかなると思う。」

と、息子。

 

「電車に乗ったり、人がいる所に行こうと思うと調子が悪くなるやん。

だいじょうぶなん?」

 

「それは分かれへんけど、薬飲んだって一時しのぎでしかないから・・・」

 

「一度やめてみて、どうなるかみてみましょう。

調子が悪くなるようでしたら、また考えましょう。」

 

息子と私のやり取りを遮るように先生が言いました。

 

「他の薬に変えることはできないんですか?」

と、私が聞くと、

「他の薬といっても、結局同じようなものなんです。

別の薬を出しても、本人が飲みたくなければ飲まないでしょうし・・・。

飲まなくてだいじょうぶなのか、飲んだ方がいいと思えるのか、やめてみないと分かりません。

依存性のある薬ですので飲まないに越したことはありませんが、それによってお母さんが疲弊するようなことになるなら、本人も飲んだ方がいいと思うかもしれません。

いずれにしろ、様子を見てみましょう。

私も、漢方でもっといい薬がないか調べてみます。」

と・・・。

 

飲まなくなるのはエチゾラム錠だけなので、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ補中益気湯エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてランドセン錠0.5mgを一日1錠」を処方され、次の診察は4週間後となりました。

 

息子の調子の悪いときに、エチゾラムを飲ませてなんとか乗り切ってきた感があるので、薬を飲まずに生活の質を保てるのか?という不安が私にはあります。

 

でも、薬を飲んで調子が良くなるのは、息子の言う通り一時しのぎというか、ほんの一時だけなんですよね。

 

息子の言葉からは、苦しい中でも「だいじょうぶ」と思える何か心の変化があったようにも感じました。

 

きっと良い兆しなのだと思います!

 

 



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